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7月1日、Twitterが1日に読み込めるツイートの数を一般ユーザーは600ツイートまで、有料のTwitter Blue加入ユーザーは6000までに制限しました。超過した場合、「API呼び出しの回数制限を超えました」と表示され、新しいツイートを取得できなくなると発表しました。
Twitterはその前から「API制限回数を超えました」という表示が出てタイムラインが更新できなくなっており、ユーザーが戸惑っている中での発表で混乱が起きてしまいました。
現在は一日に読み込めるツイート数が1000にまで戻り、混乱は収まったかのように見えます。しかし、こうしたトラブルがまた起きるかもしれないことを考えると別のSNSへ移行することも視野に入れておいたほうがいいでしょう。
そこで今回はTwitterの代わりになるかもしれない5つのSNSをご紹介します。
1.代わりになるSNS4選
Twitterの代わりに今から始めることが出来るおすすめのサービスやアプリを解説していきます。
現在、Twitterを運用していてどの機能をメインで使っているか、どういった運用方法をしているかによってお勧めの移住先が異なります(例:動画や音声などの投稿を中心とし、比較的インスタやTikTok受けが良さそう、反応なども細かい⇒インスタ、TikTokなど)。
ご紹介するのは以下の4つです。
- Mastodon(マストドン)
- Damus(ダムス)
- Tumblr(タンブラー)
- Bluesky(ブルースカイ)
◯ Mastodon(マストドン)
Twitterの代替SNSとして、現在最も有力な候補となるのが「Mastodon」です。
ユーザーのプロフィール作成から投稿、フォローしているユーザーの投稿がタイムラインに流れるなど、Twitterとよく似た仕様となっています。
Twitterのツイートにあたるものは「Toot(トゥート)」といい、1500文字まで投稿可能です。その他、リツイートにあたる「Boost(ブースト)」やハッシュタグ、タイムラインのカスタムやブロック機能など、主な機能はTwitterと類似しています。
Twitterとの最大の違いは、Twitterは運営元の企業が提供して管理している「中央集権型SNS」なのに対し、Mastodonはユーザーが誰でも自由にサーバーを開設することができ、開設者が管理者としてルールを定めて運営できる「分散型SNS」だということです。複数のサーバーが連携して成り立っており、ユーザーは各サーバーを横断してつながることが出来ます。
職業や趣味やライフスタイルなど、さまざまなテーマから好きなサーバーを選べます。
公式サイト|Mastodon
◯Damus(ダムス)
「Damus」は、Twitterの前CEOのジャック・ドーシー氏が2023年2月1日に発表した、分散型SNSです。
Android版のサービスでは、Amethyst(アメジスト)という名前になっています。ジャック・ドーシー氏が関わっているという事もあり注目度も高く、Twitter側からMastodonと共に警戒されている代替SNSです。
Twitterの機能に似たものも多いですが、大きな特徴としては
- 検閲・制限されない
- 登録時の個人情報が不要
- ビットコインの投げ銭ができる
の3つがあります。
従来のSNSとは違い所有権がユーザーにあるので、運営の介入がないので検閲や制限がなく、自分自身で管理できるというメリットがあります。
利用の際に個人情報を登録する必要もなく、個人情報流出のリスクが無くなります。
また、将来的にビットコインの投げ銭機能を実装する予定なので、Damusの投げ銭で収益を得るユーザーも出てくるでしょう。
公式サイト|Damus
◯Tumblr(タンブラー)
「Tumblr」はアメリカ合衆国でスタートしたブログサービスで、WordPressを運営しているAutomaticの傘下です。
Twitterのタイムラインにあたる「ダッシュボード」や、リツイートにあたる「リブログ」などがあります。リブログは、他の人が投稿したブログを自分のページで再投稿できる機能です。
