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Googleの検索品質評価ガイドラインをご存知でしょうか。検索品質評価ガイドラインは検索品質の評価者がGoogleの検索品質を評価するための解説書のような役割があります。つまり、、検索品質評価ガイドラインを参考にしたコンテンツ作りをすれば、SEOにも役立つわけです。
本記事では検索品質評価ガイドラインについて基礎知識や特徴、SEOへの活かし方をご説明します。ぜひ、サイト運営にご活用ください。
検索品質評価ガイドラインとは?
検索品質ガイドラインとは、Googleが外部から採用した評価者が検索結果の品質を評価するときのマニュアルのことです。評価者はWebサイトを訪問した際に、検索品質ガイドラインをもとに品質を見極めて評価していきます。
これまでこのガイドラインは極秘資料となっていましたが、何度か流出した経緯もあり現在では「General Guideline」として公開されています。ちなみに、検索品質評価ガイドラインは、同じくGoogleが提供している「検索エンジン最適化スターターガイド」「ウェブマスター向けガイドライン」と混同されやすいです。
しかし、内容をみていくと全く異なることがわかると思います。
検索品質ガイドラインの特徴
ここからは検索品質ガイドラインの特徴をご説明します。
定期的な内容の更新がある
検索品質評価ガイドラインは定期的に更新がなされます。実際に資料をみていくと、1ページ目に日付が記されていますが、それは最終更新日を示しています。2021年5月25日現在でみると、最終更新日は「2020年10月14日」であることがわかります。
なお、ガイドラインは2017年以降、7回も更新がなされています。定期的な内容の見直しがあるため、適宜、確認していきたいところです。
検索順位には影響がない
検索品質ガイドラインは、検索順位に直接的な影響がないとされています。このガイドラインは評価者がサイトを評価する際の基準となるものですが、いい評価を受けたからといって検索順位が上昇するわけではありません。
一方で評価が悪かったからといって検索順位が下がるとも言いきれないのです。というと「検索品質ガイドラインをコンテンツ作りやサイト運営に活かさなくてもいいのでは?」と思うかもしれません。
しかしながら、後述しますがこのガイドラインにはSEOに有効なヒントも隠されています。
内容にボリュームがある
検索品質ガイドラインの資料ページにアクセスするとわかりますが、資料は非常にボリュームがあります。資料の枚数が175枚となっており、最初から最後まで読み込むには時間がかかるでしょう。
とはいえ、それだけ詳しく評価基準が記載されていると考えることもできます。少しずつでもいいので、読み進めてみてください。
英語版のみの提供
こちらも資料にアクセスするとわかることですが、検索品質ガイドラインの資料はすべて英語表記となっています。英語以外の資料はないため、内容を把握するには日本語訳をする必要があります。
ただし、翻訳機能や翻訳されたサイトなどを利用すれば問題ないでしょう。
検索品質ガイドラインでは何が大事なのか
検索品質ガイドラインは膨大な内容になりますので、要点だけをお伝えしたいと思います。検索品質ガイドラインの内容で大事な箇所は「需要との一致(Needs Me)」「ページ品質(page Quality)」「使いやすさ」の3点です。
まず、需要との一致というのはユーザーが求めていることがコンテンツに盛り込まれているかです。検索キーワードに対する答えを的確に用意しているページは評価を受けることになります。
また、ページ品質はE-T-Aのことでしょう。E-T-Aとは専門性、権威性、信頼性のことです。専門性や権威性、信頼性のあるページは評価されると考えられます。簡単な例では、プロ野球選手が書いた技術論と野球ファンが書いた技術論ならば、前者を評価するというものです。
最後の使いやすさは文字通りですが、特にモバイル対応は必須といえます。これはスマートフォンの普及によるものです。ボタンの位置と広告が重なってタップできない、画像幅がスマホに適合していないなどは評価を下げる要因です。
以上の3点は評価基準のなかでも念頭に入れて、サイト運営やコンテンツ作りに取り組みたいところです。
検索品質ガイドラインをSEOに活かす方法
前項で解説した検索品質ガイドラインの要点をもとに、SEOへの活かし方をご説明します。
E-T-Aを高めていく
前述のとおりE-T-Aとは、専門性、権威性、信頼性のことです。専門性を重視していけば権威性や信頼性も向上していくと考えられます。
よって、コンテンツ作りでは自社が専門者的に知識を有する分野について取り組むと効果的です。もし自社で専門性を持ち合わせないのであれば、外部の専門家に執筆や監修を依頼してみてください。
特にYMYLと言って、お金や教育、健康などの分野はよりE-T-Aが求められますので、念頭に入れておきましょう。
検索意図をしっかり読み取る
検索品質ガイドラインの「ページ品質」に関係するのが、検索意図の読み取りです。たとえば、「SEO やり方」と検索したユーザーがいたとして、何を解決したいのかを考えることが検索意図の読み取りです。
検索意図を読み取るには、実際に対策キーワードで検索して競合ページを分析することが大事です。また、Yahoo!知恵袋など掲示板サイトの利用も効果的です。そこにもキーワードに対する解決方法が掲載されているかもしれません。
サイトやページの使いやすさに活かす
ページの使いやすさでは、前述したスマホ対応はもちろんのこと、画像の形式の最適化などにも取り組んでください。画像形式によっては読み込みまでに時間がかかるものがあります。そうなるとページの表示も遅くなり、使いにくいサイトになってしまいます。
Googleは使いやすさも重視していますので、ページの読み込みが遅かったりモバイル対応していなかったりすると、自ずと評価を下げていきます。コンテンツ内容が最も大事ですが、こういった使いやすさの改善も大切です。
検索品質ガイドラインを確認してみよう
検索品質ガイドラインとは、Google外部の評価者がページを評価するときの基準が書かれたマニュアルです。検索順位に関係はないとされていますが、SEO施策に参考になる内容がふんだんに書かれています。
本記事で取り上げた要点をもとに、ぜひSEOに取り入れてください。
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