【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

昨今ではInstagramのARエフェクト「Spark AR」を使ってマーケティングを行う企業が増えています。ARとはAugmented Reality(拡張現実)の略で、架空のキャラクターなどがあたかも現実世界に存在しているかのように感じさせる技術です。

ARエフェクトを使うと例えば、架空のキャラクターと一緒に写真が撮れたり、自撮りした顔に加工でヒゲを生やしたりできます。

本記事では、ARエフェクトがSNSマーケティングに役立つ理由・ARエフェクト活用の成功事例をご紹介します。

Instagramアカウント運用にお悩みの方や、ARエフェクトの活用を検討されている企業担当者様はぜひ最後までご覧ください。

1.Spark ARとは

Spark ARとは、Meta社が提供しているARエフェクトのことです。

Meta社が公開している「Spark AR Studio」を使えば誰でも無料で自作のARエフェクトを作成できます。Instagramで公開されているARエフェクトには以下のようなものがあります。

  • 背景の装飾ができる(スマホの画面全体に花びらを舞わせるなど)
  • 自撮りに加工が施せる(猫耳をつけたり、髭を生やしたりなど)
  • コスメ・メガネなどをバーチャルで試せる
  • キャラクターと一緒に写真が撮れる

無料なので、リソースの規模を問わず独自のARエフェクトを作成できる点が大きな魅力です。

2.InstagramのARエフェクトがマーケティングに役立つ理由

InstagramのARエフェクト「Spark AR」がマーケティングに役立つ理由は以下の3つです。

  • エンゲージメント率の向上
  • UGCの創出・認知拡大
  • 購買意欲の向上

それぞれについて詳しくご紹介していきます。

2-1.エンゲージメント率の向上

Rエフェクトはエンゲージメント率の向上に役立ちます。

エンゲージメントとは、いいねやコメントなどのユーザーからのリアクションのこと。リアクションを多く獲得することで、ユーザーとの距離を縮められます。

ARエフェクトでは自撮りに猫耳をつける・背景全体に蝶を舞わせる・絵画の一部になるなど、視覚的に面白い画像の撮影が可能です。

ユーザーが「おもしろい!」とワクワクするようなARエフェクトを提供することで、いいねやコメントなど、ユーザーからの反応が得られ、結果としてブランドへの好意度を向上させることができます。

2-2.UGCの創出・認知拡大

ARエフェクトは、UGCの創出に役立ちます。UGCの創出はブランド・サービスの認知拡大に大きな役割を果たします。

ARエフェクトは架空のキャラクターを現実世界に登場させるなど、エンタメ性の高いものが作りやすいのが特徴です。キャラクターと一緒に撮影できたり、フィルターを使ってそのキャラクターに変身できたりなど、エンタメ性の高いARエフェクトを公開しユーザーの心をつかめば、一気に多量のUGCが生み出される可能性もあります。

UGCが増加すれば、それをきっかけにブランド・サービスを知ってもらうことができます。ARエフェクトは認知拡大にも貢献するのです。

2-3.購買意欲の向上

ARエフェクトを活用することで、購買意欲を高めることも可能です。

ARエフェクトは、商品の試着やコスメのバーチャルタッチアップにも利用できます。購入の基準となる「似合うかどうか」「自分のなりたいイメージに近づくか」という疑問が解消されることで、購買にスムーズに繋げられます。

従来では、消費者はタッチアップや試着のために店舗を訪れなければなりませんでした。バーチャルタッチアップでのARエフェクト活用はユーザーの来店の手間を省き、購入までのプロセスを簡略化できる点が大きなメリットです。

3.Spark ARプロモーションで成功するためのポイント

Spark ARプロモーションを成功に導くポイントは、次の3つです。各ポイントについて具体的に見ていきましょう。

〇ポイント

  • 使いたくなる・拡散したくなる仕掛けを意識する
  • ユーザーを楽しませることを第一目的と考える
  • Spark ARの特徴がひと目で分かるアイコン・サムネイルを設定する

