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Twitterの動画広告を使えば、もっと効果的に自社の商品やサービスを広められるのでは?
Twitterマーケティングに携わっていれば、そのようにお考えの方も多いと思います。実際Twitterは、ユーザー数においても世界有数のSNSです。さらに、今後も利用者の拡大が予想されているため、Twitterの動画広告で安定的な成果を上げることは売上拡大への大きな武器になります。
Twitter広告の強みは、なんと言っても洗練されたターゲティングと爆発的な拡散力。精度の高いターゲティングによって親和性の高いユーザーに広告を配信し、SNS随一の高い拡散力で多くの潜在顧客にリーチすることができます。
そこで今回は、マクドナルドやHondaなどTwitter動画広告の成功事例をご紹介し、最後には「Twitter動画広告の効果を高める5つのコツ」をプロ視点で徹底解説していきます。
Twitter動画広告の出稿をはじめて行うという方も、Twitter動画広告でもっと効果的を出したいという方もぜひ参考にしてみてください!
1.Twitterの動画広告の特徴
◯若年層にリーチできる
スマートフォンの普及が進むにつれて外出先でも手軽に利用できるTwitterは、多くのユーザーに利用される便利なメディアになっています。Twitterのユーザー数は全世界で約3億2,800万人といわれています。日本国内においては約4,500万人いるという調査結果があります。(Social Media Lab調べ)
ユーザー層で見ると、若年層の利用に大きく偏っていて、10代から20代の若年層では、50%前後の利用率になっています。この若年層は学生を中心とした層となっていて、学生のみでみるとTwitter利用率は85%にもなります。(Webコンサルタント.jp調べ)
注目したいのは、10代から20代の若年層ユーザーは普段の会話をするようにTwitterを利用したコミュニケーションをとり、20代のユーザーは情報収集としてTwitterメインにしているという傾向にあります。このことから、Twitter広告は若年層へのアプローチによる効果が高いのではと予測することができます。また、全フォロワーに対して投稿が届くので多数へのアプローチができ、リツイートによってさらにフォロワーの枠を超えた不特定多数へのリーチに展開できます。
◯3種類の広告掲載が可能
Twitter広告の種類はいくつかあり、「プロモアカウント」はおすすめユーザー欄やアカウント検索画面に、「プロモツイート」はタイムライン上に、「プロモトレンド」はTwitter上のファーストビューにそれぞれ表示することができます。
2.Twitter動画広告のメリット
動画広告には媒体によって異なるメリットがあります。ここでは、Twitter広告だからこそ得ることができるメリットについて説明します。
◯2次拡散が期待できる
Twitterはさまざまなフォロワーがいて、各々に感じたことや見聞きしたできごとなどを「ツイート」としてを通して発信したり、観覧したりすることができます。そのやり方の中に「リツイート」というものがあります。Twitter広告では、このリツイートが大きな拡散を期待できる機能になります。
広告をみたユーザーが、その内容をリツイートしてさらに多くの人の目に触れると、またそこから拡散されていくという拡散現象が期待できます。評判になり、2次拡散から3次拡散、4次拡散と広がりを見せれば見せるほど大きな効果を見込むことができます。
Twitterの広告費は、最初の1次ユーザーへのアプローチにのみチャージされますので、2次拡散以降のリーチに関しては一切広告費がかかりません。これはメリットの一つです。
◯リーチ力が高い
Twitter広告には、ターゲティングをする機能があります。一般的にTwitterでは、自分の興味があるものや関心事を話題にすることが多く、ツイートの中でしばしばその言葉が出てきます。そこで、Twitter広告の機能であるキーワードターゲティングを行うと、リスティング広告などではリーチしにくいユーザーへも広告を配信することができます。
Twitterでは、本人だけでなくその周りの友人やつながっている人たちが、今現在話題にしている内容が数多くやり取りされています。そのため、趣味趣向が認識されやすいといわれています。細かいターゲティングを行うことで、Twitterでしかリーチできない層へもアプローチが可能になります。
3.Twitterで動画広告を配信するには?
