⇒【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?
2022年7月よりTwitterで提供が始まった「ブランドいいね」の機能をご存知でしょうか?
「ブランドいいね」とは、ユーザーがツイートの「いいね」ボタンをタップするとアニメーションが現れる新機能のことです。
「ブランドいいね」を設定することでTwitterユーザーからの商品・サービスへの注目度や高いエンゲージメントを獲得することに繋がるため、新たなマーケティング戦略として現在注目を集めているのです。
今回はそんな「ブランドいいね」を活用しSNSマーケティングを行った「ドラゴンクエストウォーク」と「味の素冷凍食品」の参考になるポイントやTwitterユーザーの反応をご紹介していきます。
1.「いいね」ボタンのアニメーションカスタマイズ機能 「ブランドいいね」の提供を開始
「ブランドいいね」は、Twitterの「いいね」ボタンを、アニメーションとしてカスタマイズできる新機能です。2019年に、一部の広告主に対してベータテスト版として提供されていました。
今回の提供開始により、日本、米国、英国、サウジアラビアのユーザーにアプローチしたい広告主は、「ブランドいいね」を利用できるようになります。
同機能は、利用者がTwitterを開いたときに、その日の最初の広告として最上部に表示される「タイムラインテイクオーバー」の追加機能として提供されます。広告主は「ブランドいいね」に使用するハッシュタグなどを選択でき、指定したハッシュタグが含まれるツイートに対してユーザーが「いいね」をタップすると、「ブランドいいね」のアニメーションが現れるしくみです。
アニメーションは、「タイムラインテイクオーバー」が実行されている指定の地域で24時間表示されます。
2.Twitterの新機能「ブランドいいね」活用事例2選と参考になるポイント
それでは、「ブランドいいね」を活用した「ドラゴンクエストウォーク」と「味の素冷凍食品」の事例を詳しくご紹介していきます。
2-1.ドラゴンクエストウォーク
スクウェア・エニックスとコロプラとの共同開発でリリースされたモバイルアプリ専用のPRGゲーム「ドラゴンクエストウォーク」は、2022年9月12日(月) 15:00に3周年を迎えました。
※ドラゴンクエストウォークキャンペーン公式サイト
ドラゴンクエストウォークでは、アプリのリリース3周年記念を盛り上げるため、ブランドいいねが設定されたハッシュタグ「#DQウォーク」がついた下記投稿をリツイートし、ドラゴンクエストウォーク公式Twitterアカウント(@DQWalk)をフォローすることで応募できるキャンペーンを行いました。
ブランドいいねが設定されたハッシュタグを用いると、いいねボタンのハートがドラゴンクエストウォークに登場するキャラクターであるスライムのアニメーションに変化します。
下記投稿のように「#DQウォーク」をつけて投稿を楽しむユーザーも多く、大きな反響を呼んでいることが分かります。
「#DQウォーク」を検索していくと、下記投稿のように新しい機能に驚くユーザーが多い傾向にありました。
下記投稿のように2つのハッシュタグを用いてどちらのアニメーションが出るのか実験的に投稿されている方もいました。まだ新しい機能なので、ブランドいいね自体に興味津々なユーザーも多いことが垣間見えます。
中には「#DQウォーク」がエンゲージメントを獲得しやすいことに気付き、自分の写真や見せたい写真・動画投稿に付けている方も多くいらっしゃいました。
まだ新しい機能であるということが大きく影響し、リツイートキャンペーンへの参加のためだけでなく、ハッシュタグを使っていいねのアニメーションを楽しむユーザーが多いことが分かりました。
公式ツイートをリツイートしてもらい、キャンペーンへの参加者を増やすことが一番の目的ではありますが、ブランドいいねを設定したハッシュタグで遊んでもらうだけでも、サービスの認知度向上に非常に効果的です。
ブランドいいねをきっかけにアプリに興味を持ち、アプリダウンロードというコンバージョンに繋げることに役立ちます。
2-2.味の素冷凍食品 ギョーザ
味の素冷凍食品株式会社は、主に冷凍食品・飲料・お酒などを取り扱う食品メーカーです。
そんな味の素冷凍食品株式会社の主力商品であるギョーザの新CM放送開始を記念して、ブランドいいねを活用したPRが行われました。
味の素冷凍食品株式会社のギョーザ新CMには、人気女優の広瀬すずさんと堀内敬子さんを起用されています。
下記のブランドいいね開始を告知する投稿でも、広瀬すずさんの写真を載せたインパクトのある内容で、ユーザーに対する訴求力を高めていました。
ブランドいいねを設定したハッシュタグ「#んーふーすぎるギョーザ」を用いてツイートすると、いいねボタンのハートがギョーザのアニメーションに変化します。
また、Twitter ユーザーからは以下のような反応がありました。
ブランドいいねをきっかけに、ギョーザを作りたい・作ろうと思っているという内容も多く見られました。
楽しむだけでなく商品購入にも繋げられる可能性があることが分かります。
下記投稿のようにいいねボタンがアニメーションに変化する様子を動画で載せるユーザーも多く、ブランドいいね機能を見たことがない他ユーザーが機能の仕組みを理解しやすくなっていました。
どんな機能なのか理解できることで、自分も試しにやってみたいという意欲・興味が湧きやすくなるため、エンゲージメントを獲得しやすくなるのです。
「#んーふーすぎるギョーザ」を活用していいね数を獲得しようと試みるユーザーもいらっしゃいました。
下記の投稿では「1000いいね超えたら餃子の曲つくります」というハッシュタグも追加されており、クリエイターが作品を拡散するための戦略としても活用されていることが明らかになりました。
他ユーザーとの相乗効果で、新たな可能性やコミュニケーションを生み出すことのできる「ブランドいいね」。
ブランドいいね機能を活用することで、企業、商品・サービスのイメージアップや親和性を高めることができるでしょう。
また、味の素冷凍食品株式会社の事例では、人気女優の広瀬すずさんとタイアップしていることから「#んーふーすぎるギョーザ」の注目度を最初から高めることができていたという点も成功ポイントといえます。
特に、ブランドいいねは24時間限定で設定できる機能のため、初動の拡散力は非常に重要となっています。
したがって、インフルエンサーを起用したPRと合わせて活用することで、より宣伝力のある投稿を行うことができるのです。
3.まとめ
今回はTwitter の機能「ブランドいいね」を活用した「ドラゴンクエストウォーク」と「味の素冷凍食品株式会社」の事例とTwitter ユーザーの反応、参考になるポイントをご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。
Twitter は、素早い情報拡散が得意で不特定多数のユーザーにリーチしやすいというメリットがある反面、タイムラインが流し読みされてしまいやすく、目立つ投稿作りを工夫しなければエンゲージメントを獲得しづらいという側面も持ち合わせています。
今回ご紹介した「ブランドいいね」は、ユーザーの目に留まりやすい投稿作りに役立てることができる便利な機能です。
Twitter で商品・サービスの認知度・売り上げアップをしたい企業のSNS担当者・マーケターの方、クリエイターの方はぜひこの記事を参考に、ブランドいいね機能を活用してみてはいかがでしょうか。
⇒【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?