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【重要】本記事は2020年8月時点の情報を基に執筆しています。本記事で紹介している「Googleカレント(Google Currents)」は2023年7月5日をもってサービスが終了しており、その機能はGoogle Chatの「スペース」機能に統合されました。以下の解説は当時のサービス内容の記録として参考情報の形で残しています。現在ビジネス向けに社内コミュニケーションや情報共有の場を探している方は、後述の「現在の代替サービスについて」をご覧ください。
現在の代替サービスについて:Google Chatの「スペース」へ統合
Googleは2011年に開始した「Google+」の後継として企業・組織向けSNS「Googleカレント(Google Currents)」を提供していましたが、2023年7月5日にサービスを終了しました。Googleカレントで利用できていたコミュニティでの投稿やディスカッション、情報共有といった機能は、Google Workspaceのチャットツールである「Google Chat」の「スペース」機能に統合される形で引き継がれています。
スペースはチームやプロジェクト、興味関心のあるトピックごとにメンバーを集めてメッセージやファイルをやり取りできる場です。トピックごとにスレッドを作成できるほか、ファイルの共有やタスクの割り当てといった機能も備えており、Googleカレントのコミュニティ機能が担っていた「組織内での情報共有・議論の場」としての役割は、現在はスペースが担っていると考えてよいでしょう。Google Workspaceを利用している企業であれば、Google Chatからスペースを作成することで同様の使い方が可能です。
(参考)Googleカレントの概要や使い方について
以下は、Googleカレントがサービス提供されていた当時の概要・使い方に関する記録です。現在は利用できませんが、参考情報として掲載します。
1.Googleカレントとは
簡単にいうと、 Googleカレントは企業向けのSNSサービスで、イメージとしては、 Facebook 社の「 Workplace 」が近いと思います。Google+ は個人やビジネス向けに利用できるSNSでしたが、Googleカレントはあくまでも組織内で利用することを想定したビジネス向けのサービスです。
2.導入するメリット
企業でGoogleカレントを導入する場合、以下のメリットがあります。
・お互いの知識を共有できる
・必要な時に必要な情報を見つけることができる
・組織の動向を把握することができる
Googleカレントはお互いの投稿やコメントを通じて、組織やコミュニティ単位で任意のトピックについて議論を行い、知識を共有できるのがメリットです。他にもホームストリームという機能を使うと最初に最も重要なコンテンツを閲覧できるのでユーザーはトピックのタグをフォローし、特定の情報を検索して、興味のあるものを見つけやすくなります。
また、ユーザーの投稿を評価する機能を活用することで管理者とユーザーがエンゲージメントを測定ができるのです。
3.カレントの基本用語を理解する
Googleカレントを利用する上で知っておいた方が良い用語がいくつかあります。Google+と重複している部分もありますが確認しておいてください。
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用語 |
解説 |
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投稿 |
Googleカレントに対してユーザーが投稿する任意の情報です。投稿データに対して、 Google ドライブのリンク、Webリンク、ファイル等を添付することができます。 |
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コメント |
ユーザーの投稿に対してメッセージを付与するための機能です。画像やリンクを添付が可能です。 |
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高評価 |
ユーザーの投稿に対して評価を行う機能です。 |
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ストリーム |
流れてくる情報を意味します。「ホーム」をクリックすると、「ホームストリーム」が表示され、所属するコミュニティからの投稿等が表示されるようになります。 |
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タグ |
検索で目的の投稿を見つけやすくするための機能です。投稿をタグ付けすることで、関連する情報をまとめて検索することができるようになります。 |
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コミュニティ |
同じ興味を持つユーザーの集合体のことです。興味があるコミュニティに参加して、他のメンバーと任意のテーマについて議論を行うことができます。コミュニティの公開範囲は「ドメイン内限定」と「ドメイン外」で選択可能です。しかし「ドメイン外」の場合でも公開範囲は「限定シェア(招待されたメンバーだけがコミュニティに参加し、コンテンツを閲覧できます)」に制限されます。 |
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フォロー |
twitterのフォローと同様の概念と同じで問題ありません。ユーザーは興味がある他のユーザーをフォローすることができます。 |
4.カレントとGoogle+ の機能的な違いとは?
基本的に大きな違いはありません。しかし、大幅なアップデートによって通知、コレクション、コミュニティの変更が行われています。
通知は「サークルとコレクション」「高評価」「 再共有」「 アンケート投票」ができなくなっています。ドメインに含まれない一般公開コミュニティはすべて削除されます。また新たに作成された限定シェア コミュニティにユーザーが参加するには、メンバーからの招待が必要です。
コレクションは数か月以内に Google Currents から削除される予定です。削除されると、コレクション内のすべての投稿はシステム生成タグでグループ化されます。このタグはコレクション名を含むグローバルな一意のタグで、コレクションの投稿の先頭に挿入されるようになります。
5.カレントの設定方法(当時の手順)
GoogleカレントのURLに G Suite アカウントで接続すると
「お使いの〇〇アカウントではCurrents が無効になっています。Currents を有効にしてもらえるかどうか管理者にお問い合わせください」
と表示されます。 G Suite ドメインで有効化するためには特権管理者の権限が必要になるため以下の手順で有効化してください。
1.G Suite 特権管理者のアカウントで管理コンソールにアクセスします。
2.トップページから「アプリ」をクリックします。
3.「 G Suite – G Suite コアサービス」をクリックします。
4.「 Currents 」をクリックします。
5.「サービスのステータス」をクリックします。
6.「サービスのステータス」を「オン」にして「保存」ボタンを押下する。
以上で設定は完了です。設定が完了すると、 G Suite のアプリ一覧で「 Currents 」が選択できるようになります。
6.カレントの使い方(当時の手順)
設定が完了すればいよいよ使い方です。この章では使い方について説明をします。
6-1.プロフィールの作成
まずはプロフィールの作成が必要です。Googleカレントにアクセスをしてプロフィールに必要事項を入力して作成してください。入力が終わるとホーム画面へ移動します。
6-2.タグを付けた投稿
次はタグを付けた投稿です。以下の手順に従ってやってみてください。
1.Currents のホーム画面から「最新情報を投稿」をクリックします。
2.投稿画面が表示されるので「投稿内容」を入力します。タイトルは省略しても構いません。ハッシュタグは他のSNS同様、「#」の後に好きな単語を入力してください。投稿内容を入れたら「投稿」ボタンを押します。
3. 投稿が成功すると、ホームに投稿データとハッシュタグが表示されます。
以上です。
6-3.コミュニティを作る
コミュニティは画面左にあるメニューから「コミュニティ」をクリックして、画面が移ったら「コミュニティを作成」ボタンを押します。コミュニティ作成モーダルが表示されるので、「コミュニティ名」と公開範囲、参加リクエスト、その他オプションの設定をしてください。作成が完了すると、コミュニティ画面に移りますのでユーザーの追加や投稿を行えます。
6-4.フォローする
他のユーザーをフォローする方法は、画面左のメニューから行えます。「フォロー・サークル」をクリックすると、フォロー候補者が表示されるので任意のユーザーの「フォロー」ボタンを押してください。すると確認モーダルが出てくるので「OK」ボタンをクリックすれば「フォロー中」とステータスが表示されます。
まとめ
かつてGoogleが企業・組織向けに提供していたSNS「Googleカレント(Google Currents)」は、2023年7月5日にサービスを終了し、その役割はGoogle Chatの「スペース」機能に引き継がれています。これから組織内での情報共有やコミュニティ運用にGoogleのツールを活用したい場合は、Googleカレントではなく、Google Workspaceに含まれる Google Chat のスペース機能を利用しましょう。
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