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以前10代の若者を中心に人気を博していた「Zenly」というアプリをご存じでしょうか。
位置情報が共有できるアプリとしてフランスで開発されたZenlyは、日本においても多くの若者を中心に利用され始めました。
【重要】Zenlyは、運営会社であるSnap社(Snapchatを運営)の業績悪化に伴う事業整理を理由に、2022年12月にサービス終了が発表され、2023年2月3日をもって完全にサービスを終了しました。現在、Zenlyアプリは利用できません。以下は2021年4月発表当時の情報を(参考)として残したものです。現在の代替サービスについては記事最後の「現在の状況」をご確認ください。
1.(参考)Zenly(ゼンリー)とは?(2021年発表当時)
ゼンリー(Zenly)は、友だちの居場所がわかるアプリでした。
電話番号やIDでつながった人の居場所を無料で知ることができました。
ゼンリーを運営する会社はもともとフランスのZenly社でしたが、2017年にスナップチャット(Snapchat)を運営するアメリカのSnap社が買収しました。
スナップチャットを使っている人はユーザーが位置情報を共有できる「Snap Map」という機能を知っているかもしれませんが、ゼンリーの機能ととても似ていました。
2.(参考)Zenlyでできたこと
当時、Zenlyでは以下のようなことができました。
- 友達の状態・様子を把握した上で誘うことができる
- 待ち合わせに便利
- スマホを無くしてもすぐに見つけることができる
いずれも、登録した友人の位置情報をマップ上で共有できるというZenlyの基本機能によるものでした。
3.(参考)当時の人気度と利用の実態
「マイナビティーン」の調査(2021年時点)によるZenlyを知っている人は58.4%と半数が知っている結果でした。利用するきっかけは「友人が使っていたから」86.4%と周りに誘われて始めたという10代が大半だったようです。
待ち合わせや日常のコミュニケーションに活用されていた一方で、位置情報共有によるストーカー・いじめといったリスクも指摘されていました。
4.現在の状況:サービスは終了、後継アプリへ移行
ZenlyはSnap社の業績悪化による事業整理を理由に2022年12月に終了が発表され、2023年2月3日をもって完全にサービスを終了しました。当時約4,000万人のユーザー、Google Playでは1億ダウンロードを超える規模に成長していた人気アプリだっただけに、サービス終了後は代替アプリへの乗り換えが盛んに行われました。
現在、位置情報共有アプリとしては以下のような選択肢が主に利用されています。
- whoo(フー)— 位置情報共有やチャット、移動履歴などを無料で利用できる、Zenly後継として人気のアプリ
- Snapchatの「Snap Map」機能 — Snap社自身のアプリ内に存在していた同様の位置共有機能
位置情報共有アプリ自体のニーズは変わらず存在しており、Zenlyの終了後も新たなアプリが次々と登場しています。利用を検討する際は、現在配布されているアプリの最新のレビューやプライバシー方針を必ず確認してください。
なお、位置情報共有アプリ全般に共通する注意点として、自分の位置が相手に常時把握される仕組みであるため、ストーカーや人間関係トラブルなどのリスクは引き続き指摘されています。共有相手や公開範囲を適切に設定するなど、使用には十分な注意が必要です。
5.まとめ
位置情報共有アプリ「Zenly」は2015年の登場以降急成長し、日本でも多くの10代に支持されていましたが、運営会社Snap社の業績悪化に伴う事業整理を理由に2023年2月にサービスを終了しました。
現在はwhooやSnapchatのSnap Mapなどの代替アプリに利用が移行しています。位置情報共有アプリを利用する際は、利便性だけでなくプライバシー面のリスクも理解したうえで、家族や親しい友人の間で適切に活用していきましょう。
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