【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

【PR】楽天市場

LINE公式アカウントのステップ配信とは、事前に設定した条件に一致したユーザーに対して、決められたタイミングでメッセージを自動配信できる機能です。

ステップ配信を活用しようとして「設定方法が分からない」、「どんな条件でメッセージを送り分ければ効果的なのだろう」と悩んではいませんか。

ステップ配信を使いこなすことでユーザー一人ひとりの興味に合う内容を配信し、反応率を向上させたり、ブロック率を下げたりすることができるようになります。

本記事では、ステップ配信を活用するメリットと利用方法を解説し、成功事例とステップ配信を効果的に行うコツも紹介します。LINE公式アカウントのステップ配信を効果的に活用し、新規顧客やリピートを獲得しましょう。

1.LINEのステップ配信とは、用意したメッセージを自動配信すること

ステップ配信とは、事前に設定しておいたシナリオにそって、決められたタイミングでメッセージを自動配信できる機能です。

ステップ配信を活用すれば、友だち登録後にあいさつメッセージを送り、数日後に自動で商品のお知らせやクーポン、フォローメッセージを配信するなど、顧客一人一人のタイミングに合わせてメッセージの自動配信が可能になります。

一斉配信では、同じタイミングで同じメッセージを送ることしかできませんでしたが、ステップ配信の活用で、手間をかけずに、顧客一人一人に合わせたタイミングで最適な情報提供が可能です。

参考:LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) ステップ配信マニュアル|LINE for Business

   シナリオ配信とは|Lステップマニュアル

2.LINE公式アカウントでステップ配信をする4つのメリット

LINE公式アカウントでステップ配信を活用するメリットとして、以下の4つが挙げられます。

  • メリット1. メールよりも到達率と開封率が高い
  • メリット2. 定期的なメッセージ配信を自動化できる
  • メリット3.全員に全ての情報を届けることができる
  • メリット4. LTV(Life Time Value: 顧客生涯価値)を最大化できる

