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【重要】本記事は2020年8月執筆の記事です。TikTokの広告・ビジネス活用機能はその後も継続的に進化しており、2026年8月時点では投稿できる動画の長さやアカウント体系、広告出稿の仕組みなどが記事公開当時から大きく変わっています。また2026年1月には米国事業の運営体制にも変更がありました(詳細は本文内でご説明します)。以下の元記事は2020年のサービス開始時点の記録として参考程度にご覧いただき、最新の設定方法や広告メニューについては必ずTikTok公式のTikTok for Business(Ads Manager)やヘルプセンターをご確認ください。
若者を中心に人気を博している動画共有サービスのTikTokがビジネス向けのサービス「TikTok for Business」をローンチしました。今回は「TikTok for Business」についての説明や動画の投稿方法などを解説していますのでご参照ください。
2020年6月25日、TikTokはビジネス課題を解決できるプラットフォームとして「TikTok for Business」をローンチしました。TikTokのビジネス活用を検討している担当者にとって、これは大きなニュースです。
これからビジネスで活用するために覚えておきたい情報をまとめて紹介しますのでご参照ください。
TikTok for Businessは今どうなっている?(2026年8月時点の最新情報)
「TikTok for Business」というブランド自体は現在も存在していますが、2020年のローンチ当初から機能・体制ともに大きく拡張されています。中小企業がTikTokの活用を検討する際は、以下の点を押さえておくと良いでしょう。
広告出稿は「TikTok Ads Manager」が中心に
現在のTikTok for Businessは、広告の作成・配信・分析を一括管理する「Ads Manager」を軸に、複数アカウントやチームでの運用を管理する「Business Center」、ショップ運営者向けの「TikTok Shop」など、目的別のツール群として整理されています。ローンチ直後の「広告マネージャーページからクーポンを申請する」といった単純な案内だけでなく、業種別のソリューションや自動化された広告メニューが用意されるようになりました。
AIを活用した広告自動化が拡大
「Smart+」や「GMV Max」のような、AIが配信対象やクリエイティブを自動最適化する広告メニュー、AIでバナーや動画を生成する「Symphony Creative Studio」など、2020年当時にはなかったAI活用型のツールが数多く追加されています。中小企業でも運用工数を抑えながら広告を回しやすくなっている点は、検討の後押し材料になるでしょう。
投稿できる動画の長さが大幅に拡大
2020年当時のTikTokは「15秒」「60秒」といった短尺投稿が基本でしたが、その後の機能拡張により、現在投稿できる動画の長さは数秒から最長60分程度まで大きく広がっています。本記事の後半で紹介している「15秒モード」「60秒モード」中心の投稿手順は、あくまで2020年当時の画面をもとにした記録としてご覧ください。
コロナ禍の広告クーポン支援は終了した期間限定施策
後述する「TikTok企業活動支援再開プログラム」(約100億円規模の広告クーポン)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2020年に打ち出された期間限定の支援策です。現在は申請を受け付けていない過去の施策として捉えてください。
米国事業の運営体制にも変化
やや専門的な話題にはなりますが、TikTokをめぐっては米国事業の運営体制について長らく議論が続いており、2026年1月にはTikTokの米国事業を担う新たな合弁会社(TikTok USDS)が発足し、Oracleなど米国企業を中心とする株主構成に再編されたと報じられています。サービス自体の基本的な使い方が急に変わるものではありませんが、プラットフォームを取り巻く状況は今も流動的である点は認識しておくと良いでしょう。
(参考)2020年公開時点の記事:TikTok for Businessローンチ時の解説
以下は2020年のサービスローンチ当時にまとめた内容です。画面の名称や手順は変更されている可能性が高いため、実際の操作は必ず現在のTikTokアプリやAds Managerの表示に沿って行ってください。
1.TikTok for Businessとは?(2020年当時の説明)
TikTokは「TikTok for Business」について、「従来の広告の枠を乗り越えたコミュニケーションを通じ、認知拡大から顧客獲得までを目指すプラットフォーム」と表現していました。
それは参加型のコミュニティーとして存在しているTikTokならではのコンテンツを生み出し、創造性の高いプラットフォームだからです。エンターテイメントをベースとしており、様々なツールを用意しています。
誰でも、どんなブランドでも発見できるオープンな場になるとTikTokは発表していました。
1-1.TikTokとの違いは?(当時の案内)
大きな違いは中小企業向け対策です。TikTokによると提供されるツールを活用することで、さまざまなビジネスにおいてTikTok上で顧客にリーチできるようになるとされていました。
