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この記事はInstagramにおいて、制限付きコンテンツ関連のPR投稿をするにあたり、オーディエンス制限について説明いたします。
メタ社の「ブランドコンテンツポリシー」に沿い、年齢制限の対象であるコンテンツのPRを行う際は、投稿が閲覧されるオーディエンスの年齢制限を設定する必要があります。Instagramで広告配信するときはきちんと設定をしておきましょう。
今回の記事では設定方法についても説明していますので是非ご覧ください。
1.今回発表されたターゲティング規制の内容
今回Facebook社より発表されたのは、「18歳未満のユーザー」への広告ターゲティングが一部規制されるという内容。
具体的には、18歳未満に広告を配信する場合、
前項でご紹介した「2.詳細ターゲティング」と「3.カスタムオーディエンス」でターゲットを絞り込むことが不可になります。
例えば、美容系の専門学校が「美容に興味のある高校生」向けに広告を配信したい場合。
今までは「年齢:16-18歳&興味関心:美容」のように、興味関心で絞ってターゲティングできましたが、今後は興味関心カテゴリを指定することができなくなります。
つまり、18歳未満にターゲティングする場合は地域・年齢・性別といったデモグラフィックターゲティングのみOKということです。
この規制は、2021年8月23日から適用開始となります。
「細かくターゲティングできるのがFacebook・Instagram広告の良さなのに…」とガッカリする方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ターゲティング制限の背景には若年層のプライバシー・安全の確保があります。
例えば、Instagramでは2021年7月27日より、16歳未満の全アカウントがデフォルトで非公開設定となりました。
他にも、「悪意がある可能性が高いアカウントから、若年層の利用者を見つけにくくする」技術が適用されるなど、若年層が安心して利用できるプラットフォームを目指した改善が実施されています。
今回の広告ターゲティングの規制も、その一部ということです。
2.Instagram年齢制限の対象であるコンテンツ
一般的には「アルコール」は一番身近な年齢制限ありの商材になるかと思いますが、
下記の商材も投稿閲覧オーディエンスの年齢制限設定が必要になるためPR時には十分ご注意ください。
- アルコール
- 購読サービス
- 金融商品や金融サービス、保険商品や保険サービス
- 美容処置およびダイエット
- 家族計画と避妊
※引用先: メタ社 | ブランドコンテンツポリシー
2-1.投稿が削除されてしまったアルコール関連の事例やキーワード
〇事例・写真
写真にお酒が映り込んでいた
アルコール類に見える缶ジュースが写っていた
〇文章
キーワード:「お酒」「カクテル」「アルコール」
ハッシュタグ:お酒に関するタグ(上記キーワードなど)
3.Instagram広告を配信する際に年齢を設定する方法
Instagramでは広告でターゲティングの設定を行う際は、Facebook広告マネージャの「広告セット」という項目から行います。
入力項目を確認
必要な入力項目は、全部で7つです。
- カスタムオーディエンス
- 地域
- 年齢
- 性別
- 言語
- 詳細ターゲット設定
- つながり
他の項目は今回は無関係なので設定方法については省略します。
〇年齢と性別を設定する
「年齢」では、13歳以上から65歳までの間を、1歳単位で選択します。Facebookに登録されている情報も利用できるため、詳細なターゲティングが可能です。商品をよく利用する利用者層や、リーチしたい年齢を元に決定します。この時に年齢を20歳以上にしておくと年齢制限の規約に抵触せず配信できます。
ただし、Instagramのみを登録している利用者の場合、年齢や性別はみなし属性となります。まれに、リーチしたい顧客とは違う年齢層や性別の利用者に広告が届く可能性があることは覚えておきましょう。
「性別」もFacebookに登録されている情報を元に、男女または両方で設定します。
〇PR投稿前の設定方法
PR投稿を作成
「タイアップ投稿ラベルを追加」→「ブランドパートナーを追加」をタップ
ブランドパートナー(広告主アカウント)を追加し、 画面内下部、「オーディエンスの制限を追加」をタップ
「最低年齢」→「国ごとの最低年齢」追加と進み、「日本」を選択
最低年齢を「20」と設定
4.まとめ
本記事では、Instagramにおいて、制限付きコンテンツ関連のPR投稿をするにあたり、オーディエンス制限についてご紹介いたしました。
アルコール関連商材の場合は、本文(ハッシュタグ含む)・画像などに「アルコール」に関する内容があるとInstagramのポリシー違反となり、投稿削除の対象となります。
インフルエンサーとしてPR投稿をする際、お仕事内容として指示されていなくても、ご自身のアカウントを守るため、ファンの方々のためにも、InstagramでPR投稿をする際は事前にブランドコンテンツポリシーの確認をしましょう。
せっかく制作を頑張ったクリエイティブを削除されないためにもメタ社のブランドコンテンツポリシーを遵守して投稿をしてください。
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