【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

LINE広告動画は、日本人の7割以上が使用しているLINEで動画を配信できるサービスです。LINEは幅広い年齢層が使用しているため、さまざまな商材の認知拡大やブランディングに活用できます。

しかしその一方で、特徴や使い方がよくわからないという声も少なくありません。そこで、LINE広告動画と他の広告との違いや掲載面、フォーマットの種類などについて詳しく解説します。

1.LINE(ライン)広告動画とは

LINE動画広告とは、LINEが提供する運用型広告配信サービス「LINE広告」を通じ、動画を利用した広告を発信することです。

〇高いアクティブユーザー数を誇るLINEに掲載できる

LINE広告は、国内月間アクティブユーザー数が8,600万人(LINE Business Guide 2021年1月-6月期より)という日本でも最大級の運用型広告メディアです。以前は「LINE Ads Platform」という名称でしたが、2020年1月よりLINE広告という名称に変更が行われています。

2020年に全国2万人のユーザーを対象にした調査では、SNSの中ではLINEのみ使っていると回答したユーザーが40.6%と、今までの広告配信ではリーチできなかったユーザーにも広告を届けられることがメリットです。

2.LINE(ライン)広告の掲載面の種類

LINE広告を利用する際は、静止画と動画のどちらを配信するか、どの掲載面に配信するかを選択します。動画広告の内容やターゲットに応じて、最適な掲載面に配信する必要があるでしょう。

ここでは、LINE広告の掲載面の種類と、それぞれに適したケースについて詳しく解説します。

〇LINE NEWS

LINE NEWSは、エンタメや国内、トレンドなど、さまざまなジャンルのニュースを配信しているサービスです。

近いジャンルの掲載面に配信することで、動画広告の内容に興味を持つユーザーの目に触れる可能性が高まるでしょう。使用できる用途は、IT製品やサービスのほか、革製品や美容品、家事代行サービスなど多岐にわたります。

〇タイムライン

タイムラインは、テキストや写真、動画、スタンプなどを用いて近況や情報を投稿したり、友だちの投稿を確認したりできる機能です。美容品やサプリメントなど、文章と視覚の両方でアピールしたい動画広告の配信に向いています。

タイムラインを流し見する中で興味がわく動画広告が目に入り、思わずクリックしてみるユーザーは少なくありません。

〇ウォレット

ウォレットは、モバイル送金・決済やLINEほけん、LINE家計簿など金融関連のサービスを利用できるページです。

ある程度の金融リテラシーを持つユーザーや、お金を増やしたいユーザー、節約に興味があるユーザーなどを対象としたい場合に向いています。

例えば、クレジットカードや家計簿相談サービス、サブスクサービスなどが挙げられます。

〇LINEマンガ

LINEマンガは、約40万点以上のマンガを楽しめる電子コミックアプリです。主に10~20代の若年層がメインユーザーのため、若年層をターゲットにしたい場合に向いています。

例えば、美容商品やファッション用品、ゲーム、映像作品などが挙げられます。

〇LINE BLOG

LINE BLOGは、タレントやアーティストなどの著名人から一般人まで投稿できるブログサービスです。メインユーザーは20~40代と幅広いため、さまざまな製品やサービスの動画広告を配信できます。

例えば、30~40代を対象とした転職サイト、若年層向けの化粧品販売サイトなどが挙げられます。

〇LINEチラシ

LINEチラシは、近隣のスーパーやドラッグストアなどのセール・特売情報を閲覧できるサービスです。ただし、ユーザーの居住区に合わせて広告を表示することはできないため、全国展開している企業やECサイトに向いています。

例えば、セールや特売に興味があるユーザーがターゲットとなる格安ECサイトやポイントサイトなどが挙げられます。

〇LINEポイントクラブ

LINEポイントクラブは、友だち追加や動画視聴などの条件を満たすことでLINEポイントを取得できるサービスです。ポイントの取得に興味を持つ40~50代のユーザーがターゲットとなるサービスに向いています。

例えば、ローン契約サービスやサブスクサービスなどが挙げられます。

ここで紹介したLINE広告動画の掲載面の他にも、いくつかの掲載面があります。

2-1.LINE(ライン)広告動画の掲載フォーマットの種類

LINE広告動画の掲載フォーマットは、Card(16:9)、Square(1:1)、 Vertical(9:16)の3種類です。

ファーストビューでインパクトを与えたいときはVertical、画像と文字の両方を使用したいときはSquare、画像のみを使用するときはCardといった使い分けができます。