ここでは、事例を含めながらステップ配信のメリットを解説します。

〇メリット1. メールよりも到達率と開封率が高い

LINEのメッセージは、メールマガジンよりも到達率と開封率が高いので、クリック率やWebサイトへの誘導率が高められます。

メールマガジンでは、迷惑メールに分類されてしまったり、開封されずに削除されてしまう可能性がありますが、LINEの到達率はほぼ100%です。

さらに、月間利用者数9,200万人(2022年3月末時点)のLINEは人々の生活に密着しており、利用される頻度が高いツールです。

そのため、メッセージに早い段階で気づいてもらえ、開封されやすいのが特長です。

また、LINE公式アカウントでのメッセージ配信は、テキストだけでなく画像やスタンプを用いたリッチメッセージが配信できます。

リッチメッセージを活用しながら、ステップ配信で商品やサービスに関する情報やクーポンを組み込めば、クリック率やWebサイトへの誘導率アップが期待できるでしょう。

参考:LINEステップメッセージ配信を活用する方法|LINEマーケティング活用ブログ

   LINE公式アカウントを使うべき5つのメリット|CSジャーナル

〇メリット2. 定期的なメッセージ配信を自動化できる

ステップ配信は、事前に設定したシナリオにそってメッセージを自動配信できるため、運用の負担を軽減しながら、定期的なメッセージ配信で顧客離れを防げます。

例えば、一斉配信をする場合は、一通ずつメッセージの配信設定を行わなければいけません。

しかし、ステップ配信を活用すれば、友だち登録や来店、商品購入などの顧客のアクションを起点として事前に設定したメッセージを決められたタイミングで自動配信できます。

さらに、ユーザーの属性ごとにセグメントを作成してステップ配信すれば、各ユーザーにとって効果的なメッセージを配信することも可能となります。

参考:LINE公式アカウントで実現するステップ配信とは?~アクションをトリガーにメッセージ配信を自動化しよう|Feedmatic Blog

〇メリット3.全員に全ての情報を届けることができる

ステップ配信は1人1人に最適な情報を意図したタイミングでメッセージを届けることができます。

通常の一斉配信の場合、ユーザーが友だち追加した日より前に配信したメッセージを見ることはできません。

しかし、ステップ配信であれば友だち追加の時期に関係なく、同じタイミングで同じ情報を受け取ることができます。

あとから追加されたユーザーに合わせて同じメッセージを再送する必要はないので、効率よくメッセージ配信をすることができます。

〇メリット4. LTVを最大化できる

LTV(Life Time Value: 顧客生涯価値)とは、顧客が取引を開始してから終了するまでの期間に、企業にもたらす収益の総額を算出するための指標です。

定期的にメッセージを配信すれば、リピート客の獲得につながりやすくなります。

例えば、商品購入した顧客にフォローメッセージを送れば、顧客の満足度を高めつつ、顧客との関係構築ができるようになります。

ステップ配信したメッセージが再来店や再購入のきっかけにもなり、リピーター獲得やLTV向上につながります。

参考:LINEステップメッセージ配信を活用する方法|LINEマーケティング活用ブログ

3.ステップ配信の設定方法

続いて、ステップ配信の設定方法もご紹介いたします。

まずは、LINE公式アカウントの管理画面(https://manager.line.biz/)にログインして、アカウントを選んで下さい。

3-1.ステップ配信をクリック

サイドバーから「ステップ配信」を選びます。

右上の「作成」をクリックすると、以下の設定画面に移ります。

上部が「基本設定」、下部が「メッセージ設定」の画面になっています。

3-2.基本設定

基本設定では、以下の内容を設定します。

・管理用のタイトル

ユーザーには表示されませんので、管理しやすいものを設定しましょう。

・タイムゾーン

デフォルトで「Tokyo」に設定されているので、基本的には操作の必要はございません。

・有効期間(どの期間に友だちになった人を対象にするのか)

開始日と終了日を設定可能です。有効期間後に開始条件に一致した友だちがいても、その友だちにはメッセージが配信されません。ステップ配信がすでに開始している友だちには、有効期間後でもメッセージが引き続き配信されます。