Tumblrは、日本では2011年にサービスを開始していますが、Twitterと同じ様な機能を備えているにもかかわらず、日本では伸び悩んでいる傾向があります。この理由として、TumblrはHTML入力やURLの設定が可能なことなど、Twitterのユーザー層にとっては多機能すぎる点が多く、Twitterに比べ複雑で逆に使いづらくなってしまっているという印象の様です。
ですが世界規模でみると4億6,000万人のユーザーが現在利用しており、さらにTwitterの主な機能は備わっているので、これからTwitterの代替SNSになる可能性は十分にあります。
公式サイト|Tumblr
◯Bluesky(ブルースカイ)
「Bluesky」は、Twitterの共同創業者であるジャック・ドーシー氏らが発案した新しい分散型SNSです。
現在まだβ版のみ公開で、全面的にリリースはされていません。しかし現時点で公開されている情報だけでも、Twitterの代替SNSとしてとても注目されているSNSです。
Twitterの社内プロフェクトとして発足され、その後Twitterから独立した部門が開発しています。「Twitterを再構築し、本来あるべき姿に戻そう」という理念をもとに開発されています。
そのため、操作感などはTwitterに雰囲気が似ており、文字や写真の投稿や「いいね」や「リツイート」などTwitterで出来ることはほぼ出来る様です。
ジャック・ドーシー氏も太鼓判を押し支援しているため、とても注目されているSNSアプリです。
β版ダウンロード|App Store
2.METAがTwitterと似たSNS「Threads」を発表
ここまで4つ紹介してきました。5つ目はFacebookやInstagramを運営しているMeta社の新しいSNS、Threadです。TwitterがAPI制限で混乱している最中の7月3日に同6日にリリースすると発表されました。
概要説明では「Instagramのテキストベースの会話アプリ」と定義されており、「Threadsは、コミュニティが集い、関心のあるトピックから次に来るトレンドまで何でも話し合える場です。興味・関心のジャンルが何であれ、お気に入りのクリエイターや自分と同じ興味・関心を持つ人をフォローし直接つながることができます。あるいは、自分の熱心なファンを増やし、世界に向けて自分のアイデアや意見、クリエイティビティを発信することができます」とあります。
始め方はInstagramのアカウントを持っている人なら簡単です。アプリをAppStoreかGoogle Playからダウンロードをした後、Instagramのアカウントと紐づけすればすぐに始められます。レイアウトもTwitterとよく似ていますし、投稿方法も似ているためMeta社が提供しているTwitterと言われています。
Twitterによく似たデザインのThreadsですが、違う部分もあるようです。現時点で分かっている10の特徴をご紹介します。
- 投稿できる画像は最大10枚
- プロフィールにリンクを一つ、なんでも貼れる
- URL投稿ができる️
- 全角で最大500字投稿できる。タイムライン上でもそのまま表示される
- 検索機能で探せるのはアカウントのみ。投稿は探せない模様
- タイムラインにはオススメのみ。自分のフォロワーのみの表示はできない
- ハッシュタグは効かない、メンションは可能
- アカウントの切り替えができないので、ログアウトする必要あり
- (現時点では)パソコンからだと開けない
- リツイートではなく「再投稿」。「引用」で引用リツイート的なこともできる
3.「Thread」は1日足らずで登録者数3000万を突破
この「Thread」ですが、7月6日に提供開始でしたが、1日前倒しで世界100カ国にリリースされました。すると24時間足らずで登録者が3000万人を超えたとザッカーバーグCEOは明らかにしました。
イギリスメディア「デイリー・メール」によりますと、登録者が100万人に達するまでに要した時間は、ツイッターが2年だったのに対し、「Threads(スレッズ)」はわずか数時間でした。
イーロン・マスク氏の買収で混乱が続くツイッターから乗り換える人が増えるのではないかという見方が広がる一方で、「Threads」はタグ付けやキーワードでの検索ができないことなどからユーザーから早くも不満の声もあがっています。
しかしながらたった1日でこれだけの登録ユーザーを集めたThreadsの今後の動向に注目です。
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