Twitterで動画広告を出稿できる場所
- プロモツイート
- インストリーム(プレロール)
- プロモトレンド
(1)プロモツイート
Twitter広告のタイムラインに表示される広告で、Twitter利用者が最も目にする部分のため、多くのリーチが期待できます。また、リンクを貼ることができるので、Webサイトへの集客やアプリのダウンロードなどの導線へ利用されることが多いです。
特定のツイートを広告として配信でき、対象ツイートには「プロモーション」という表記がつきます。広告として出稿したツイートは通常のツイートと同様に、リプライやリツイート、いいねのアクションを取ることができます。
プロモツイートで動画出稿する動画広告のことは「プロモビデオ」と呼ばれています。
プロモビデオの料金形態は、動画再生/表示回数ごとに発生します。どちらの課金形態とするかは選択可能です。
・動画再生ごと
動画の50%以上が画面に表示されている状態で2秒以上経過した場合、もしくは動画の拡大表示またはミュート解除をおこなった場合に課金される。
・表示回数ごと
動画全体が画面に表示されている状態で3秒以上経過した場合、もしくは動画の拡大表示またはミュート解除をおこなった場合に課金される。
(2)インストリーム(プレロール)
インストリーム(プレロール)動画は、Twitterで閲覧しようとしている動画の前に再生される動画広告を指します。対象の動画は、Twitterと提携しているコンテンツの配信パートナー(約200社)の動画で関連性のあるもののみに表示され、どの動画の前にも差し込まれるという訳ではありません。
インストリーム動画の再生中には「広告」という表記と残り再生時間が出る仕様で、6秒以上経過すると「スキップする」というボタンが表示されます。
また、対象ツイートの下部には広告主のアカウント名が表示され、クリックすると広告主のアカウントに遷移します。
課金方法はプロモビデオと同様で、動画再生/表示回数ごとに発生します。
(3)プロモトレンド
プロモトレンドは、トレンドの最上部もしくは2番目に表示される広告で、遷移先に特定のツイートを広告として表示できます。プロモトレンドに出稿したツイートには「プロモーション」という表記が出ます。
プロモトレンドは、一定料金を支払うと24時間表示させることが可能ですが、出稿時間の指定はできません。料金は24時間の配信で420万円です。1日に出稿が可能な企業は1社のみです。
◯Twitterで動画広告を出稿する手順
(1)出稿方法を選択する
Twitterで出稿するには、Twitterのプラットフォームを用いる必要があります。(直接Twitterで広告を出稿することをセルフサービス式と呼びます)
出稿するうえで下記のような特徴がありますので、決済方法などの問題で広告出稿が送れるようなことがないよう、しっかりと確認しましょう。セルフサービス式は決済方法クレジットカード:〇、銀行振込:✕、サポート体制オンライン:〇、電話:✕、分析サービスTwitterアナリティクス:〇
(2)出稿用のツイートをおこなう
Twitterで初回出稿する場合は、投稿済みのツイートを利用するため、あらかじめツイートをしておく必要があります。
(3)Twitter広告を作成する
・PCでTwitterメニューから「Twitter広告」をクリックする
・「Twitter広告を設定するボタン」をクリックする
※オートプロモート(月額9,900円で、投稿ツイートの中からエンゲージメントの高いものを自動的に広告としてPRできる)も選ぶことは可能です。
・広告配信目的を選ぶ
「アプリインストール」や「フォロワー」など複数の目的がありますが、目的に応じた目的を選択しましょう。
・広告キャンペーンの期間を選ぶ
広告を配信するキャンペーン名や予算、期間などを設定する「広告キャンペーン」とターゲットや予算、期間やクリエイティブ、入札タイプなど詳細を設定した「広告グループ」を作成します。
・配信するツイートを選ぶ
既にツイートしたものの中から広告として出稿するツイートを選択します。
4.Twitter動画広告の効果を高める5つのコツ
Twitter動画広告を利用するのならば、そのコツを把握しておきたいところです。ここでは5つ厳選してコツを紹介しますので、ぜひ再現してみてください。
4-1. ターゲティングを精密に設定する
広告の精度を高めるためには、ターゲティングを精密に設定することが重要です。Twitter動画広告のターゲティングは優秀ですが、事前の設定が失敗していると、その効果を享受することができません。あらかじめ社内でターゲット像となるペルソナを明確にし、広告の管理画面で正確に設定するようにしましょう。
4-2. 冒頭2秒で惹きつける