・配信数の上限

配信数の上限を設定可能です。「先着●名様」といったクーポン配信などの場合に活用可能です。

3-3.メッセージ設定

次に、メッセージ設定を見ていきましょう。こちらがメインとなる設定項目です。

続いて、メッセージ設定を行いましょう。

まずは「友だち追加」と書かれている部分をクリックします。

右側に設定画面が表示されます。

開始条件の種類は「友だち追加」と決まっています。変更はできません。

設定する項目は、以下の2つです。

・追加日

選択した日付以降に「友だち追加」された人が配信対象になります。

・追加経路

「すべての経路」か「特定の経路」を選択します。

特定の経路を選んだ場合は、表示される以下の選択肢から対象にしたい経路を選びます。

設定ができたら「保存」をクリックします。

3-4.ステップを追加:メッセージを配信

次に、「ステップを追加」をクリックします。そうすると以下の2種類が出てきます。

  • メッセージを配信
  • 条件分岐を追加

まずは「メッセージを配信」からご紹介します。

左側に、「1日後」と「メッセージ配信」というステップが追加されました。

「メッセージ配信」をクリックすると、右側にメッセージを編集という画面が表示されます。

ここで、配信したいコンテンツを設定していきます。

・メッセージラベル

管理用でメッセージの内容を識別する用途です。必要に応じて設定しましょう。

・配信時間帯

どの時間帯に配信するかを設定します。

※配信数が多く、時間帯内に配信が終わらない場合は、翌日の同じ時間帯に配信されます。

・コンテンツ

配信するメッセージを設定します。メッセージを設定すると、プレビューで確認も出来ます。

コンテンツは、テキスト以外にもスタンプや写真・リッチメッセージ、クーポンなどLINE内の機能を活用した配信も可能です。

1つのメッセージ設定の中に3つまでコンテンツを追加可能です。

追加したい際は、下の「追加」ボタンから追加可能です。

問題なければ「保存」をクリックします。

続いて、配信のスケジュールを設定します。

「1日後」と記載がある部分をクリックすると、右側に「待ち時間を編集」という画面が表示されます。

ここで、「友だち追加」をきっかけに、何日後にステップメッセージを配信するのかを設定します。

設定が完了したら「保存」をクリックします。

これで、”「友だち追加」を開始条件に、3日経過した後に、「イベント告知」のメッセージ配信が行われる”というステップ配信の設定ができました。

3-5.ステップを複数追加

ステップメッセージは複数設定できることも可能です。先程追加した「メッセージ配信」と「完了」の間にカーソルを持っていくと「+」マークが現れます。

これをクリックすると、「メッセージを配信」という選択肢が表示されるので、クリックします。

クリックすると、「1日後」と「メッセージ配信」の2つの項目が現れますので、

先程同様メッセージ送信のスケジュールと配信内容を設定していきます。

これで2つめのステップ配信が設定できました。

3つめ以降を設定した場合も、同じように追加可能です。

3-6.条件分岐を設定

続いて、「条件分岐」について解説します。

「条件分岐を追加」をクリックすると、以下のような画面になります。

「条件1」と「+」ボタンの2つが表示されます。

まずは「条件」から解説します。

「条件」をクリックすると、右側に「条件を編集」画面が表示されます。

条件分岐とは、ある条件で絞って、ステップ配信を分岐させることができる仕組みです。

・条件ラベル

管理用の条件の識別ラベル。ユーザーには表示されませんので、管理しやすいものを設定しましょう。

・条件

分岐させる条件の設定です。分岐させる条件は、LINE公式アカウントの絞り込み配信で用いることが出来る以下の「属性」で絞り込むことが出来ます。

・性別

・年齢

・OS

・エリア

例えば、女性の方に絞り込んで配信すると以下のようになります。

そうすると、①「条件に合致」(今回の場合は女性の方)と②「条件に合致しない」(今回の場合は男性・その他の方)の2つに条件が分岐しステップ配信が進んでいきます。

②「条件に合致しない」人の場合にも、「+」でステップ配信を追加したり、更に条件を追加することが出来ます。

<2022.2.9新機能追加>

開始条件と配信条件の分岐に「オーディエンス」が設定可能に!

「ステップ配信」に新機能が加わり、開始条件と配信条件の分岐に「オーディエンス」が追加できるようになりました。

「オーディエンス」は管理画面上の[データ管理]から作成可能で、指定した条件でユーザーグループを作成できる機能です。

これまではメッセージ配信や広告での利用が主でしたが、「ステップ配信」にも利用できるようになりました。

作成済みのオーディエンスから配信対象を設定でき、条件分岐はユーザー属性との組み合わせが可能です。

出典:https://www.linebiz.com/jp/news/20220214-02/

3-7.利用開始

設定ができたら、「利用開始」をクリックすると、ステップ配信が始まります。

4.ステップ配信の注意点

〇配信されたメッセージは課金対象

ステップ配信で配信されたメッセージは課金対象としてカウントされます。

〇メッセージ通数の上限を超過した場合

LINE公式アカウントには、プランに応じたメッセージ数の上限があります。もしも上限を超過した場合は、ステップ配信は「停止」します。

ステップ配信を再開したい場合は、プランを変更するか、メッセージ上限を引き上げ、ステップ配信の「再開」ボタンをクリックします。

〇友だちがアカウントをブロックした場合

友だちがブロックした場合は、配信は停止となります。友だちがブロックを解除した場合は、新規の友だち追加とみなされ、ステップ配信が初めから行われます。

〇途中でステップ配信を削除した場合

配信中のステップメッセージの内容を削除した場合は、その次に設定されているステップに移ります。

5.ステップ配信の事例3選

ステップ配信の利用事例をご紹介します。

5-1.飲食店でステップ配信を活用する例

飲食店では、再来店を促すために、クーポンを効果的に配信するのがおすすめです。

  1. 友だち追加時に、即時使える「友だち追加特典クーポン」を配信
  2. 1週間後に、「2回目の来店割引クーポン(期間限定)」を配信
  3. 1カ月後に、「割引クーポン」を配信

安定したリピート客になってもらえるまでの数回は、クーポンを配信した「来店のきっかけづくり」を行うと良いでしょう。

5-2.採用活動でステップ配信を活用する例

採用活動でLINE公式アカウントを運用する場合は、会社の魅力を届けるために、ステップ配信が活躍します。

  1. 会社説明会当日に友だち登録をしてもらい、会社説明会で利用した資料を送付
  2. 1日後に、採用ページのリンクと応募フォームを送信
  3. 1週間後に、先輩社員の働き方コラムと応募フォームを送信
  4. 2週間後に、募集職種と応募フォームを送信

読んでほしいコンテンツを順番におすすめしていくことで、接触回数が増え、会社に対する興味や関心を育むことが期待できます。

5-3.オンラインショップでステップ配信を活用する例

オンラインショップでは、健康食品や化粧品など継続購入の導線としても、ステップ配信を用いることができます。

  1. 購入直後に友だち追加を促し、購入のお礼と使い方のコラムを配信
  2. 1週間後に、お客様の口コミを紹介
  3. 2週間後に、商品コラムを配信
  4. 3週間後に、継続特典クーポンと商品購入リンクを送信

