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キーワード出現率(Keyword Density)や被リンク、インデックス数のSEO効果などはたびたび話題になるテーマです。「これをやれば検索上位に!」みたいな情報も山ほどある。
話を聞いていると、そういった情報を鵜呑みにしてしまい、振り回されてしまうことも珍しくありません。
そこで、今回はSEOでよくある勘違いについて紹介をします。
1.SEO効果がないのに勘違いしていること
ウェブサイトを検索結果に表示させるためには、検索エンジンが「ページが何について書かれ、信頼できるソースから得た最新の情報で更新しているか、そして検索者が求める答えを持っているか」を理解できるようにする検索エンジン最適化(SEO)が重要です。
最適化させるためにこうした勘違いが多い例を紹介します。
1-1.質よりも量が好まれる
Googleが正式にアルゴリズムを発表していないがゆえ、SEOにはさまざまな勘違いが広まっています。例えば、「圧倒的記事数が必要」「SEOの専門家は質の高い記事を量産」「質より量」といったものです。
しかし、Googleは次のように発言しています。
「クオリティーの低い、ユーザーに価値の低いページを生産しないでください」
「そのようなページをインデックスする必要がありませんよね?」
つまり要約すると、Googleはクオリティーの高いページで形成されたウェブサイトを好むということです。
1-2.検索結果のクリック率を上げる
検索結果のクリック率は近年、検索結果の順位を変動する要素としてかなり注目されています。
Googleはクリック率が検索ランキングにかなり影響すると発表しています。したがって、タイトルタグとメタディクリプションを適切に設定していると、本来の順位よりも上に表示される可能性が十分に高くなるのです。
タイトルのクリック率を上げる方法については以下のノウハウを参考にしてみてください。
・数字を入れる(”7つの方法”のような言葉)
・経験を入れる(”アメリカの大学で学んだ”のような言葉)
・()や【】を入れる(【SEOガイド】のような使い方)
・感情に触るような形容詞を入れる(”実用的な”のような言葉)
・2018年、実例、仕方、最新、効果的、絶対、簡単などようなパワーワードを入れる
1-3.キーワード出現率は◯%に抑える
キーワード出現率を気にしてSEO対策を行うというのは、現時点では意味が無いと言われています。検索エンジンは、文章の中の文脈や関連キーワードなど総合的に文章を理解できるようになったからです。
キーワード出現率を気にする事があるとすれば、ペナルティ回避が考えられます。2008年の時点で海外SEO情報ブログでは「SEOにはキーワード出現率なんて効果なし」といった記事をアップしているからです。
ページ内に特定キーワードを大量に詰め込んでいると検索エンジンに判断されず、キーワード出現率を気にしつつユーザーが特定キーワードでアクセスしていると思うならば、どんなコンテンツを欲しているのかを考えてページを作れば良いだけです。
1-4.被リンクはもう効果が無い
「良質なコンテンツ」がSEOで重要と叫ばれるようになってから被リンク・被リンク構築は息を潜めていきました。しかもほぼ同時期にGoogleもコンテンツを重視しているのではないか?と思える姿勢を打ち出したため、被リンク自体がもう意味が無い・効果が無いという説が出てきました。
果たしてその通りなのかと言われると違います。
なぜなら「18歳未満」でGoogle検索をすると、1位にYahooが表示されるからです。Yahooの中に18歳未満コンテンツなどはありませんが、検索結果のトップに表示されます。これは、アダルトサイトの年齢認証などで18歳未満をクリックするとYahooに飛ばされているからです。このことから、被リンクには未だに大きな力があることが分かります。
また「Googleが掲げる10の事実」では以下のことが記されています。
《Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。また Google では、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進むオープンソース ソフトウェア開発にも力を入れています。》
このことからも被リンクにはまだまだ力があると考えたほうが良さそうです。
1-5.インデックス数が多いほうが順位が上がりやすい
ページをインデックスされている数が多ければ多いほどSEO対策に効果的という話があります。そもそもインデックス数とは、検索エンジンのDB(データベース)にページのデータが格納され何かのキーワードを検索した際に、検索結果として表示される数のことを指します。
つまりインデックス数が増えれば増えるほど、検索された際に露出が増える可能性はあり、露出が増えることでサイトへの流入が増える可能性はあります。だからといってインデックス数が多いから、あるページの順位が50位から10位に上がるというようなことはありません。
冷静に考えれば分かる話です。インデックス数が多いからといって、ページの質が高いことは比例しません。よって、インデックス数を単に増やす行為自体には順位を押し上げるような効果はないのです。
1-6.すぐSEOは効果が出る
リスティング広告にでも出さない限り、検索結果での上位表示はとても難しいです。
規模の大きさにもよりますが、一般的にSEOの効果がしっかりと出だすまでに数ヶ月かかることが当たり前です。
内部対策SEOを行い、コンテンツをしっかりと作り、そのコンテンツを他サイトやソーシャルメディアなどで紹介してもらい外部対策SEOを行うなど、手間と時間がかかります。
1-7.更新頻度が高いとSEOに有利
更新頻度を高めるとSEOに有利という話はたまに聞くことがあります。
正しくは、更新頻度が高いからSEOで最適化されるのではなく、「ユーザーの求める形を追い求め、更新することによって、ページが改良され、ユーザーにとって使いやすいページとなり、その結果拡散され被リンクが増えたり、アクセスが増えることによって、上位表示される」のです。
つまり、単にページの一部分の文字だけを変えてアップしても無意味だということです。
1-8.文字数は関係ない
先述したように量よりも質が大事と記しましたが、量に関しても気になるデータがあります。serpIQによると、TOP10内のページの平均文字数を見ると少なくとも2000文字はあったそうです。
そうなると量も重要となりますが、重要なのは「文字数が多いから上位表示されているのか」それとも、「質を高めたコンテンツは比例して文字数が多く上位表示されているのか」ということです。
Googleなどの検索エンジンの理念などから考えると、後者の可能性が高いでしょう。あるキーワードについて意味を調べている人もいれば、方法を調べている人もいるはずです。キーワードが大きくなればなるほど、それらそれぞれのニーズに対して回答を載せたページが上がってくるはずです。となると、結果的に文字数は多くなっていると考えるのが自然です。
2.まとめ
SEO対策を実施する際、上記の勘違いは必ず遭遇するはずです。
昔効果があったSEO対策でも今では効果が無いというものも多くなっています。
正しい知識をみにつけて、ユーザーにより良いコンテンツを提供することにまずは力を注いでください。
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