2-2.ターゲティング機能と配信機能の種類

LINE広告は、ターゲティング機能と配信機能の種類が豊富なため、さまざまなジャンルの動画広告に使用できます。種類別に、どのようなケースに向いているのか詳しく見ていきましょう。

〇LINEターゲティング

LINEターゲティングとは、年齢や性別、地域、行動、興味関心、属性などを指定して、条件を満たすユーザーに対して広告を配信できる機能です。

自社製品やサービスに興味を示す可能性があるユーザーにのみ配信できるため、費用対効果が高くなる傾向があります。ターゲットが明確な場合に利用するとよいでしょう。

〇類ソースオーディエンス

類ソースオーディエンスとは、コンバージョンしたユーザーや入力した顧客情報に類似したユーザーに対して広告を配信できる機能です。

コンバージョンしたユーザーに類似したユーザーに広告を配信して反応を見ることで、新たなターゲットが生まれる場合があります。ターゲットがある程度明確でありつつも、他のターゲットを見つけたいときに役立ちます。

〇オーディエンス配信

オーディエンス配信とは、ユーザーデータに基づいて配信するターゲットを指定できる機能です。

例えば、サイトにアクセスした人やアプリの利用者、購入や閲覧のデータ、電話番号やメールアドレス、LINE公式アカウントの友達などをもとに配信先を指定します。

製品やサービスに興味を持つ可能性があるユーザーの行動が明確な場合に役立ちます。

〇自動最適化配信

自動最適化配信とは、機械学習によって入札価格の上限を定め、そのうえで配信結果に基づいて目標達成に向けてAIが自動で入札調整する機能です。AIが細かな調整を行うため、業務効率化に繋がります。

まずは、少ない負担で動画広告を配信して様子を見たい場合に向いているでしょう。

〇友だち追加

LINE公式アカウントの友達を増やせる機能です。友だちを獲得する度に費用が発生しますが、獲得できなければ費用は発生しないため、ランニングコストの面でメリットがあります。

口コミで少しずつ製品やサービスの認知度を高めたい、1人の顧客との関係を築きたいといった場合に向いています。

3.LINE静止画広告と比較した動画広告のメリット・デメリット

LINE広告に限らず、動画広告は静止画広告と比較すると、多くの情報量を動きを通じて伝えられる、というメリットがあります。

しかし、どのような広告でも動画広告のメリットが得られるとは限りません。ここではLINE広告の静止画と比較した際に、動画広告で得られるメリット・デメリットを解説します。

〇メリット

LINE静止画広告とLINE動画広告を比較すると、後者には次の5つのメリットがあります。

動きがあるから目に止まりやすい

視覚的・聴覚的に情報を伝えられる

静止画と掲載面が異なるので配信機会を増やせる

ユーザーから支持を得られればCTR(クリック率)が静止画よりも高い

配信フォーマットを最大限活用できる

LINE広告内ではLINE動画広告とLINE静止画広告の配信面が異なるため、両方配信することで配信機会を増やすことができます。

そして、動画広告では、情報量の多さを活かして商品やサービスをより具体的に解説できます。結果としてユーザーに「動画通りの商品なら使ってみたい」「動画のようなサービスを受けてみたい」といった、意思決定を促せることも、動画広告のメリットです。

良いクリエイティブの動画広告を配信できれば、静止画にプラスして配信機会を増やすだけでなく、CTR(クリック率)を高め、成果に繋げることも可能です。動画広告を見てもらいやすい今だからこそ、動画広告の配信を検討する価値があるといえます。

下記資料には、LINE動画広告の効果的な活用法がまとまっていますので、あわせてご覧ください。

参考:超簡単!LINE動画広告の最新活用ガイド

〇デメリット

LINE動画広告を利用する場合、静止画広告と比べると次のようなデメリットがあります。

動画制作にコストと時間が多くかかる

TVCMと同じものでは効果が出づらい

構成次第で伝えたいメッセージが伝わりづらくなる

静止画1枚だけのLINE静止画広告と比べると、時に映像撮影も必要となるLINE動画広告は、制作コストが高くなりがちです。かといってコストを抑えると、ユーザーから見てもらえない動画広告になってしまいます。