動画広告では、広告を最後までみるかどうかが開始数秒で決まってしまいます。そのため、冒頭の2秒でユーザーを惹きつけるような動画広告を作成するように意識しましょう。
動画制作に使える予算が限られている場合であっても、なるべく動画の前半に工夫やこだわりを凝らすようにしましょう。具体的には、ユーザーに課題や質問を投げかけたり、動きのあるアニメーションで気を引くといった方法が効果的です。
4-3. テキストを入れて無音でも成立させる
動画広告には音声があるため、文字は不要と思っている人も多いかもしれません。しかし、Twitterを利用しているユーザーは、マナーモードや消音モードで利用するケースがほとんどという事実を理解しておきましょう。
ユーザーの離脱を防ぐためには、無音状態でもわかるようにテキストを入れてメッセージを伝えることが重要です。
4-4. 広告っぽさをできる限りなくす
Twitterを利用しているユーザーは、フォローしているアカウントの通常ツイートを見たくて利用しているという前提を理解しましょう。
Twitterに限らずSNSでは一般的に、広告感が強い動画よりも、自然な投稿に近い動画の方が好まれやすい傾向にあります。自社の商品やサービスの魅力を伝えたいあまり、宣伝感が強すぎる動画になっていないかを確認するようにしましょう。
4-5. ユーザーにアクションを促す
いくら魅力的な動画広告であっても、ただ見られて終わりではあまり意味がありません。認知拡大やブランディング目的の場合を除いて、ユーザーに取ってもらいたいアクションを明確にするようにしましょう。
具体的には、ウェブサイト導線になるクリックや資料請求、キャンペーンへの応募を促すことなどが上げられます。
シャトルロックジャパンでは、SNS動画広告の効果を最大化する動画制作サービス「Shuttlerock Studio」を提供しています。静止画やチラシなどの素材を活用して、低コストでかんたんに効果的な動画広告を制作可能です。
5.Twitter広告の成功事例
Twitter動画広告の成功事例を次にご紹介します。
実際の事例を参考に、自社での動画広告制作にもぜひ活かしてみて下さい。
5-1.マクドナルド
1つ目の事例は、マクドナルドの期間限定メニュー「新サムライマック」の認知拡大を狙ったTwitter動画広告です。大人が満足する食べ応えを追求した、サムライマックの新しい2種類の味を動画にて表現しています。
ご覧の通り、正方形の上半分を動画、下半分を新商品の静止画で表示しています。この仕様によって、ユーザーは常時2種類のハンバーガーを目にすることになります。また、動画の冒頭で「日本の大人たちへ」というテロップが入り、ターゲット顧客を明確にしている点も注目すべきでしょう。
動画内の堺雅人さん演じる侍のナレーションについても、すべて字幕が入っています。このように、マナーモードでTwitterを利用するユーザーにも内容を伝える工夫はとても重要です。
船の航海という常に動きがある動画が繰り広げられる中で、絶妙なタイミングで商品が紹介されます。1分という比較的長めの動画広告ですが、あっという間に見終わってしまう内容です。公開初日で約1,800リツイートされるなど、反響を呼ぶTwitter動画広告となりました。
5-2.Honda 本田技研工業(株)
2つ目のTwitter動画広告の事例は、ブランディングを目的としたHondaの動画です。新商品の紹介ではなく、Hondaについてユーザーに想起させる内容の動画広告になっています。
字幕やテロップなどはありませんが、動画の冒頭でスピード感のある車窓からの風景が映し出され、ユーザーを惹き付けています。たった一つの動画で、車やバイク・農業機器など幅広い商品をアピールし、Hondaの多面性を表現しているのも目を見張る点です。
また、動画の最後にはジャニーズのKing & Prince のメンバーと共に「きょう、だれかを、うれしくできた?」というキャッチフレーズを紹介。今後ユーザーが車やバイクなどの大きな買い物をする際に、Hondaの良いイメージを想起するであろうブランディング動画となっています。
6.まとめ
Twitter動画広告の成功事例や効果を高める5つのコツをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
Twitter動画広告は、精度の高いターゲティングと爆発的な拡散力が魅力のアプローチです。この2つを最大限に活用できるよう意識して、動画広告の施策にぜひ取り組んでみてください。
本記事が、皆さんの疑問解消になっていれば幸いです。
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