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プレスリリースによって自社商品の認知拡大につなげたいが「発信できるようなネタがない」と悩む担当者の方は多いのではないでしょうか。

この記事では、広報のネタになる社内の情報の見つけ方や取材につながる企画の考え方を解説します。

1.プレスリリースのネタを探す方法

プレスリリースを継続的に配信していくには、日頃からネタになる素材を探すことが重要です。

ここでは、プレスリリースのネタを探す方法を3つ紹介します。

  • 社内の情報をキャッチアップする
  • メディアのトレンドをチェックする
  • SNSのトレンドをチェックする

順番に解説していきます。

1-1.社内の情報をキャッチアップする

現場のスタッフに情報を聞き、 社内の動きをキャッチアップすることでニュースとなる素材を探していきましょう。

お客様と直接関わる部署などでは、プレスリリースのネタになる素材が眠っている可能性もあります。現場のエピソードをヒアリングするなど、日頃からアンテナを立てていきましょう。

1-2.メディアのトレンドをチェックする

新聞、テレビ、雑誌、Webメディアなどのトレンドもチェックしていきましょう。

例えばSDGsや最先端技術など、今後注目が高まることが予想される素材は特集されやすくなります。どのようなトレンドがメディアに取り上げられているのか傾向を掴み、自社の取り組みと絡めて発信していきましょう。

1-3.SNSのトレンドをチェックする

Twitter、InstagramなどのSNSでは、最新のトレンドを把握できます。Twitterで話題になるとニュースに取り上げられたり、取材に繋がるケースもあります。バズりやすいネタを考えるために、SNSをチェックしてトレンドを把握しておきましょう。

2.メディアに取り上げられやすいネタ作りの3つのポイント

ここでは、メディアに取り上げられやすいネタ作りのポイントを3つ紹介していきます。

ぜひプレスリリースを作る際の参考にしてみてください。

  • ニュース性のあるもの
  • 意外な要素を提示する
  • 注目を集めるキーワードや数字を使う

2-1.ニュース性のあるもの

記者はニュースになる素材を探しています。

ニュース性のある素材とは「新しい要素」や「珍しい要素」があるものです。プレスリリースには、世の中の人々に伝えたい新しさや珍しさが求められます。

記者が「ニュースになりそう」というイメージが湧くように、プレスリリースをメディア視点で考えていきましょう。

2-2.意外な要素を提示する

情報が溢れている現代では、思いもよらない要素があるものは報道されやすくなります。

例えば「透明な醤油」の場合、醤油といえば黒い液体をイメージしますが、透明という意外性があります。意外性のある面白さは興味を持たれるきっかけになります。予想と異なる情報にも注目して、素材を探していきましょう。

2-3.注目を集めるキーワードや数字を使う

メディアから注目を集めそうなキーワードや数字を加えるのも有効です。

例えば「ギネス世界記録に認定されました」「限定品」などというニュースもよく取り上げられます。

関心を持たれるキーワードや数字を使い、商品やサービスを広く知ってもらうきっかけを作っていきましょう。

3.プレスリリースが掲載された事例5選

続いてはプレスリリースがメディアに掲載された企業の事例をご紹介します。

自社でプレスリリースを配信する際、参考になる点があるため最後までご覧ください。

3-1.伊藤手帳株式会社

毎日が楽しく、前向きになるというコンセプトが、タイトルだけでなく、プレスリリース内に商品の特徴とあわせてわかりやすく表現されています。会社概要にある「今後も地域社会への貢献、次世代人材の育成に役立つプログラムを考案し、実践してまいります」のコメント通り、より会社の考えが伝わり、共感を生む内容になっています。

【新商品】毎日が楽しく、前向きになる手帳「POZITE」販売開始。手帳を開くとポジティブメッセージがお出迎え。伊藤手帳と愛知県立一宮商業高校のコラボで実現。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000110.000031231.html

3-2.株式会社中川政七商店

商品の特徴や受賞の際の審査員のコメントだけでなく、この商品を実際に使用している顧客の声を入れていることで、使い心地やどのようなシーンで購入されているか、実際の画が見えるようなプレスリリースです。

中川政七商店の花ふきんが、「2022年度ロングライフデザイン賞」を受賞

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000016802.html

3-3.株式会社ファミリーマート

突破した商品に関連するキャンペーンやフェスの紹介をしている事例です。多くの購入者・利用者がいるという安心感や、流行やイベントとセットで告知することができます。

1秒に4個売れている!発売から3日で2商品合計110万食を突破した「生コッペパン」シリーズから「生コッペパン(焼きそば)」3月7日(火)発売

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000809.000046210.html

3-4.WHILL株式会社

サービス展開と会社としての展望が掲載されており、今後の期待につながる内容です。

国内球場初!北海道ボールパークFビレッジに近距離モビリティWHILLを導入

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000116.000011151.html

3-5.赤城乳業株式会社

希少性を取り入れた企画を事前に広く知ってもらえるよう発表しています。

売上が絶好調のガツン、とシリーズ 立役者『江頭2:50さん』の契約更新が決定! 2年目となる今回は「1度しか放送されない幻のTVCM」も放映

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000310.000000515.html

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