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インターネットを通じて不特定多数の人から資金を調達するサービスであるクラウドファンディング。

資金調達の一つとして浸透しており、挑戦したいと思う方も多いのではないでしょうか。

そんな方の成功率が少しでも上がるように、今回はクラウドファンディングの成功事例から成功のコツと失敗しないポイントをご紹介します。

1.クラウドファンディングの成功とは?

クラウドファンディングとは、起案者がインターネット上で活動や夢を発信し、想いに共感した支援者から資金を募る仕組みです。

クラウドファンディングサイト上で、起案者が「プロジェクト内容」「目標金額」「募集期間」などを設定し、プロジェクトを開始します。

クラウドファンディングにおいて、資金調達面では、設定した募集期間中に目標金額を達成することが確かに成功です。

一方で、クラウドファンディングの成功は資金調達だけではありません。

支援者は事業や想いに共感し、目標とする事業が無事行われることを想い支援をします。

このようなことからも、募った資金を活用して事業・プロジェクトを成功させることこそがクラウドファンディングの成功と言えます。

2.クラウドファンディングの成功例からわかる成功の共通点とは?

クラウドファンディングの成功例からわかる成功の共通点には、以下の5つのポイントが考えられます。

  • 魅力的なプロジェクトページ
  • 魅力的かつ支援しやすいリターン設定
  • SNSなどの集客チャネル
  • 競合プロジェクトの分析と差別化
  • 目標金額の設定が適切で、ストレッチゴールも活用

◯魅力的なプロジェクトページ

クラウドファンディングを成功させるためには、魅力的なプロジェクトページがポイントとなります。

プロジェクトの内容が魅力的であることはもちろん、その魅力を写真やCG、動画などを使用してプロジェクトページで表現することが大切です。

表現に落とし込む上で、プロジェクトの達成を想像できる仕組みがあることを意識すると尚良いでしょう。

達成の見込みが感じられないプロジェクトは計画性が乏しいと判断されてしまい、なかなか支援が集まりません。

そうならないためにも、達成した時の具体的なイメージを伝えましょう。

◯魅力的かつ支援しやすいリターン設定

支援者にとって、重要な判断材料となるのが「リターン」です。

クラウドファンディングの種類の一つである「購入型」のクラウドファンディングには、支援者に金額に応じたお返しが必要となり、このお返しがリターンです。

物や商品だけではなく、サービスや体験がリターンとなることもあります。

リターンを決める際、

「支援者が支援したくなるようなリターンであるか」

「リターンの種類は適切であるか」

「支援者が購入するために必要な情報が十分に記載されているか」

などの視点が必要です。

このような視点からリターン設計を行い、魅力的かつ支援しやすい設定にすることがポイントとなります。

◯SNSなどの集客チャネル

プロジェクトページの魅力だけではなく、SNSなどを用いた「集客チャネル」も成功の鍵を握ります。

集客チャネルには、SNSやLP、プレスリリースなどを活用する方法があります。集客チャネルを活用することで、事前集客や公開直後、終了直前の重要な期間に効果的な情報発信を行うことができます。

プロジェクトの認知度を高めることで、人気が人気を呼んだり、クラウドファンディングサイトから評価が高まったりと、成功につながりやすくなる点が魅力です。

◯競合プロジェクトの分析と差別化

成功率を高めるために、競合プロジェクトの分析と差別化も重要です。

クラウドファンディングのプロジェクト数はとても多く、国内クラウドファンディングの中で支援者数No.1であるCAMPFIREを例にとると、累計プロジェクト数は約5.6万件(https://camp-fire.jp/stats)にも上ります。

膨大なプロジェクトの中で注目度を高めるために、競合プロジェクトとの差別化が必要になります。

競合プロジェクトの分析をふまえて、そのプロジェクトにしかない魅力をアピールしましょう。

◯目標金額の設定が適切で、ストレッチゴールも活用

目標金額の設定が適切であることも、成功につながるポイントの一つです。

第三者から納得感を持ってもらえる目標金額を設定しましょう。

また、適切な目標を設定するために「ストレッチゴール」の活用もおすすめです。

ストレッチゴールとは、「募集期間内に目標金額を達成した際、さらなる応援を求めて新たに目標を設定し、追加資金を募ること」を示します。

段階的な目標を立てることで、プロジェクトの始めから大きい金額を目標にするよりも、着実に達成へとつなげることができます。

3.クラウドファンディングの成功事例

続いてクラウドファンディングの成功事例を見ていきましょう。ここで紹介するのは、クラウドファンディングで資金調達を成功させて知名度も高めている事例となります。ここでは網羅的に次の10事例を見ていきましょう。