商品を使用する流れに沿って、ユーザーが知りたい情報を配信し、商品の使い切りそうなタイミングで継続特典クーポンを送付することにより、継続的に商品を購入する後押しを行えます。

6.LINE公式アカウントでステップ配信を効果的に行う3つのコツ

LINE公式アカウントでステップ配信を行うには、以下3つのコツがあります。

コツ1. 顧客の気持ちに寄り添ってシナリオを決める

コツ2. 伝えたいことは繰り返し配信する

コツ3. 開封されやすいタイミングを狙って配信する

それでは、それぞれのコツについて紹介していきます。

〇コツ1. 顧客の気持ちに寄り添ってシナリオを決める

ステップ配信は、顧客の気持ちに寄り添ってシナリオを決めましょう。

決められた期間までに顧客にアクションを起こしてもらうには、顧客の気持ちに寄り添ったコミュニケーションを取ることが大切です。

シナリオを決める際は、まず、

  • ステップ配信する対象は誰か
  • 起こして欲しい行動は何か
  • いつまでに行動を起こして欲しいか

など、ステップ配信をする「対象」「ゴール」「期限」を決めます。

そして、顧客に何を伝えたいか、顧客は何を知りたいかを整理しながら、顧客が知りたい情報を最適なタイミングで配信できるシナリオを作成しましょう。

顧客に伝えたいことだけを配信しないように注意しながら、シナリオを設定すると良いです。

参考:これだけは外せない!ステップメールでお客様の心を動かすコツとは?|ECzine

〇コツ2. 伝えたいことは繰り返し配信する

伝えたいことは繰り返し配信しましょう。

伝えたいこと1つに対してメッセージ1通では、伝えたいことが伝えきれないかもしれません。

期間限定のキャンペーンや特典、競合他社との違いなどの訴求ポイントは複数回配信すると良いです。

このとき、企業側だけでなく顧客の声も織り交ぜると、同じ内容でも異なった角度から情報を伝えられるので、効果的に情報を伝えられます。

参考:これだけは外せない!ステップメールでお客様の心を動かすコツとは?|ECzine

〇コツ3. 開封されやすいタイミングを狙って配信する

開封されやすいタイミングを狙って、配信時間を設定しましょう。

顧客がスマートフォンを利用している時間帯に配信すると、開封率が高まります。

例えば、9時の通勤時間帯、12時のお昼休み、18時の帰宅時間帯、21時の家でゆっくりとしている時間帯は一般的に開封率が高くおすすめです。

しかし、競合他社と同じ時間帯に配信すると、メッセージが埋もれてしまう可能性があります。

そのため、配信時間を少しずらしたり、開封率を確認しながら自社の顧客に読んでもらえる時間帯を見つけると良いでしょう。

参考:開封率が20%上がる!LINE公式アカウントの配信時間帯の考え方と配信のコツを解説!|Infidex

   【売上増】LINE@でもステップメールは利用可能!7つのできることや反応を高めるコツを紹介|ワンダフルワイフブログ

   メッセージ配信の効果を高める8つのポイント【LINE活用時チェックリスト】

7.まとめ

LINE公式アカウントのメッセージは、メールに比べて到達率と開封率が高いので、より多くの顧客に情報を届けられます。そのため、クリック率やWebサイトへの誘導率のアップが期待できるでしょう。

また、ステップ配信で定期的なメッセージを自動配信すれば、手間をかけずにメッセージを通して顧客との関係構築ができ、LTV(Life Time Value: 顧客生涯価値)の向上も図れます。

LINE公式アカウントでステップ配信をする方法は「LINE公式アカウントのステップ配信機能を利用する方法」「外部ツールと連携する方法」「Messaging APIでシステムを開発する方法」の3つがありますが、あまり費用をかけずに簡単に始めたい場合は、LINE公式アカウントのステップ配信機能を利用するか、外部ツールを導入するのが良いでしょう。

本記事で紹介したLINE公式アカウントでステップ配信を設定する方法や外部ツールを選ぶポイント、ステップ配信を効果的に行うコツを参考にしながら、ぜひステップ配信を導入してみてください。

【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

【PR】楽天市場