〇使いたくなる・拡散したくなる仕掛けを意識する

Spark AR最大の魅力である「拡散性」を最大限発揮するためには、使いたくなる・拡散したくなる仕掛けが重要です。おしゃれである・楽しい・目新しい・ゲーム性がある・刺激的である・友人同士で楽しめる・新しい自分に出会える……など、仕掛けの方法はさまざま。

自社に適した仕掛けを生み出すためには、一度、ターゲットの気持ちになって公開中Spark ARを見てみることをおすすめします。「ダーゲットならどんなSpark ARを使いたくなるか?」という視点でSpark ARを探すことにより、自社に適した仕掛けのヒントを発見できることでしょう。

〇ユーザーを楽しませることを第一目的と考える

先に紹介したポイントの続きになりますが、使いたいと思ってもらえるSpark ARにするためには、ユーザーを楽しませる工夫を盛り込むことが大前提です。

継続的な利用や拡散につなげるためには、「楽しかった」「おもしろかった」と思ってもらうことが一番です。プロモーションとしての役割を意識しすぎるあまり、ユーザーを楽しませる工夫を欠いてしまわないよう注意しましょう。

〇Spark ARの特徴がひと目で分かるアイコン・サムネイルを設定する

公開したSpark ARは、

  • ストーリー作成画面:アイコンで表示
  • Spark AR一覧画面:サムネイルで表示

でそれぞれ表示されます。

無数にあるSpark ARの中から選んでもらうためには、アイコン・サムネイルを見ただけでSpark ARの魅力が伝わるようにしなければなりません。Spark ARの中身だけでなく、アイコン・サムネイルにも工夫を凝らしましょう。

4.Spark AR活用の成功事例

InstagramのARエフェクト「Spark AR」を活用した成功事例をご紹介します。

ご紹介する事例は以下の4つです。

  • うさちゃんARカメラで撮影&投稿キャンペーン
  • adidas サッカー日本代表AR
  • Gucci BeautyのタッチアップAR
  • JINSのバーチャル試着AR

詳しくご紹介していきます。

4-1.うさちゃんARカメラで撮影&投稿キャンペーン

最初にご紹介するInstagramのARエフェクトを活用した成功事例はメリーズの「うさちゃんARカメラで撮影&投稿キャンペーン」です。

花王 メリーズの公式Instagramアカウントは、現実世界を背景にメリーズの公式キャラクター「うさちゃん」と一緒に写真がとれるARカメラを提供しています。また、ARカメラを活用したキャンペーンを定期的に実施しています。

キャンペーンはARカメラを使って撮影したお子様の写真を、ハッシュタグをつけて投稿してもらうという仕組みです。

https://www.instagram.com/p/ClYnIGsJcyI/

うさちゃんARカメラを使うと、かわいらしいうさぎのキャラクターとお子様のツーショットが撮影できます。花王 メリーズの公式Instagramアカウントは、思わず試したくなるのと同時に誰かに見てもらいたくなるARエフェクトとキャンペーンを組み合わせてUGCを誘発しています。自社キャラクターがいる場合は、ぜひ参考にしたい事例です。

4-2.adidas サッカー日本代表 AR

次にご紹介するInstagramのARエフェクトを活用した成功事例はadidas Tokyoの「adidas サッカー日本代表AR」です。

adidas Tokyoの公式Instagramアカウントでは、日本代表のユニフォームを着てリフティングができるARエフェクトが提供されています。

本ARエフェクトを使うと、日本代表のユニフォームを着てリフティングをしている自分の姿が撮影できます。リアルな世界では気軽に実現できないことをバーチャルで体験できる本ARエフェクトはエンタメ性が高く、思わず使ってみたくなるものとなっています。

