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「Facebook(現Meta)」が米国時間9月9日にサングラスで大人気のブランド「レイバン」(Ray-Ban)と提携して、スマートグラス製品を発表しました。
この記事では、MetaとRay-Banのスマートグラスの発展の経緯をご紹介します。
【重要】本記事で紹介している初代「Ray-Ban Stories(レイバンストーリーズ)」は、2023年11月に提供終了し、後継モデル「Ray-Ban Meta(レイバン メタ)スマートグラス」に完全に置き換わっています。初代モデルは動画のライブ配信に対応していないなどの制約があり、普及は限定的でしたが、後継のRay-Ban Metaはより軽量・高機能化され、FacebookやInstagramへのライブ配信や生成AIとの連携などを備えた形で展開されています。以下は発売当時(2021年)の情報として参考にしてください。最新の情報はRay-Ban公式サイトをご確認ください。
製品名は「レイバンストーリーズ」(Ray-Ban Stories)。サングラスケースがモバイル可能な充電器になっていて、6時間のオーディオ連続使用が可能でした。価格は299ドル(US$)。iOSまたはAndroid OS機器に接続して使用します。
最大の特徴はカメラを搭載していて、静止画や動画を撮影してSNSにアップロードできること。そのほか、音楽を聞いたり、電話をかけたりもできるという製品です。
(参考)発売当時の新製品情報を以下でご紹介します。
1.(参考)Ray-Ban Stories(レイバンストーリーズ)とは
Ray-Ban Stories(レイバンストーリーズ)とは、
- 利用者数世界一位のSNSである「Facebook」
- Ray-Banなどアイウェアブランドを世界的に展開する「EssilorLuxottica」
が共同開発した次世代のスマートグラス(ウェアラブルデバイス)です。
「Ray-Ban Stories(レイバンストーリーズ)」にはマイクやオーディオが内蔵されているため、音楽を聞いたりハンズフリーで電話をすることが可能でした。
グラスのフレームに小型のカメラが搭載されており写真やビデオの撮影もできました。
自分の視界がそのまま撮影されるため、ダンス、スポーツ、料理、ハンドメイドなどさまざまな場面での体験を一人称視点のよりリアルな写真・動画として残すことが可能でした。
発売当初の価格は299USD(約3万円)からでした。
オンラインをはじめ、米国、オーストラリア、カナダ、アイルランド、イタリア、英国の一部の小売店で発売され、初代は20のスタイルの組み合わせから好みのものを購入できました。
1-1.(参考)当時の位置づけ:外見はレイバン、中身はFacebook
発売当時、Ray-Ban Storiesには外見上Facebookの名前は入っておらず、デザインはRay-Banのイコニックなウェイファーラーをアレンジしたものでした。500万画素カメラが両サイドのヒンジにあり、マイクアレイが3つ、スピーカー内蔵、Bluetooth接続、タッチパッドを備えていました。
Ray-Ban Storiesを使うにはFacebookアカウントが必要で、音声コマンドは「ヘイFacebook」、記録したコンテンツを取り込むアプリは「Facebook View」でした。
2.(参考)Facebook View(フェイスブックビュー)とは
Ray-Ban Stories(レイバンストーリーズ)を活用するために、「Facebook View(フェイスブックビュー)」が対となるアプリとしてリリースされていました。
Facebook ViewはRay-Ban Storiesとペアとして使われる写真や動画の管理・編集アプリで、撮影したコンテンツのトリミングや色合い・明るさ等のカスタマイズができました。テキストやエフェクト、オリジナル音楽の追加、複数動画のつなぎ合わせなども可能でした。
作成したコンテンツはFacebook、Instagram、Twitter、TikTokなどさまざまなSNSに共有できました。
3.現在の状況:Ray-Ban Metaスマートグラスへ
Ray-Ban Storiesは発売当初、ビデオのライブ配信に対応していないなど機能面での制約があり、普及は限定的でした。その後、Metaは2023年9月に後継モデル「Ray-Ban Metaスマートグラス」を発表し、同年11月にRay-Ban Storiesは提供を終了しました。
Ray-Ban Metaはより薄く軽くなり、FacebookやInstagramへのライブ配信にも対応しました。さらにその後のアップデートではMeta AIと連携し、目の前の風景を説明させたり翻訳させたりするといったAI機能も備わりました。なお、Metaはその後、Ray-Banブランドを付けない新シリーズのスマートグラスも発表しており、スマートグラス事業をレイバン以外のブランドにも拡大しています。
この一連の展開は、Facebook(現Meta)がグラス型デバイスを将来のAR(拡張現実)プラットフォームへの足がかりと位置づけていることを示しています。初代はRay-Banブランドの知名度を借りたシンプルなスマートグラスだったのに対し、現在はAIとの融合を軸にしたウェアラブルデバイスへと進化を続けています。
4.まとめ
2021年に発表されたRay-Ban Storiesは、Facebook(現Meta)とRay-Banが手を組んだ初のスマートグラスでしたが、2023年11月に提供を終了し、現在は後継のRay-Ban Metaスマートグラスが主流となっています。
カメラ付きサングラスというコンセプト自体はRay-Ban Storiesの発売当時から変わっていませんが、ライブ配信やAI機能など、Metaが目指すウェアラブル戦略は発売当初から着実に進化しています。最新モデルの仕様はメーカー公式サイトで確認することをおすすめします。
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