しかし、テレビCMをLINE動画広告へ流用しても、効果が得られない可能性があります。不特定多数のユーザーを対象とするテレビCMと異なり、LINE動画広告はユーザーにとって共感を得られるような動画広告の方が、効果を得られる可能性が高いためです。

また、テレビCMのような広告らしい動画広告は、編集や加工が難しく、新しく動画制作を行うにあたりコストも時間もかかります。ユーザーの反応がいいクリエイティブを見つける必要があるLINE動画広告の精度を高めていくには、手間をかけすぎないことも重要です。

LINE動画広告の場合、自分に合わない情報と判断すればすぐに再生をキャンセルできるほか、頻繁に出現する広告のブロックも可能です。目に入った瞬間の情報が全ての静止画広告と異なり、伝えたいメッセージを後半に持ってくると、広告をブロックされてしまうかもしれません。

LINE広告公式では、再生されてから3秒以内に、ユーザーの興味関心を引けるメッセージが伝わるかどうかで、配信効果に影響が出るとしています。

動画広告を利用する場合は、静止画広告と比べた際のデメリットを理解した上で運用することが大切です。

4.LINE動画広告に向いている企業、向かない企業

実際にLINE動画広告を配信するにあたり、向いている企業や向いていない企業は、業種で決まるわけではありません。どのような企業が向いているのか理解して、LINE動画広告を出すべきか決める参考にしてください。

〇向いている企業

動画広告の強みを生かしつつ、LINE広告が持つメリットを活かせるのは次の4つに当てはまる企業です。

  • 他媒体で動画広告で成功している企業
  • 動画の制作体制が整っている企業
  • 成果につながる訴求軸がわかっている企業
  • 趣味や興味に基づく商品やサービスを宣伝したい企業

他媒体で動画広告に成功している企業は、動画の制作体制が整っていることも多いかと思います。蓄積されたノウハウをLINE動画広告にも活かせるため、動画広告でも成果を狙いやすいです。

また、LINE広告はデモグラフィックデータの利用やLINE公式アカウントのデータ活用により、より詳細なターゲティングが可能です。

訴求軸を明確にすることで、ターゲティングもしやすくなるでしょう。

〇向いていない企業

LINE動画広告に向いていない企業は、次のような特徴を持つ場合です。

  • 訴求軸やペルソナ像が明確に定まっていない企業
  • 動画広告の制作体制が整っていない企業
  • PDCAサイクルを回せず改善できない企業
  • 動画広告に対する適切なKPIが設置できない企業
  • 経営陣の判断で広告内容が大幅に変更されてしまう企業

業種に関係なく、どのようなユーザーに、いつ、どんなタイミングでサービスや商品を求めて欲しいのかはっきりしていないと、効果のあるLINE動画広告を打ち出せません。

訴求軸やペルソナ像が不明確な場合、KPI(重要業績評価指数)の設定も難しくなります。売上を増やす、と目標を立てたとしても評価が行えないと、効果的な改善が実施できません。動画広告はユーザーが広告を見慣れてしまうと、反応率も下がっていきます。

特に、LINE動画広告制作を自社内で行えない場合、そもそも動画広告の制作に時間も手間もかかるため、広告効果が出にくくなるでしょう。また、広告内容を経営陣の判断1つで変更される風土がある場合も、効果のあるクリエイティブを配信できず、LINE動画広告の配信が失敗に終わるリスクが高まります。

まずはLINE動画広告を配信した後、運用改善を行える体制を整えてから、実施を検討しましょう。

5.LINE動画広告の配信方法

ここでは、LINE動画広告の配信方法についてご紹介していきます。LINE広告は申し込みから広告配信、支払手続きなど全てオンラインで完結するため、方法さえ分かればいつでも広告の配信設定が可能です。

申し込みは「LINE広告の申し込み」から可能です。それでは、一つずつ確認していきましょう。

ステップ1)LINE Business IDの発行

LINE広告を利用するために、まずLINEビジネスIDを作成する必要があります。

既に所持しているLINEアカウントかメールアドレスからビジネスIDの作成が可能です。

企業用のLINEアカウントがあるという場合を除けば基本的にメールアドレスからの登録で問題ありません。「LINEビジネスID」から登録ができます。

ステップ2)広告アカウントの作成

LINEビジネスIDを発行した後、広告アカウントを作成します。広告を配信したい商品やサービス別に、企業名や公式サイトのURLなどの基本情報を登録していきます。

この時の注意点として、広告アカウントは商品やサービス別にそれぞれ作成をする必要があります。仮に広告アカウントで入力した商品と実際に配信する広告の商品が異なる場合には審査が通らない可能性もあるため注意しましょう。

