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若い世代にとっては、すっかりお馴染みのSNSになったTikTok。
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毎日のようにTikTokを見ているという中高生も少なくはないでしょう。
そんな中、コンテンツを視聴するだけではなく、自ら発信を行っている高校生も増えてきました。
今回は、高校生の人気TikTokインフルエンサーを5名ご紹介します。
TikTokを通じたプロモーションをお考えの方々、ぜひこの記事をご参考ください。
1.高校生の人気TikTokインフルエンサー5選
それでは早速、TikTokで人気を博している高校生インフルエンサーを5名ご紹介します。
1-1.ゆな(@yuna_1107) さん
https://www.tiktok.com/@yuna_1107?is_copy_url=1&is_from_webapp=v1
アカウント名:ゆな🐙🌈(@yuna_1107) | TikTok
フォロワー数:約150万人(2021年12月現在)
最初にご紹介するのはゆなさんです。
2017年からTikTokで投稿を続けているゆなさん。2017年当時は小学6年生だったというから驚きです。普段の投稿では、TikTokで定番のリップシンク動画やダンス動画を主に投稿されています。
現在のフォロワー数が約150万人と、大人気のゆなさんは、PR動画も複数投稿されています。
一つ目は、フェイスマスク「ルルルン」のPR動画。
二つ目はファッション通販サイト「SHOP LIST」のPR動画です。
ルルルンのPR動画は、ゆなさんのナイトルーティーン動画として投稿されており、その中の一部でルルルンが紹介されるという形になっています。
また、SHOP LISTのPR動画は、TikTokで人気のコンテンツであるリップシンクを利用したリズミカルでカラフルな動画であることから、視聴者を純粋に楽しませるものとなっています。
上記2件の動画に対するコメントも、ほとんどが「意外と寝るの早いんだねー」「仮眠してるの可愛すぎ」「とにかくかわいい!」というようなものでした。
このようなコメントから、視聴者が動画を楽しんで視聴していることが伝わってきます。
TikTokでインフルエンサーを起用する場合は、広告であることを意識させない、このような自然なPRを心がけるのがポイントです。
1-2.徳川 家康 (18)(@minnakowaikarayada7)さん
https://www.tiktok.com/@minnakowaikarayada7
アカウント名:徳川 家康 (18)(@minnakowaikarayada7)| TikTok
フォロワー数:約160万人(2021年12月現在)
次にご紹介するのは、徳川家康(18)さんです。
TikTokでは徳川家康(18)という名前で投稿されていますが、Instagramなど他のSNSでは「加藤乃愛」さんという名義で活動されているようです。
徳川家康という名前には特に深い意味はなく、適当につけたのだそう。
普段はリップシンク動画やダンス動画を投稿されていますが、驚きなのはそれを毎日投稿されているということです。
毎日投稿してくれるなんて、フォロワーは徳川家康(18)さんのアカウントから目が離せなくなりますよね。
徳川家康(18)さんのアカウントの特徴は
- 毎日投稿している
- 定期的にコメント返ししている
- トレンドを取り入れた動画を投稿している
という点です。
コメント返信動画には、7344ものコメントがついていました。これは普段のコメントの約6倍ほどのコメント数です。
ファンがいかに徳川家康(18)さんとコミュニケーションできることを喜んでいるかが分かりますよね。
また、徳川家康(18)さんは常にTikTokのトレンドを取り入れたコンテンツを投稿されています。
TikTokで人気のアカウントになるために重要なポイントが「投稿頻度の高さ」と「トレンドの取り入れ」「ファンとの密なコミュニケーション」です。
徳川家康(18)さんのアカウントはその全てのポイントがきちんとおさえられています。
自身でTikTokアカウントを運営するにもぜひ参考にしたいアカウントです。
1-3.ちゃみそら(@chamisora) さん
https://www.tiktok.com/@chamisora
アカウント名:ちゃみそら(@chamisora)| TikTok
