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【重要】本記事は2020年8月時点の情報を基に執筆しています。その後、Facebookショップを取り巻く状況は大きく変化しました。現在は「Facebook and Instagram by Meta」という名称の連携機能を通じて提供されており、購入時はFacebook/Instagramのアプリ内で決済まで完結するのではなく、外部の自社ECサイト(Shopify等)に遷移してから購入を完了する仕組みに戻っています(Shopify公式ヘルプセンターの案内より確認、2025年8月時点)。また2025年8月26日以降、Metaはマーケットプレイスとしての税務代行を行わなくなっており、売上税の徴収・納付は販売事業者自身の責任となっています。以下の内容は公開当初(2020年)の情報を(参考)として残していますので、実際に導入を検討される場合は必ずMeta Business HelpセンターおよびShopifyなどご利用中のECプラットフォームの公式ヘルプで最新の仕様をご確認ください。

現在のFacebookショップ(Facebook and Instagram by Meta)の状況

2020年の登場から時間が経ち、Facebookショップ・Instagramショッピングは「Facebook and Instagram by Meta」という連携機能に統合される形で提供が続いています。当初と比べて変わった主なポイントは以下の通りです。

アプリ内決済(チェックアウト)は現在提供されていない

公開当初の記事では「決済機能は将来的に実装予定」としていましたが、その後Meta(旧Facebook)はFacebook・Instagram上で完結する決済機能を一時的に提供したものの、現在は終了しています。現在、Instagramで商品タグをタップすると「販売者のウェブサイトでチェックアウト」という形で外部の自社ECサイトに遷移し、購入を完了する仕組みが基本となっています。結果として、決済を自社サイトの外部で完結させることは現状できません。

税務対応は販売事業者の責任に

2025年8月26日以降、Metaはマーケットプレイス事業者としての税務代行(消費税等の徴収・納付の代行)を行わなくなりました。それ以降にFacebook・Instagram経由で発生した注文については、販売事業者自身が税務設定・納税対応を行う必要があります。

利用には審査・適格性の条件がある

Facebookショップの開設には、公開当初と同様、現在もMetaによる審査や一定の条件(対応国・地域であること、Metaビジネス認証など)を満たす必要があります。無料で使える点は変わりませんが、「誰でもすぐに」というよりは、事前の審査を経て利用を開始する形になっている点に留意してください。

現在の正確な設定手順や対応状況は、Meta Business Helpセンター、またはShopifyなど連携先ECプラットフォームの公式ヘルプページで随時更新されているため、導入を検討する際はそちらを必ず確認するようにしましょう。

(参考)2020年公開当初の内容

以下は本記事が公開された2020年8月時点の内容です。当時のリリース背景や機能紹介として参考にしてください(前述の通り、決済まわりなど一部仕様は現在と異なります)。

無料でFacebookページを ネットショップにできる「Facebookショップ」がリリースされました。今回はショップの機能や特徴について完全解説していますので参考にしてください。

遂に世界最大のSNS・Facebookが無料でオンラインショップが持てるサービスを開始して注目を集めています。ECプラットフォーム大手のShopifyやWooCommerceとも連携しているこのサービスについて詳しく紹介をしていきますのでオンラインショップの運営を検討している担当者は是非ご覧ください。

 

1.Facebookショップとはなにか?

Facebookショップは、カスタマイズ可能なオンラインショップを無料で作成することができるサービスです。以前からプラットフォームにおける「ショッピング」的機能は提供されていましたが、メルカリのような個人売買の要素が強くローカルのコミュニティー利用がメインという印象でした。

しかし、今回提供する「Facebookショップ」は完全に店舗ビジネスを実際に行っている事業者向けのものとなっており、自社のカタログからおすすめの商品を選んでコレクションを作成したり、画面の色を変更してショップの雰囲気をブランドイメージに合わせて表現することが可能です。

FacebookページやInstagramのビジネスプロフィール、あるいはストーリーズや広告からFacebookショップにアクセスして商品の購入も可能になっており、コレクションを見て、興味のある商品の保存や注文もできるようになっています。

