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WebサイトやWebメディアを運営する方が利用する「Googleアナリティクス」は、サイトへ訪れた人数やサイト内での行動を計測する利便性の高いツールです。
しかし、自分がアクセスしたのも計測してしまうため正確な計測ができないのが難点です。そこで今回の記事では自分のアクセスを除外する方法についてご紹介します。
【重要】本記事は2021年5月時点のユニバーサルアナリティクス(UA)を前提にした手順を紹介しています。UAは2023年7月1日にデータ処理を完全に終了しており、以下で紹介する「設定>ビュー>フィルタ」という手順はGA4には存在しない、UA固有の仕様です(GA4にはそもそも「ビュー」という概念がありません)。現在のGA4で自分のアクセス(内部トラフィック)を除外するには、管理画面の「データストリーム」→「タグ設定を行う」→「内部トラフィックの定義」でIPアドレスを登録し、さらに「データフィルタ」であらかじめ用意されている「Internal Traffic(内部トラフィック)」フィルタを「テスト」→「有効」の順に切り替えるのが公式の手順です。以下は(参考)としてUA時代の手順を残しています。
1.自分のアクセスを除外したほうがいい理由とは?
サイトの運営者はコンテンツのアップロード確認などで、ほとんど毎日Webサイトへアクセスしています。その際に、コンバージョンとして設定したページを訪れたり、順位が上がっていない新しいコンテンツを表示したりといった行動を取りやすく、Googleアナリティクスで計測したい「自然流入のユーザーの数や動向」が正確に分からなくなってしまうのです。
広告や検索から流入してくるユーザーのみを対象として計測できれば、より正確なデータをもとに施策を考えることができ、改善や追加するポイントも割り出しやすくなります。
これらの理由から、ユーザーのアクセスのみをカウントするために、自分のアクセスを除外することが推奨されているのです。
2.(参考)UA時代の除外方法のメリット・デメリット
Googleアナリティクスで自分のアクセスを除外するメリットとデメリットに関して、ここではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
この考え方自体はGA4でも共通です。
【メリット】
- 自分のアクセスを除外することで、正しい分析データが取得できる
- より良いサイトの施策が打てるようになる
- 比較的設定は簡単なので、サイト運営初心者の方でも気軽に取り組める
【デメリット】
デメリットに関してはこれといってないというのが正直なところですが、強いて挙げるなら「設定を間違えると思わぬトラブルになりかねない」ことです。
3.(参考)IPアドレスを指定して除外する方法(UAの場合)
UAの場合は、Googleアナリティクスのフィルタ設定を使って自分や自社のIPアドレスからのアクセスを除外する方法が使われていました。
IPアドレスとは、インターネットにつながる機器、1つひとつに割り振られている識別番号のことです。
(UAの)フィルタ機能でIPアドレスを除外する手順
設定する前に、除外するIPアドレスを調べておきましょう。
IPアドレスがわからない方は、サーバー監視/ネットワーク監視サービスのページにアクセスすると、そのPCのIPアドレスが表示されます。
IPアドレスを確認したら、Googleアナリティクスのフィルタ機能を使って自分のIPアドレスからのアクセスを除外しましょう。
1)「設定>ビュー>フィルタ」を選択する
レポート画面右下の「設定マーク」をクリックします。そして、
「ビュー」配下にある「フィルタ」をクリックします。
2)「フィルタを追加」をクリックする
フィルタの情報を入力します。ここが一番重要です。
これらを入力したら一番下にある「保存」をクリックして完了です。
4.(参考)プラグインを使って除外する方法(UAの場合)
もう一つの方法は、「Googleアナリティクス オプトアウト アドオン」というプラグインをブラウザに導入するという方法です。一回ブラウザに導入すればその後は特に何もしなくてもそのブラウザからのアクセスが除外されます。
ここでは、Google Chromeにダウンロードする方法をご紹介します。Google公式のプラグインであるため、ブラウザもGoogle公式のものである方が設定が簡単です。
1)「Googleアナリティクス オプトアウト アドオン」をダウンロードする
以下のリンクからダウンロードページに行けます。
2)「CHROMEに追加」をクリックする
ダウンロードが完了すると、Chromeウェブストアのページに遷移し、上のようなウィンドウが出てきます。「CHROMEに追加」をクリックしましょう。
3)「拡張機能を追加」をクリックする
最後に、メッセージボックスが出てくるので「拡張機能を追加」をクリックしましょう。これで完了です。
プラグインが導入されていることを確認したい場合は、1)のダウンロードページにもう一度行って、ダウンロードボタンを押してみてください。「Chromeに追加済み」という表示があればプラグインの追加は成功しています。
5.現在(GA4)の除外方法の注意点
GA4の内部トラフィック除外も、UA時代と同様IPアドレスを基にしているため、スマホのモバイル回線などでIPアドレスが変わる環境では除外しきれない点に注意が必要です。固定IP(社内Wi-Fiなど)以外の環境からアクセスする場合は、別途デバッグ用のクエリパラメータやブラウザ拡張機能などを併用するのが確実です。詳しい手順は公式ヘルプ「内部トラフィックの除外」をご確認ください。
6.まとめ
自分のアクセスを除外するという考え方自体はUAでもGA4でも変わりませんが、具体的な設定手順はUAの完全終了(2023年7月)に伴い大きく変わりました。現在GA4を利用している方は、本記事の【重要】欄で触れた「内部トラフィックの定義+データフィルタの有効化」の手順をご参考に、正しいデータでサイト分析を行ってください。
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