フォロワー数:約9.81万人(2021年12月現在)
次にご紹介するのは、ちゃみそらさんです。
ちゃみそらさんは2019年から動画の投稿を始められています。
主に投稿されているのはリップシンク動画やダンス動画ですが、「#高校生の日常」タグをつけてディズニーランドに遊びに行った際の動画や、クラスメイトたちと遊んでいる様子などの日常を映した動画も投稿されています。
ちゃみそらさんが投稿されている動画の多くは、クラスメイトたちと撮影されているのが特徴。
動画を見ていると、クラスメイト同士の仲の良さがよく伝わってきますよね。
投稿されている動画には体育祭、ディズニーランド、教室での様子など、高校生活特有の要素がたくさん詰まっています。だからこそ、同年代の高校生たちの心に刺さるコンテンツになっているんですね。
中高生など若い世代に向けたプロモーションを行う際には、学生時代に限って存在する「クラスメイトたちとの絆」や「部活動」「体育祭」「受験」「卒業」などのイベントをモチーフにすると良いでしょう。
1-4.赤点常習犯男子高校生の日常(@technical_highschool) さん
https://www.tiktok.com/@technical_highschool
アカウント名:赤点常習犯男子高校生の日常(@technical_highschool)
フォロワー数:約7.34万人(2021年12月現在)
次にご紹介するTikTokで人気の高校生インフルエンサーは、赤点常習犯男子高校生の日常さんです。
赤点男子高校生の日常さんは、2021年の4月から投稿を始められています。
赤点常習犯男子高校生の日常さんは、アカウント名通り、男子高校生の日常を映した動画を主に投稿されています。
ただし、その動画の内容は主にネタ系、おもしろ系に絞られており、笑えるショート動画を多数投稿されています。
赤点常習犯男子高校生の日常さんの特徴は
- アカウントのテーマをネタ系に絞っている
- 視聴者からのリクエストに答えた動画を作っている
という点です。
アカウントのテーマを統一することは、アカウント運営には欠かせません。
発信されているコンテンツに内容のブレがあると、視聴者は戸惑ってしまいますので、フォローされるのが難しくなってしまいます。
また、赤点常習犯男子高校生の日常さんは、ネタ系動画の作り方として、
- ツッコミどころでは動画を静止させ
- 特定の音楽を流して
- テキストで突っ込む
という手法を取られています。
静止+音楽+テキストでツッコミ、というこの三つの要素が、視聴者に笑いどころを分かりやすく伝えてくれていますよね。
もし自分でおもしろ系の動画を投稿する際は、視聴者がどこで笑えば良いか分かりやすくするようにしてみましょう。
また、視聴者のリクエストに答えた動画を投稿しているのも参考にしたいポイントです。
リクエストが採用された視聴者は嬉しいですし、他の視聴者も「自分も採用されるかも!」という期待感を持つことができます。
視聴者とコミュニケーションを積極的に取っていくことは、フォロワーの心をつかんでおくために重要なことの一つです。
1-5.sui(@sui._.is) さん
https://www.tiktok.com/@sui._.is
アカウント名:sui(@sui._.is)| TikTok
フォロワー数:約31万人(2021年12月現在)
最後にご紹介するTikTokで人気の高校生インフルエンサーは、suiさんです。
suiさんは2020年からTikTokでの活動を開始されました。普段は主に、オリジナル楽曲を投稿されています。
動画ではギターやピアノを主に演奏されていますが、他にもウッドベースや、ドラム、バイオリン、アコーディオンなど様々な楽器を弾く動画が投稿されており、演奏できる楽器の幅広さで視聴者を驚かせています。
さらに、11月12日に投稿された最新の動画では、イラストも披露されており、多彩な才能を持つTiktokerです。
suiさんが2020年の6月に発表したオリジナル楽曲「可愛い君が愛おしい」は、TikTokで大きな話題となり、およそ6万もの動画にBGMとして使用されることとなりました。
BGMはTikTokで動画を上げる際、とても重要な要素です。
ですので、バズるための手段として オリジナルBGMの提供は非常に強力有効です。
オリジナルBGMを提供してバズるためには、動画に使いやすくキャッチーで、また共感できる歌詞の楽曲を作成する必要があります。