LINE公式アカウントID入力が必要であるため、予め公式アカウントを作成しておく必要があります。公式アカウントの作成は「LINE公式アカウントの開設」から行えます。

ステップ3)クレジットカードの登録

次にクレジットカードの入力が必要となります。

作成した広告アカウントをクリックし、広告マネージャーに移動します。左上の「 ≡ 」(ハンバーガーメニュー)をクリックすると「請求と支払い」という項目が出てきますのでそちらをクリックしてください。請求先一覧で、クレジットカードを登録したい請求先名があればそちらを、なければ請求先情報を追加する、をクリックしてください。

後は「クレジットカードを追加」をクリックし、カード番号や有効期限などの必要情報を入力すれば設定完了です。

ステップ4)メディア(クリエイティブ)の登録・タグの設置

作成したメディア(クリエイティブ)を入稿します。広告マネージャー左上の「 ≡ 」(ハンバーガーメニュー)から共有ライブラリ内にあるメディアという項目からアップロードします。

この時に、広告の効果測定をするためのタグを設置する必要があります。LINEにはLINE Tagと呼ばれる、LINEが独自に発行するタグがあります。LINE Tagは下記の通り3種類あり、目的に応じて設置します。

  • ベースコード:ユーザーの行動を計測する全ページに設置する。広告アカウント毎に必要
  • コンバージョンコード:コンバージョンを計測するベージに設置
  • カスタムイベントコード:広告主が効果測定をしたいサイトに設置

タグは[ 共通ライブラリ ]の[ トラッキング(LINE Tag) ]から取得できます。

ステップ5)配信設定

続いて、実際に配信するための設定を行います。

①キャンペーンから作成する

「キャンペーンを作成」をクリックしてください。その次に、キャンペーンの目的を5種類の中から選びます。基本情報でキャンペーン名、ステータス、掲載期間を入力すればキャンペーンの作成が完了です。

②広告グループを作成する

基本情報、ターゲット設定、最適化と配信、予算設定を設定します。

ターゲットのオーディエンス設定はリターゲティングリストなど自分たちで作成したオーディエンスから設定を行います。

現在LINE広告は機械学習(AI)の発達により日々広告効果の最適化が進んでいます。その背景を受け、80%以上のユーザーが広告の自動入札を利用しているため、何か特別な理由がなければ自動入札を利用することをおすすめします。

③広告を作成する

基本情報を入力し、広告フォーマットを選択。

クリエイティブの下にタイトルとディスクリプションを加えることができるため、作成し、URLを入力したら作成完了です。

ステップ6)審査完了後、配信を開始する

ここまで入力したら、LINEの審査を待ち完了後広告配信が可能となります。

LINE広告において、広告アカウント、クリエイティブの2つの審査があります。

案件によって審査の期間はまちまちですが、広告アカウントの審査は5営業日ほど、クリエイティブの審査は3営業日ほどかかります。

もっと早く審査が終わる可能性もありますが、上記の期間を目安に余裕をもって入稿することをおすすめします。

広告配信をする際に抑えておきたい、3つの広告フォーマット

既にある動画を使ってLINE動画広告を配信したいと思われるかもしれませんが、LINEでは入稿できるフォーマットは下記の3種類のみとなっています。

  1. Card
  2. Square
  3. Vertical

3つのフォーマットにおける入稿サイズや配信面についてご紹介していきます。これからLINE用の動画広告を作成したいと考えられていた方は本章にしっかりと目を通しましょう。

①Card

静止画であれば1200×628px、動画であれば16:9サイズと広告フォーマットの指定があります。Cardは全てのLINE広告面で配信が可能であるため、比較的汎用性が高くはじめに動画を制作するならばこのフォーマットがおすすめです。

②Square

静止画であれば1080×1080px、動画であれば1:1サイズと広告フォーマットの指定があります。ウォレット以外は全ての面で配信が可能です。

SquareではCardよりも大きく表示されるため、ユーザーにより大きな印象を与えることができます。

③Vertical

動画専用の広告フォーマットで、9:16とサイズの指定があります。

フォーマット上では上記の数値ですが、タイムライン上では3:4の比率で広告が表示されるため、上下が一部省略されているようにみえますが、ユーザーが動画をタップすると全画面(9:16)で表示されるようになります。

