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titleタグは、SEO対策において非常に重要度が高いタグです。SEOキーワードを含めながらユーザビリティも考慮する必要があり、設定するとなるとなかなか難しいものです。

そこで今回の記事では、タイトルタグの重要性や設定時のポイントについて解説していきます。タイトルタグの設定方法を知りたい時はぜひ参考にしてみてください。

1.titleタグとは?

titleタグはHTMLタグの1種です。ホームページのタイトルや題名をGoogleに認識させることで、検索エンジンのクローラーにページ内容を簡潔に伝える役割を担っています。

titleタグに記述した内容が検索結果に表示されるために、記述内容次第でサイトへの流入(集客)に直接影響するなど、アクセスアップにおける重要な役割を担っているタグです。

これは検索エンジンに対しても同様です。titleタグは、検索エンジンにページ内の情報を伝える役割を持つため、検索結果の順位を決めるための判断基準の一つとなります。

なお、HTMLの規格策定を行うWHATWG所属の1社であるMozillaのWebサイトによると、titleタグは以下のように定義されています。

《<title> は HTML の要素で、Browserのタイトルバーやページのタブに表示される文書の題名を定義します。テキストのみを含めることができます。要素内のタグはすべて無視されます。》

※引用元:MDN Web Docs

このように、SEO対策においてtitleタグの設定は特に重要な要素であり、設定次第で検索順位やサイトへの流入に大きく影響する部分と言えるのです。

2.titleタグはなぜ重要なのか?

続いてはtitleタグがSEOにおいて重要な理由を解説していきます。

2-1.titleタグはページの検索順位を大きく左右する

titleタグが重要である最も大きな理由は、titleタグ内の文章しだいでページの検索順位が変動しうることです。

詳しくは後述しますが、ページタイトル内に適切なキーワードが入っているか、各ページに固有のページタイトルが設定されているか、などはSEO設定全体の中でも最重要の部分になります。

実際、ページの内容は全く変えていないのにtitleタグとdescriptionタグを効果的なものに変更しただけで、順位が大きく上昇して検索上位(1ページ目となる10位以内)を獲得できた例をこれまで数多く見てきました。

「ホームページの検索順位で悩んでいるけど、今までtitleタグを気にしたことがなかった!」という人は今すぐにページタイトルの改善を検討してください。

2-2.検索結果でのクリック率が大きく変わる

先述のとおり、titleタグで設定された文章は検索結果に表示されます。

ここで重要なのは表示されるタイトルしだいで、検索ユーザーがそのページをクリックして、ホームページにアクセスする確率が劇的に変わることです。

※ちなみに、検索結果やネット広告がクリックされて訪問者がアクセスする確率をCTR(Click Through Rate)と呼びます。

Googleアナリティクスやサーチコンソールなどのアクセス解析サービスでCTRという言葉を見かけたら、クリック率のことだと単純に考えて結構です。

ページタイトルがクリック率に影響するとはどういうことなのか、具体的に説明していきます。

〇ページタイトルは、本のタイトルと同じで訴求力に影響する

みなさんがYahoo!やGoogleなどの検索エンジンを使う場面を考えてみてください。

検索したときに必ず1位のページからクリックしているでしょうか?

答えはNoでしょう。

もちろん、順位が上であるほどクリックする確率は高くなるでしょうが、「1位のページよりも、3位のページのほうが分かりやすそうだ」と考えて3位を先にクリックすることもよくあるはずです。

言われてみれば当たり前のことですが、検索ユーザーはクリックしてアクセスするまでそのページの内容を知ることはできません。

本屋や図書館で本を探しているときに、棚から本を取り出してページを実際に開いてみないと自分が望むような内容が掲載されているのか分からないのと同じです。

〇titleタグは本の背表紙に記されたタイトルのようなものです。

 分かりやすそうだったり役に立ちそうだったりと魅力的なタイトルの本ほど、手にとって読みたくなるはずです。

実際、本のタイトルの良し悪しは売上げに大きく関わると言われています。

〇「本当に検索ユーザーがクリックしたくなるタイトルか?」を意識する

titleタグも本のタイトルと同じです。

titleタグに設定された文章しだいで、検索ユーザーのクリック率は激変するのです。

たとえ検索順位の1位を獲得していても、検索ユーザーにクリックされて訪問されなければ何の意味もありません。

検索順位への影響だけでなく、「本当に検索ユーザーがクリックしたくなるタイトルか?」という視点もtitleタグの設定では不可欠です。

2-3.SNS経由のアクセス数や拡散力に影響する

これまでtitleタグの重要性はSEOの視点で語られることが大半だったのですが、近年はその状況が変わりつつあります。

FacebookやTwitterなどを利用した、SNSでのプロモーション面でもtitleタグが重要になってきたのです。

titleタグとして設定された文章はFacebookやTwitterでそのページがシェアされたときのアンカーテキスト(文字リンク)として反映されます。

タイムラインに流れてきたときに、思わずクリックしたくなったりリツイートしたくなったりするような文章を入れておけば、SNSからの訪問者の流入や情報の拡散力が爆発的にアップします。