楽曲の作成を一から行うのはなかなか難しいですが、一度バズれば、アカウントの認知度は爆発的に上がります。
また、suiさんのようなオリジナル楽曲を作成しているTikTokerとコラボして、楽曲制作・配信を行うのも一つの方法でしょう。
2.女子高生のSNS事情三つの特徴
現在の女子高生のSNSには主に三つの特徴があります。
2-1.趣味アカ、リアアカ、ROMアカを使い分ける
自分の好きなジャンルの情報で世界観をつくり込む“趣味アカ”、身の回りのことを気軽に投稿する“リアアカ”の二つを使い分ける人、さらに投稿を読むだけ・情報を得るだけのROMアカの3アカウントを持っている人が多数派。フォロー数とフォロワー数がほぼ同じという女子高生が多い中、徹底的な画像加工と世界観のつくり込みで、フォロワー数が4桁を超える女子高生も一定数存在(マイナビティーンズではマイクロインフルエンサーと一般女子高生の割合は3:7程度)。
2-2.情報収集はインスタとYouTubeが中心で、パーソナライズ情報が当たり前
コスメやグルメ、ファッションなどの情報源は、インスタ、YouTubeが中心。中でもよく見るのは、インスタの「おすすめ」。かつては必要な情報を自分から検索する時代でしたが、今どきの女子高生にとっては過去の閲覧履歴によりパーソナライズされた「おすすめ」の情報・コンテンツが自動的に“来る”のが当たり前の時代。その恩恵をすごく受けている世代なのです。
2-3.インスタでフォローしたくなるアカウントの五つのポイント
インスタでフォローしたくなるアカウントの条件は、以下の5点。
・世界観が統一されている
・加工がキレイ
・頑張り過ぎず、自然体
・途中から投稿する内容が変わらずブレない
・投稿頻度が適切
ポイントはただ世界観がつくり込まれているというだけではなく、自然体でうそがないこと。頑張り過ぎてあざといものや、本当じゃないことには拒絶感を感じます。世界観の統一や内容がブレないことなどは、この連載のテーマである「ジャンル別イノベーター」に も通じる要素です
3.抑えておきたいポイント
小学生の頃からSNSでのコミュニケーションやネットでの情報収集に当たり前に慣れ親しんできた女子高生たちは、目的に合わせて情報を集めたり編集したりするスキルが高くなっています。時代の最先端といえる彼女たちに向き合い続けるマイナビティーンズ岩渕さんの話からは、ジャンル別イノベーターの時代のマーケティングを読み解く重要な視点が多くありました。
そのポイントは以下の通りです。
①コミュニケーションの軸が「言葉」から「画像の世界観」へ
女子高生たちは欲しい情報を「画像」や「映像」で獲得します。キーワードで直接的に検索して情報を探すのではなく、好きな世界観の画像をフォローして集めることでレコメンドされてくる情報の精度を上げたり、自らのSNS発信でも世界観をつくり上げて共感し合える人が集まってくるようにするなど、好きな画像や、そこから世界観を見つけ出すスキルが高くなってきているのです。TwitterからInstagramにトレンドが移り変わったときに、言葉よりも画像の時代へとパラダイムシフトが起こりました。
インターネット上の情報を収集して編集し、価値を持たせてシェアすることを「キュレーション」といいますが、元々は美術館や博物館で企画展を組織すること。テーマと世界観の勝負という点で、今は本来の意味の「キュレーション」が価値を持つ時代になってきているといえるでしょう。
②情報源は、パーソナライズ&レコメンドされた「1次情報」
女子高生たちは、SNSで人々が発信する「1次情報」を重視します。1次情報は、発信者本人が実際に見聞きしたり体験して手に入れた情報のこと。個人の発信すらも、パーソナライズされた「おすすめ」の情報として自動的に“来る”のが当たり前の今、自らの1次情報を価値あるコンテンツとして発信できる、表現力のあるジャンル別イノベーターが彼女たちに重宝される情報源となっています。
③情報発信にいっそう求められる「表現力」
女子高生たちは情報を集めるだけではなく、発信者としてのスキルも持ちます。どんな情報が見てもらえるのかを研究し、トライ&エラーを繰り返し、自らの「好き」に関連する情報をコンテンツ化して表現することができます。これからはそんな目の肥えた消費者が上の年代に上がってくるということです。この先に生き残るためには、言葉にする力、説明する力、世界観をつくる力などあらゆる表現力がキーになっていきます。
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