エンタメ性の高いARエフェクトはユーザーからの反応がよく、ブランドへの好意度アップに繋がります。

4-3.Gucci Beauty OfficialのタッチアップAR /JINS公式の試着AR

次にご紹介するInstagramのARエフェクトを活用した成功事例は、Gucci BeautyのタッチアップAR・JINSのバーチャル試着ARです。

Gucci Beautyの公式Instagramでは、製品のタッチアップがバーチャルでできるARエフェクトが公開されています。本ARエフェクトでは、6色のカラーを自分の顔で試すことができます。チーク・アイシャドウの濃さも自身で調整できるため、ユーザーはしっかりと使用イメージをつかめます。

JINSの公式Instagramでは、JINSの製品がバーチャル試着できるARエフェクトが公開されています。実際にメガネをかけているような体験ができるため、店舗に行かずとも使用イメージがつかめます。

ご紹介したARエフェクトはどちらも「来店することなく、使用後のイメージをつかめる」ものとなっています。メイクやメガネなど使用イメージが購入の決め手となる製品は、試着できるARエフェクトを提供し来店の手間を省くことで、購入までのプロセス縮めることができます。メガネやコスメブランドがぜひ参考にしたい事例です。

5.意外と簡単!Spark ARの作り方

それでは、いよいよSpark ARの作り方に入っていきます。Spark AR作成に必要なものは次の4点です。

〇Spark AR作成に必要なもの

1. Spark AR Studio

2. Facebookアカウント

3. Instagramアカウント

4. Spark AR素材作成用ツール(PhotoshopやIllustratorなど)

※利用できる素材をすでに所持していれば、4は必要ありません。

Spark AR Studioは無料でダウンロードできます。

続いて、Spark ARの作成・公開手順をご紹介します。作成・公開に必要な手順は、大きく分けて3ステップです。

1. Spark ARで使用する素材を作成する

まずは、Spark ARで使用する素材を作成しましょう。PhotoshopやIllustratorを使うケースが多いと思いますが、透過PNGが作成できるツールであれば基本的に対応可能です。

背景が透過されてさえいれば、すでに所持している素材やロイヤリティフリー素材などを利用することも可能です。

2. Spark AR Studioを用いて素材の出現場所を設定する

作成した素材をSpark AR Studioにアップロードし、画面上のどこに素材を表示させるかを設定します。このステップがもっとも時間を要しますが、具体的な作成手順を紹介したチュートリアル記事・動画が多数アップロードされていますのでご安心ください。

Spark AR Studioの使い方は、Spark AR Studio公式サイトでも学ぶことができます。英語ページですが、そう難しい英文ではないので、翻訳機能などを使えば問題なく読み進めることができますよ。

3. 作成したSpark ARの公開申請をする

Spark ARが完成したら、いよいよ公開申請です。公開申請にあたっては、次の項目などを設定する必要があります。

〇公開申請に必要な設定項目

・Spark ARタイトル

・デモ画面

・アイコン

・サムネイル

・紹介文(英語で入力)

・エフェクトの公開日・公開終了日

公開申請から承認までには、おおよそ10営業日程度かかるとされています。希望公開日に間に合わせるためにも、早めに対応しておくことをおすすめします。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、ARエフェクトがSNSマーケティングに役立つ理由・ARエフェクト活用の成功事例をご紹介しました。

本記事でご紹介した事例は以下の4つです。

  • うさちゃんARカメラで撮影&投稿キャンペーン:誰かに見せたくなる写真でUGC誘発
  • adidas サッカー日本代表AR:エンタメ性の高いARエフェクトでブランドへの好意度アップ
  • Gucci BeautyのタッチアップAR:使用イメージが分かるARエフェクトで購買までのプロセス短縮
  • JINSのバーチャル試着AR:使用イメージが分かるARエフェクトで購買までのプロセス短縮

今回ご紹介したポイントや事例が今後のマーケティング戦略に少しでもお役に立てば幸いです。

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