さらに新型コロナウイルスの感染拡大によって世界中の中小企業が大きな影響を受けていることから、約100億円の広告クーポンを含む「TikTok企業活動支援再開プログラム」を導入することも明らかにしていました(前述の通り、これは2020年当時の期間限定施策であり、現在は終了しています)。
2.動画の投稿と加工・編集方法(2020年当時の手順)
TikTokはモバイル向けショートムービー共有サービスです。スマホで簡単に動画編集でき、YouTubeより動画投稿のハードルが低いのが特徴です。そこで、2020年当時の基本的な使い方や動画投稿・編集方法を紹介します(前述の通り、現在は投稿できる動画の長さなど仕様が変わっています)。
2-1.動画の投稿方法(当時の手順)
動画の投稿方法は、まず下部中央の「+」ボタンを押します。すると下に「60秒モード」「15秒モード」「フォトモーション」と出ているので、好きなものを選んでください。
フォトモーションとは、写真をスライドショーやズーム、エフェクトなどで動きのある演出をして、ひとつの動画にする機能です。動画を撮らなくても写真1枚から動画投稿できるのがTikTokの特徴の一つです。もちろん複数枚の写真でもOKです。フォトモーションの種類によって適した写真の枚数が決まっているので注意してください。
真ん中の赤い丸いボタンを長押しして撮影します。指を離すと撮影が中断され、また長押しすることで撮影を再開する仕組みです。長押しではなくタップで撮影開始、停止することができます。画面左下のスタンプをタップするとSNOWのように画面にスタンプを押すことができるようになりますのでお好みのスタンプがあれば押してみましょう。
終わったら右下の✓ボタンを押して動画を編集します。楽曲、エフェクト、テキスト、ステッカーを挿入したり、画面フィルターをかけたり、音声加工ができます。
動画の編集が終わったら右下の「次へ」を押して投稿画面に移ります。動画を説明するテキスト入力、ハッシュタグや友達のタグ付け、位置情報の追加、動画の公開範囲設定してください。
Instagramと連携していれば同時に投稿動画をシェアすることが可能です。
2-2.編集・加工する方法(当時の手順)
加工と編集方法は以下の通りです。
・楽曲
動画につけられる楽曲は、人気の曲やテーマに合ったプレイリストなどが用意されています。2018年に音楽聴き放題サービス「AWA」と業務提携し、約25,000曲もの楽曲を使えるようになっているためリストの中からお好みの曲を選んでください。
・エフェクト
エフェクトをかけたい白いバーを移動させ、丸いエフェクトアイコンを長押しすることで好きな範囲にエフェクトをかけられます。複数のエフェクトを使い分けることも可能です。
・テキスト
好きなフォント・カラーを選び、任意のテキストをテロップのように入れられます。
・ステッカー
日付やキャラクターなどのステッカーが豊富にあるため華やかな動画に加工が可能です。自動で顔認識するAIステッカーを使えば、動画に映った顔を隠すこともできます。
・フィルター
ポートレート、風景、グルメなど動画に合わせて使い分けられます。フィルターの強度はスライダーで調整可能です。
・クリップ編集
動画を何回かに分けてつなげていたら「クリップを編集」から各クリップの順番を入れ替えとカットができます。
・音声効果
音声効果では、動画の音声の加工が可能です。ビブラートをかけたり、電子音っぽくしたり、エコーをかけたりできますのでお好みに合わせて選んでみてください。
3.プロアカウントの設定方法(2020年当時の手順)
プロアカウントは2019年より利用できるようになっていました。プロアカウントになるとマーケティングで必要なデータ分析機能が使えるようになります。
ただし、設定直後は「データなし」の状態になるため、時間を置く必要があるのと
プロアカウント設定前の投稿は「合計視聴回数」以外の分析データはないので注意しましょう
では、当時の設定方法を説明します。TikTokアプリよりマイページを開き、右上の「・・・」(もしくはハンバーガーメニュー)をタップしてください。設定とプライバシー画面が表示されたら「アカウント管理」をタップ。
続いて一番下にある「プロアカウントに切り替える」をタップしてください。すると、プロアカウントの説明が2つ出てくるので、下の「続ける」をタップして進みます。次にカテゴリーを選び「次へ」をタップ。
最後に性別を選べば終了です。
まとめ
TikTokのビジネス活用は、2020年の「TikTok for Business」ローンチ以降も止まらずに進化を続けています。動画の尺、AIによる広告自動化、TikTok Shopをはじめとするコマース機能など、当時と今とでは活用できる選択肢の幅が大きく異なります。中小企業がTikTok活用を検討する際は、まず本記事の「今どうなっているか」の章で全体像をつかみ、実際の操作・設定はTikTok公式のAds Managerやヘルプセンターの最新情報を必ず確認しながら進めてください。
TikTokのメインターゲット・年代は依然として若年層が中心ですが、コマース機能の拡充により購買行動により近いプラットフォームへと変化しています。若年層向けの商材をお持ちの方、また若年層向けのマーケティングを検討されている担当者の方は、最新のTikTok for Businessの仕組みを覚えておくと良いでしょう。
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