  1. 映画「この世界の片隅に」
  2. 絵本「えんとつ町のプペル」
  3. ソニー社「HUIS」
  4. 登山家・栗城史多さんの登山費用
  5. 折り畳み式電動ハイブリッドバイク「glafitバイク」

3-1.映画「この世界の片隅に」

日本のクラウドファンディングの成功事例として、最も有名なのが2016年11月に公開された片渕須直監督のアニメーション映画「この世界の片隅に」です。購入型クラウドファンディングで支援者を募集し約3,900万円を集めて制作、公開まで達成しました。はじめは、ミニシアターでの上映をメインにされていたそうですが、SNSでの口コミが広がり全国での公開まで発展したのです。その興行収入は、27億円まで到達しました。

購入型クラウドファンディングでの成功の背景には、支援者が「この世界の片隅に」の制作メンバーになれることでしょう。というのも、購入型クラウドファンディングで購入できるのは、映画制作や制作スタッフミーティングへの参加券なのです。

「映画制作に関わってみたい」、「自分たちで有名な映画を作ってみたい」、「有名な監督と仕事ができるなら、お金を払ってでも参加したい」というような気持ちを促せたのが、成功の鍵だったのではないでしょうか。

3-2.絵本「えんとつ町のプペル」

お笑い芸人でコンビ、キングコングを組んでいる西野亮廣さんが手がけた絵本「えんとつ町のプペル」の個展を入場無料で開催するプロジェクトが、クラウドファンディングで大成功を納めました。今でこそ西野亮廣の「えんとつ町のプペル」は有名で、高い人気を誇っていますが、その作品が注目を集めたのはクラウドファンディングがきっかけと言えるでしょう。

西野亮廣の「えんとつ町のプペル」は、購入型クラウドファンディングで資金調達が開始され目標金額180万円に対して、4,600万円以上を集める大成功となりました。

価格設定n幅が広く3,000〜30万円までのリターンが設定されているのが特徴です。うまく支援者の興味関心や欲求を抑えたリターン設定が成功した要因かもしれません。

3-3.ソニー社「HUIS」

大手家電メーカーであるソニー社が開発した「HUIS REMOTE CONTROLLER」(以下「HUIS」)が、クラウドファンディングであっという間に目標金額を達成させました。「HUIS」は、家にあるすべてのリモコンの機能を、覚えられる学習機能を持ったリモコンです。

その最新鋭のテクノロジーと利便性の良さから注目があるまり、クラウドファンディングの成功に繋がりました。利用したクラウドファンディングサイトは「First Fight」と呼ばれるEコマースとクラウドファンディングを掛け合わせたサイトです。支援者募集開始から、25時間という異例の速さで目標金額を達成しました。

3-4.登山家・栗城史多さんの登山費用

登山家である栗城史多さんが立ち上げた、エレベストへ登山してその風景を生中継するというプロジェクトが購入型クラウドファンディングで大成功を納めています。1,800万円の目標金額に対して、集まった資金は2,000万円以上。栗城史多さんは費用のかかる登山に、挑める環境を作られました。

リターンは、エベレストからの生中継映像といって支援者にとって魅力的なものです。他にも栗城史多の講演など、価格設定の異なる多数のリターンが用意されていました。

3-5.折り畳み式電動ハイブリッドバイク「glafitバイク」

購入型クラウドファンディングサイトのMakuakeで、自転車と電動バイクを融合させた株式会社ファイントレーディングジャパンによって開発された自転車と電動バイクを融合した「glafitバイク・GFR-01」の先行販売がされて、資金調達を成功させています。

募集開始からわずか3時間で、目標金額である300万円を達成しています。「glafitバイク・GFR-01」は、1台17万2,480円と決して安くないにも関わらず、瞬く間に売れていき、プロジェクト開始から2ヶ月半後には1億2,800万円を集めることになったのです。