購入を検討するユーザーはMessenger、WhatsApp、Instagram Directを通してほぼリアルタイムで質問などのやり取りが可能です。しかも、Shopifyとの連携によりShopify上に販売チャンネルを持っているユーザーは自動でFBにもFacebook Shopsを通して出品もできます。

尚、ショップの作成には、使用にあたっての各種条件を満たし、かつ、Facebook社による審査が必要ですのでご注意ください。

1-1.Instagramショップの展開予定

Facebookショップが注目を集めている理由が同様のEC機能「Instagram Shop」の今夏リリースがあるからです。「Instagram Shops」では購買までを遷移せず、シームレスに完了することができます。

2.Facebookショップの特徴は?

まだリリースされたばかりの「Facebookショップ」ですが、一体どんな特徴があるのでしょう。前述でも簡単に紹介していますが、この章ではさらに深掘りして解説をしていきます。

2-1.販売から作成まで手数料無料

一番の特徴は、大企業からスモールビジネス、スタートアップまで、どんな規模・形のビジネスでも利用できるよう、ショップ作成から販売まですべての手数料が無料であることです。しかも出品手数料・販売手数料も一切かかりません。ECサイトでの運営で悩みが大きい費用面での負担がかからずに済むのは大きいでしょう。

またショップでは商品のコレクションを作成したり、利用者はお気に入りの商品を保存したりできます。

2-2.Instagramとの連携も可能?

もう一つ特徴として大きいのがInstagramとの連携です。Facebookは従来のFacebookページショップやInstagramショッピング機能を利用していたビジネスは、自動的にFacebookショップへ移行すると発表しているためバラバラになっていたショップサービスをまとめられるようになります。

Facebookショップを作成するとInstagramのビジネスプロフィールからリンクしたり、広告を運用したりすることで、連携のメリットが受けられるのです。

アメリカからになりますが、2020年夏からInstagramの発見タブに「Instagramショップ」という機能を導入予定です。Facebook・Instagramの両方でライブショッピング機能も導入されます。これによりシームレスなショッピングサービスの展開が可能です。

2-3.Facebookユーザーと直接コミュニケーションが取れる

Facebookショップ最大の魅力がWhatsAppやMessenger、Instagramダイレクトを通じて消費者と直接コミュニケーションが取れる点です。他のECサイトにはない機能であり対面と同等かそれ以上のサービスを提供できるというのはビジネスの強みとなります。

対面や電話とは違いメッセージでのやり取りになるため、店員と話すのが苦手な消費者も気軽にメッセージを送れるでしょう。

将来的にはチャットからショップを見て商品を購入できるような機能も導入する予定です。

 

2-4.LIVE動画から商品の購入が可能

FacebookショップはLIVE動画から購入できる機能の準備も進めています。動画公開やライブ配信前にFacebookショップやカタログから商品のタグ付けを行うことで動画下に商品が表示され、これをタップすることで商品の詳細を確認できたり、購入できたりするのです。

現在、FacebookとInstagramでテストを開始。今後数ヶ月かけて広く展開していく予定だそうです。

3.決済機能がない?(公開当初の説明)

Facebookショップには決済機能が付いていません。消費者が商品を購入したときは企業が持つ外部のサイト(マーケットプレイスや自社ECサイトなど)に移動して購入することになっています。

将来的には実装する予定にはなっていますが、現時点ではショップ内で全て完結させることは難しいようです。この仕様は、Instagramのショッピング機能でも同様となります。

まとめ

ここまでFacebookショップの機能や特徴、そして公開後の主な変化について解説をしてきました。無料で商品カタログをFacebook・Instagram上に展開できる点は今も変わらない魅力ですが、決済はあくまで外部の自社ECサイトで行う仕組みであること、税務対応は事業者自身の責任であること、利用開始には審査が必要であることなど、実際に導入する際に押さえておくべきポイントが増えています。

事業規模にかかわらず商品カタログを無料で連携できるチャネルとして依然注目に値しますが、導入を検討する際は必ずMeta Business HelpセンターやShopifyなど利用中のECプラットフォームの公式ヘルプで最新の仕様を確認したうえで進めるようにしましょう。

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