これからは「狙ったキーワードで検索上位を獲れるか」という視点だけでなく、「SNSで拡散されやすいか」との視点でもページタイトルを考えていく必要があります。

3.titleタグとクリック率について

効果的なtitleタグを作ることで、以下のようにクリック率を上昇させることが可能です。

titleタグの最適化で、クリック率が向上すれば、オーガニック検索トラフィック増加⇒サイトのパフォーマンス向上に繋がります。

また、最近ではtitleタグがどれだけクリックされたかが、検索順位に影響したという海外の実験結果もあります。

3-1.titleタグ(タイトルタグ)評価チェックツールについて

titleタグ(タイトルタグ)評価チェックツールは、titleタグの「文字数」「キーワード出現率」「先頭キーワード状況」を競合上位10位平均と比較チェックできる、無料SEOツールです。

4.titleタグの書き方

まずは、titleタグの位置についてです。Googlebotに真っ先に読んで欲しい重要なタグなので、なるべくファイルの上の方に記述しましょう。基本的には、HTMLソースの上部となるheadタグの中に記述します。

次に重要なのが、titleタグに記載するSEOキーワードの位置です。SEOキーワードとは上位表示したいキーワードのことです。タイトルの前方に記述することで、そのページに関連する重要キーワードを検索エンジンに知らせることができます。

最後に、titleタグの記述方法です。

<title>SEO対策におけるtitleタグの設定ポイント</title>

上記のように、titleタグに設定したい文字列を<title></title>で囲むことでtitleタグとして機能します。

5.titleタグをつける時の3つのポイント

titleタグをつけるときには、サイト内容の端的な要約、SEOキーワードの設定、タイトル文字数が重要なポイントとなります。これらを最適化することで、ユーザーにも検索エンジンにもページ内容を分かりやすく伝えることができ、結果的にページへの流入を増やすことに繋がります。

5-1.サイト内容や記事内容を一言で理解できる文章を入れる

titleタグにはコンテンツの”題名”といった役割があるので、titleタグを読むことでコンテンツ内容が一言で理解できるのが理想です。そのため、訪問先のページでは何を紹介しているのか、どんなことが書いているのかを、タイトルを読むだけでユーザーが理解できる内容にする必要があります。

titleタグが明確であれば、検索結果でのユーザークリック率の向上にも期待できます。しかし反対に、titleタグが煩雑で理解が難しい文字列では、serp(検索画面)でのCTRの低下に繋がります。これはGooglebotに対しても同様で、一言で理解できるtittleタグの方が、コンテンツの内容が伝わりやすくSEOにも好影響です。

以下に、titleタグの記述における良い例と悪い例をご紹介します。

・タイトルの悪い例

titleタグとは何なのか?seoへの影響・書き方・作成時の注意点まで全てを解説

・タイトルの良い例

titleタグとは?意味やseoにおける重要性を解説

このように、ユーザーにも検索エンジンにも理解しやすい記述にすることで、SEO上でも優位なタイトルになります。常にユーザー目線で設定することを理解しておきましょう。

5-2.KWを詰め込みすぎないように注意する

titleタグには、KWを詰め込みすぎないようにするのもポイントです。あれもこれもと欲張ってみても、検索エンジンには、どのキーワードが重要なのか分かりません。そのため、SEOで上位表示させたいキーワードをまずは決定してtitleタグに含めるようにしましょう。

悪い例として先述した「titleタグとは何なのか?seoへの影響・書き方・作成時の注意点まで全てを解説」では、KWの詰め込み過ぎです。

titleタグ・とは・seo・書き方・注意点などKW数が多すぎるので、検索エンジンにとっても結局何がメインのコンテンツなのかが判断できません。そのため、最も重要な要素である「とは」に重きを置いた、「titleタグとは?意味やseoにおける重要性を解説」程度のKWの量がベターとなります。

このように、titleタグをつけるときは、SEOキーワードを含めた上で、短く簡潔な内容にすることが重要であることに注意しておきましょう。

5-3.文字数は最大でも32文字に抑える

titleタグを設定する場合、文字数はとても重要なポイントとなります。Googleからも避けるべきタイトルタグの設定方法として、「ユーザーにとって役立たない極端に長いタイトルを使用すること」と記載があります。

具体的な設定文字数についてはGoogleからの公式発表はありませんが、30文字前後が適切な長さであると一般的に言われています。その理由は、検索画面で表示される文字数が31文字〜35文字前後であることが多いからです。

そのため、最大でも32文字に抑えるように設定することが推奨されています。設定文字数に制限がないからといって、どれだけ長いtitleタグをつけたとしても、検索画面で表示されなければ意味がありません。

検索エンジンにとっても、長すぎるtitleタグでは重要ポイントがぼやけてしまい、ページ内容が伝わりにくくなってしまいます。

6.まとめ

titleタグは、検索結果ページからユーザーにアクセスしてもらううえで、とても重要な情報源と言えます。しかしSEOありきでKWを詰め込んだタグを設定すると、ユーザーや検索エンジンにとって不親切な内容となってしまいかねません。

SEOも加味しながらユーザー目線で設定していくことが、ユーザーにもSEOにも利便性が高く、結果としてアクセスアップにつながります。良質なコンテンツを増やしながら、同時にユーザビリティやクローラビリティを考慮した設定とするためにも、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

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