4.クラウドファンディングの成功に必要なポイント

クラウドファンディングで資金調達を成功させるには、事業ごとの魅力を伝えなければなりません。しかし成功するポイントには、次のような共通点があります。

  1. 目標を明確にする
  2. 情報発信で支援者の共感を得る
  3. 綿密な事業計画
  4. 魅力的なリターンを準備する
  5. 魅力的なプロジェクトページを作る

それぞれ、確認していきましょう。

4-1.目標を明確にする

クラウドファンディングで資金調達を成功させるには、明確な目標設定が重要です。その理由は、目標設定があるからこそ人の共感を得られるからです。たとえば、身近にいる友達の夢が「環境問題を解決すること」だとして、その理由を聞いても「なんとなく」としか返事されなければ共感を持てませんよね。もしくは「本当に大丈夫かな?」と心配になってしまうことすらあるでしょう。

同じことがクラウドファンディングでも言えます。目標を明確にするために、次のようなことをあらかじめ決めるようにしてください。

  • 事業の目的
  • 事業の目標
  • 事業をする動機
  • 事業の対象者を明確にする

目標を明確にすると、支援者からの共感を得られるだけでなく、自分たちのしなければならない行動も明確になるはずです。

4-2.情報発信で支援者の共感を得る

クラウドファンディングサイトは、インターネットを通じて広く多くの人に事業情報を届けられる仕組みです。しかしクラウドファンディングサイトに訪れる人は、もともとクラウドファンディングに関心のある人たちに限られてしまいます。つまりクラウドファンディングだけでは、情報を届ける相手として不十分であるということです。

そこでFacebookやTwitter、Instagram、YouTube、ブログなどのSNSで継続的に広く多くの人に情報を届けるようにするのがおすすめです。情報発信で大切なのが「共感」です。なぜなら人は「共感」するからこそ、応援したくなるから。

その「共感」を生むのに役立つのが明確な目標です。事業の目標を明確に、情熱を持って継続的に情報発信できれば支援者を増やせる可能性が高まるでしょう。

4-3.綿密な事業計画

クラウドファンディングで資金調達す流には、綿密な事業計画を練り上げておきましょう。なぜなら、綿密な事業計画があれば支援者からの信頼感を得られるからです。事業計画を立てるには、次のようなことを決めましょう。

  • 事業の実施に必要な資金とその内訳
  • 事業のスケジュール
  • 事業の具体的な実現方法

事業計画を根拠を持って立てられると、支援者はその事業に納得感と信頼感を持って資金提供できるのです。また起案者側にも事業に自身が持てますし、計画倒れする危険性も少なくなります。

4-4.魅力的なリターンを準備する

魅力的なリターンを準備するのも、クラウドファンディングでの資金調達を成功させるひとつの鍵です。リターンがあると、事業の付加価値になります。世間がどのようなものを求めているかを考え、その事業からでしか得られない価値をリターンにこめるのがいいでしょう。

4-5.魅力的なプロジェクトページを作る

プロジェクトページとは、クラウドファンディングサイトで事業の詳細情報を伝えるページのことです。どんなに事業が魅力的でも、その情報を支援者に見てもらえなければ資金調達はできません。そのため、できるだけ情報をわかりやすくかつ魅力的にまとめたプロジェクトページを作るようにしてください。

その際は、次のようなことを意識するのがおすすめです。

  • 事業のタイトルを、支援者の興味をひくものにする
  • リターンや事業の画像・動画を入れる
  • 文章をわかりやすく、見やすいものにする

制作したら、必ず複数人で確認し合うようにしましょう。さらに信頼のおける事業とは関係ない第三者にも目を通してもらいフィードバックをもらうのがベストです。

5.まとめ

クラウドファンディングでの資金調達は、想像以上に難しいものです。とはいえ、世の中のニーズを捉え、試行錯誤しながら誠実に取り組んでいけば必ず資金調達のチャンスが来るはずです。

クラウドファンディングで資金調達を成功させるためには、支援者が何を求めているのか、これまでのクラウドファンディングで成功した事例はなぜ成功したのかなどを論理的に考える必要があります。その上で、個性として自分のプロジェクトを磨くようにしましょう。

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