⇒【東証プライム企業も多数利用！】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは？
ABテストツールで圧倒的なシェアを誇るOptimizeの終了が決まりました。ABテストを実施している企業においては、次のツールを選定しなければなりません。
そこで今回はOptimizeの代替えツールと乗り換え準備について解説します。これからABテストツールの乗り換えを検討している場合は、ぜひ参考にしてください。
GoogleがOptimizeの終了を決めた理由
GoogleがOptimizeの終了を決めた背景には、ユーザーが必要とする機能とサービスを十分に備えていない点が挙げられます。さらに、Googleは今後、今以上に効果的なソリューションを提供するための投資を行うとのことです。
いつまでアクセスできる？
Optimizeには無料版と有料版がありますが、いずれも2023年9月30日でサポートが終了します。2023年10月1日以降は、ABテストやそのテスト結果を閲覧することもできません。
さらに過去のデータにもアクセスできなくなるため、サポート終了までに必要なデータをエクスポートする必要があります。
今後のABテストのツールは何がおすすめ？
Optimizeの終了に伴い、今後は別のABテストツールを使用する必要があります。2023年7月に計測が終了予定のユニバーサルアナリティクスからGA4への以降を進めている場合は、GA4単独でABテストができませんのでご注意ください。
GA4はあくまでもOptimizeと連携する形でABテストが可能となるため、このパターンで進めている場合は、早めに代替えツールの導入を検討する必要があります。
ABテストツールとしておすすめの3種類をご紹介しますので、移行の際の参考にしてください。なお、ご紹介するツールはいずれもGoogleが公式で提携しているものです。
ABTasty
ABTastyは、世界有数の大企業をはじめとして900社以上で導入実績のあるABテストツールです。ノーコードでさまざまなサイトバリエーションを持たせたABテストの作成が可能で、エンジニアのアサインが不要です。
さらにCDPやデータレイクからデータを抽出して、ユーザーのセグメント設定などが簡単に行えます。
Optimizely
Optimizelyは、Googleが公式で連携するツールのなかでは圧倒的なシェアを誇るABテストツールです。場所や時間など任意のタイミングで簡単にデータ取得ができ、短時間でテストを回せます。
ダッシュボードを活用すると、チーム全体や部署ごとなどにテスト結果を共有して管理できることからPDCAサイクルを効率的に進めることが可能です。
VWO
VWOは、同一のURLで容易にABテストができるツールです。ノンプログラミングで利用でき、指定したタグを挿入するとブラウザ上でレイアウトの変更や画像の差し替えドラッグ＆ドロップで容易に行えます。
また、複数のテストの結果の中から高いパターンを管理画面から一目で確認でき、担当者が1人でもサイトの最適化を目指すことが可能です。
Optimizeの終了までに行うこと
Optimizeの終了に伴い、新たなツールに移行する際は次の4点の内容を実施しておきましょう。
実行中のテストを終了する
Optimizeは2023年9月一杯でサポートが終了するため、それまでに続行中のテストを終了しておきましょう。
仮にテスト途中で9月30日を迎えると、テストが強制終了するため、分析結果も閲覧できなくなります。そのため、実施中のテストについては、サポート終了までに終えておくことが前提です。
過去のデータを保存しておく
過去のデータに関してもサポート終了以降は閲覧できなくなるので、事前に保存しておきましょう。後になって同じテストを繰り返すことは非効率となるため、必要なデータは事前に保存しておくことをおすすめします。
思考したいテストをすべて実行する
現状でOptimizeを利用できる期間が限られているため、試しておきたいテストがあれば今のうちに全て実行しておきましょう。当然のことながらOptimizeのサポート終了後は、利用できなくなるため、慣れたテスト環境であれば今のうちに実行して終了することが大事です。1日でも早くテストに取り掛かってください。
代替えツールを探す
Optimizeのサポート終了までの残り期間で、ABテストを実行しつつも新たな代替えツールの選定も必要です。
自社のニーズに合った代わりのツールを探す必要があります。ツールは基本的に有料であるため、サービス内容と料金を確認して最適なコストパフォーマンスが得られるツールを選びましょう。
ときには料金が明確ではない場合があるので、利用するサービスのサポートセンターなどに確認して、あらかじめ比較しましょう。
また、代替えツールを導入しても適切な運用を可能にする準備も必要です。場合によってはノンプログラミングで利用できるツールを導入する必要があるでしょう。
運用担当者が確保できる場合においても、担当者が利用しやすいツールであるかどうかなどを入念に確認して導入してください。
Optimizeの終了に備えよう
Optimizeの終了に伴い、現段階から代替えツールを選んでサポート終了に備える必要があります。ABテストツールは多岐に渡り展開されていますので、Optimizeとの親和性が図れるツールを導入してみましょう。
本記事ではGoogleが公式に連携しているツールを紹介しましたので、ツール選びの参考にして、Optimizeの終了に備えてください。
⇒【東証プライム企業も多数利用！】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは？
