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Webサイトへのアクセスやコンバージョン率などを確認できるGoogleアナリティクスに、資格があることをご存じでしょうか。資格を取得するとIT企業への転職は有利になるのか、勉強の過程でどのような知識や技術を得られるか気になる方もいるでしょう。
ここでは、Googleアナリティクスの個人認定資格について、取得するメリットや試験内容、注意点などを詳しくご紹介します。
1.GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)について
GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)とは、その名の通り個人で取得できるGoogleアナリティクスへの理解度を試す試験です。
Googleアナリティクスに関して、基礎的なところからかなり実践的なところまで、割と幅広く問われます。
1-1.受講は一切かからず無料で受けられる
試験は無料で受験できます。こちらもGoogle公認のデジタルワークショップと同じですね。
なので、お金を気にせず何度でもトライできます。
お金が掛からないと真剣にならないのでは、と思うかもしれませんが、むしろお金が掛かって「背水の陣だ…」みたいな心理状態で臨む方が余程パフォーマンスは落ちるので、無料に越したことはありません。
1-2.履歴書の資格欄にも書ける
合格すると、GAIQ認定資格を取得できます。この資格は、就職・転職活動における資格欄にも書けるので、一応アピールポイントにはなります。
実際、広告代理事業を行う会社がGoogleから認定されるパートナーになるためには、有資格者を複数名在籍させなければなりません(これはYahoo!やfacebookといった他の媒体でも同じ)。
なので、GAIQの資格を個人で取得することで、Googleアナリティクスに関する高度なスキルを証明し、また広告代理事業においても評価ポイントとなるため、頑張って受験するメリットは十分にあるかなと思います。
2.GAIQの難易度は決して低くない
気になる難易度ですが、確かに合格だけならなんとかなりますが、決して簡単かと言うと、そうではありません。
2-1.試験の合格ラインは正答率80%以上
GAIQに合格するために必要な水準ですが、合格ラインとなる正答率は80%以上となっています。
問題は全部で70問あり、これを60分以内にすべて回答する必要があります。全問題の点数が均一とした場合に単純計算で換算すると、56問以上が合格ラインになりますね。
そして、一度問いた問題は二度と見直し&修正することができません。これはGAIQに限らず、Google広告など他の試験でも同じ仕様です。
2-2.確かに簡単な問題はある
GAIQでは、初級問題と上級問題の2つがあります。
その名の通り、初級は本当に基礎的な概念や単語、基本的なアナリティクスの使い方レベルが問われます。
一方で上級だと、現場で実務経験を数年積んでないと分からない(というか殆ど触らない)機能等についても問われます。正直な所、Webアナリストやデータエンジニアの職務領域になってくるかなと。
なので、「簡単に取得できる!!」と謳ってるブロガーさんは大抵嘘つきなので気をつけてください。
2-3.実際には基礎レベルでは殆ど使わない機能も出題される
実務で使わない知識ってどんなや…と思う人もいるかもしれませんが、基礎レベルや基本的な使い方ぐらいの人であれば、もう捨て問にするか、何回も問題にあたって暗記してしまうのが良いでしょう。
100点満点を目指すなら、おそらく本当に細かい所まで知り尽くす必要がありますが、実務が浅い人であれば合格ラインであるギリギリ80点を超えられるポイントをしっかり押さえればOKです。
3.GAIQ取得のメリットは?
GAIQを取得するメリットは以下のようなものが挙げられます。
1) アナリティクス能力を証明できる
ひとつは、Googleアナリティクスの能力を客観的に証明できることです。
GAIQを取得すると、Google Partnersの公開プロフィールページで宣伝することができ、自分の能力をアピールすることができます。
2) Googleアナリティクスの機能に詳しくなる
試験勉強を通して、Googleアナリティクスの基本的な知識や仕組みを理解することができます。
機能を理解していることで、エンジニアチームなどの他のチームとのコミュニケーションも円滑に進めることができます。
3) 実務で使える
Googleアナリティクスを使いこなし、日々の分析に役立てることができます。
オンラインコースの中ではおすすめの分析方法なども学ぶことができます。
試験対策のための知識というだけでなく、日々のアクセス解析にもぜひ活用してみてください。
4.GAIQの受験方法は?
先ほど、GAIQはインターネット上、Google Partnersで受験すると説明しましたが、ここではその具体的な手順について説明します。
1) Google Partners に登録する
Google Partnersプログラム(https://www.google.co.jp/partners/about/join.html)のサイトへアクセスし、「Google Partnersに参加する」→「お申し込み」の順にクリックします。
2) Googleアカウントを登録し、プロフィールを入力します。
3) 「Analytics」→「試験を受ける」の順にクリックします。
4) 試験開始画面で、「試験を開始」をクリックします。
以上が、GAIQの受験方法です。
5.GAIQの試験対策・勉強方法
そして気になる、GAIQのの試験対策・勉強方法です。
使う教材は、ずばりGoogle公式のオンライン学習サービスである「アナリティクスアカデミー」の活用一択でしょう
5-1.基本的にはGoogleのオンライン学習一択
GAIQの資格取得対策として、「アナリティクスアカデミー」として、すでにGoogleが試験対策用のページを設けてくれています。
このサイトを使えば、ネット環境があればすぐに勉強できるので、まぁ苦労することはないかなと。
アナリティクスアカデミーでは、基本的に動画を用いた学習になります。これは向き不向きがあるのですが、せっかちな人、マイペースな人は文字情報から自分のペースで進めた方が早いでしょう。
初級と上級それぞれについて各チャプターがあり、チャプターの終了直前に確認テストを受けるので、そこで知識の定着具合を確認しましょう。
確認テストで出る内容はGAIQの試験本番でも役に立つので、しっかりやっておいて損はないです。
5-2.自分でアナリティクスを触りながら覚える
ついでにいうと、個人でWordPressのブログを持ってる人なら日々自分でGoogleアナリティクスを触り続けて、様々な分析や指標、ディメンション等を使ってみること。これも結構有効です。
資格のための勉強よりも、やはり自然な形でツールを使い続ける方が自然と知識や技術も身につきますからね。あとは試験対策として用語や概念と実務をしっかりとくっつければ、大分捗るのではないかと
5-3.情報更新が早いので書籍は不要
Googleアナリティクスの試験対策用の書籍もありますが、これについてはわざわざ使わなくても良いです。というのも、Googleアナリティクスを含めたGoogleのサービスは、基本的にアップデート頻度が多いからです。
なので、本に書いてあることが古くて参考にならないとか、サイトの見た目が今とぜんぜん違うとか、割と起こりうります。
そういう点で、インプットにはGoogle公式のサイトを利用するのが良いかなと。それに公式の内容に答えは書いてあります。
ちなみに2020年11月には、最新版の「GA4」というバージョンが登場しましたのでアップデートをお忘れなく。
6.まとめ
Googleアナリティクスというと大半の人は割と分かった気になってる方が多いですが(私含めて)、細かいところは割とデータエンジニアやアナリストの専門領域も含まれます。
しかし逆に言うと、2020年現在、労働市場的にも熱いAIや機械学習・データサイエンスの分野にも関連するため、GAIQの取得をきっかけにWebマーケティングだけにとどまらず、より最先端なデータサイエンス領域のキャリアを目指すのもありかもしれません。
GAIQの活用が、理想のキャリア作りの一助になれば幸いです。
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