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Webサイトを運営しているならば、ヒートマップツールを知っているでしょう。しかし、ヒートマップツールを活用してWebページの改善を行っているでしょうか。

この記事では、ヒートマップツールの概要や選び方、具体的なサービスをご紹介します。これからヒートマップツールを導入する場合は、ぜひ参考にしてください。

ヒートマップツールとは?

ヒートマップツールとは、Webサイトのページにおいてユーザーがどのような行動をするか色で示せるツールです。具体的にはページ内でのユーザーのマウスの動きやクリックしている箇所、閲覧エリアの滞在時間、スクロール範囲、離脱箇所などがわかります。

ヒートマップツールの基本的な機能

ヒートマップツールには以下の基本機能が備わっています。

・クリックヒートマップ:クリックした箇所がわかる。

・スクロールヒートマップ:ユーザーがどこまでスクロールしたかわかる。

・アテンションヒートマップ:ディスプレイに表示されていた時間がわかる。

・マウスググラフィ:マウスの軌道がわかる。

・タッチアクションヒートマップ:スマホやタブレットでタップされた箇所などがわかる。

以上の機能は赤や青などで色分けされており、通常は赤に近づくにつれてアクションが大きい箇所です。

ヒートマップツールのメリット・デメリット

ここでは、ヒートマップツールのメリットとデメリットをご紹介します。以下のメリット、デメリットをふまえてツール選びに活かしてください。

メリット

ヒートマップツールの最大のメリットは、Webページにおいてユーザーの細かな動きが客観的にわかることです。色分けにより、ユーザーがよくとる行動やよく閲覧する箇所が視覚的にみることが可能です。

ユーザーの行動が客観的にわかることで、ページの構成を見直したり、CTAボタンの設置場所を変えたりすることができます。また、定量的なデータを取得すると、クライアントに提案するときの資料になるでしょう。

デメリット

ヒートマップツールのデメリットはさほどありませんが、1点だけ覚えておきたいことがあります。それはツールで分析できるのは、1ページのみとなるところです。

ページ内のユーザーの行動によって改善できることも多いですが、ユーザーの行動を把握するにはサイト全体の分析が必要となります。よって、サイト全体の分析ができる解析ツールやABテストツールなどと併用することをおすすめします。

ヒートマップツールを選ぶポイント

ここではヒートマップツールを選ぶポイントをご説明します。以下の4点に着目してツールを選んでみてください。

必要な機能があるか

まずはツールに必要な機能があるのかを確認してください。たとえば、CTAボタンがクリックされるかどうかが知りたければクリックヒートマップ機能が必要です。ユーザーのマウスの動きから構成を再検討したいときは、マウスムーブヒートマップ機能が必要となるでしょう。

自社がどのような分析をしたいのかを入念に検討してください。

セグメント機能

レスポンシブルデザインでのユーザーの行動がわかるツール、コンバージョンに至ったユーザーとそうでないユーザーの行動の違いがわかるツールなどセグメント機能に着目することも有効です。

セグメント機能に関しては、Googleアナリティクスなどの解析ツールでもカバーできますが、視覚的にわかると分析もしやすいでしょう。

価格

ヒートマップツールを導入するにあたり、費用が発生します。契約の仕方によって価格も変わりますので、事前に複数のツールを比較したいところです。ツールのなかには、PV数やページ数、ドメイン数などによって料金が決まる場合があります。

また、契約期間に応じて価格が変わることもあり、中長期的に活用するならば、長期間の契約を結ぶほうが割安です。

無料期間の有無

ツールを導入後に失敗しないためにも、無料期間があるツールは試しておきましょう。特にヒートマップツールはPV数やアカウント数で料金が左右されることが多く、導入後に「思ったよりPV数が増えて料金がかさんだ」なども起こりえます。

無料期間を利用して検討しているプランでの運用が妥当であるか確認しておきましょう。

おすすめのヒートマップツール3選

最後におすすめのヒートマップツールを3つご紹介します。

ミエルカヒートマップ

ミエルカヒートマップは、初めてヒートマップツールを利用するときにおすすめしたいです。というのも、1万PVまでの分析ができたり、無料でも十分に利用できたりするからです。

マウスフローヒートマップ機能以外は基本機能が備わっており、客観的なデータを取得しやすいです。動画マニュアル、電話、メール。オンラインを活用したレクチャーなど、サポート体制も充実しています。

ミエルカヒートマップはこちら

User Heat

User Heatは、URLの数が無制限で3万PV、さらに1,000ページまで無料トライアルが利用できます。マルチデバイス対応など、無料プランでも十分に活用することが可能です。

5種類のヒートマップを無料で利用できる点も魅力的です。ただし、ページを変更した前後での効果測定ができないため、A/Bテストツールと併用すると効果が上がるでしょう。

User Heatはこちら

Ptengine

Ptengineは、有名企業なども導入している実績豊富なツールです。ヒートマップ初心者でも使いやすい画面やアクセス解析ツールとしても優秀さがありますGoogleアナリティクスと連携することで、コンバージョンに至った流入経路などもわかります。

無料プランは月3,000PVとなっているため、比較的小さい規模のサイトにおすすめのツールです。

Ptengineはこちら

ヒートマップツールを使ってみよう

ヒートマップツールを活用すると、ページ内でのユーザーの行動が可視化されます。取得したデータをもとにページの改善ができるなど、Webサイトによる集客などに有効でしょう。解析ツールなどと併用して、さらに改善効果を向上させてみてください。

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