3:4の比率で表示される時は、上下がカットされているので、字幕などを入れる際はカットされる場所を考慮して作成するようにしましょう。

Verticalはタイムラインのみに特化した広告フォーマットです。

6.LINE動画広告を活用した、企業の成功事例3選

実際にどのような企業がLINE動画広告を利用しているのでしょうか。本章では、実際に動画広告を配信し、成功を収めた企業事例を紹介します。

1)エーザイ株式会社|動画広告で新規定期購入者と売り上げが増加

エーザイ株式会社は医薬品の製造販売を手がける企業です。同社は商品の新規定期購入者を増やす目的で「LINE広告」を利用し、静止画のクリエイティブをアレンジした動画広告で成果を残しました。

〇課題

マス広告に出稿していたが広告の効果が鈍化していった。そのため、狙ったターゲットに広告を届けられるWeb広告を活用することに。他の媒体よりもリーチの獲得が得意なLINE広告での出稿を決めた。

〇施策

広告で配信した商品は、血圧対策サプリメントの「ヘルケア」と美容サプリメントの「美 チョコラ」

はじめに静止画で広告を配信し、効果の良かったクリエイティブをアレンジし動画広告の制作を実施

タイムラインのみに配信できるVerticalサイズの広告配信では大きな反響があった

〇結果

ヘルケア:最も配信効果が高かった月は、新規定期購入者が前月比で1200件以上増加、獲得率は配信前と比較して22倍に拡大

美 チョコラ:月間の新規定期購入者が2倍以上に。動画広告による売上が広告配信前と比較して5倍以上に

2)株式会社バンダイナムコエンターテインメント|動画広告が配信できるTalk Head Viewを用いた広告戦略

スマートフォン向けゲームアプリを中心としたネットワークコンテンツなどを展開する株式会社バンダイナムコエンターテインメント。

・LINE広告でリーチできるユーザー層は幅広くモバイルゲームの利用者数が多いことがわかっていた

・ユーザーの属性を元に多種多様なターゲティングと配信が行える

・LINE公式アカウントと連動した広告配信が行える

という3つの理由からLINE広告の配信をはじめました。Talk Head Viewを用いた配信によりゲームタイトルの認知などが向上しました。

〇課題

モバイルゲーム市場は7兆円を超えレッドオーシャン化していたことから、ゲームタイトルごとにターゲティングの上、効果的な広告配信を行う必要があった

〇施策

LINEの持つユーザーデータを用いて、ゲームタイトルごとに狙いたい年齢や性別に限定した配信が可能な「LINEデモグラフィックデータ配信」を実施

認知度向上のためにTalk Head Viewを活用

〇結果

約3ヶ月で結果を見た際、広告に接触したユーザーの一人あたりのLTVやROASが向上した

他の認知を狙った広告と比較しTalk Head Viewを利用した結果、2.5倍のリーチ数を記録した

ゲームタイトルの認知度が広告非接触者と比較して大幅に改善。ブランディングに貢献した

3)ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社|認知度向上を目的にLINE動画広告を配信

クレジットカードをはじめ、さまざまな決済手段を提供する国際的なブランド「Visa」。

「Visa のタッチ決済(非接触決済に対応した Visa カードを専用リーダーにタッチするだけで支払いが完了になるサービス)」の認知度向上を目的にLINE動画広告を配信しました。

〇課題

Visa のタッチ決済の認知度を高める必要があった

〇施策

LINEの金融サービス「ウォレット」タブにて動画広告を2回配信

1回目の配信:テレビCMと同じ動画素材を使用して実施

2回目の配信:動画再生開始直後に2秒ほどキーメッセージを挟むなど改善を加え配信を実施

〇結果

1回目の配信で動画広告を視聴した人は広告に触れていない人に比べ、1.4倍の認知を獲得

クリエイティブを修正した2回目では、認知度が1.9倍となった

7.まとめ

国内月間アクティブユーザー数が8,600万人を超えるLINE広告では、柔軟な配信方法と豊富な配信面により、これまで広告を届けることが難しかった層にもリーチできます。

LINE動画広告のメリットを十分に生かすには、配信面の特徴を知り、クリエイティブとターゲティングの面で明確な訴求軸を打ち出すことが大切です。

まずは配信面の特徴やクリエイティブが詳しく分かる、LINE Business Guide の最新版からチェックしていくことがおすすめです。

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