【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

先週はThreads(スレッズ)の話題で持ちきりでした。米Metaが満を持して投入してきた、TwitterライクなSNSは、Instagramのアカウントでそのまま利用でき、フォロー関係も引き継げることから、驚異的なペースでユーザーが急増しています。約2日間で7000万ユーザーを突破するほどです。

イーロン・マスク氏が経営権を握ってからというもの、Twitterは不安定な状態が続いており、ユーザーは「次の場」を求めています。そのタイミングにばっちり合ったのがThreadsでした。Twitterからの移行派と、Instagramから「取りあえずやってみた」ユーザー両方を流入させることに成功している状態です。

アプリが配信されて1週間経ちましたが、どういった状態なのをウォッチしてみました。

1.「フレンドリーなSNS」に“おじさん・おばさん”はダメ? 新サービス「Threads」今後の可能性は

abemaTVで生配信されているニュース番組「ABEMA Prime」では、Threadsの特集が組まれ、専門家やコメンテーターが激論を交わしました。

ITジャーナリストの三上洋氏は「今のThreadにはSNSの問題点を分かっている経験者しかいないから、荒れていない。『番組で紹介していい人だけリプライをください』と呼びかけたら、一斉に集まった。公開の時期が早まったのは、確実にTwitterを意識していると思う。現状のFacebookやInstagramは、実は“閉じたSNS”だ。自社サービスの中で囲い込んで、ユーザーのデータをいっぱい取って、広告で儲ける。一方でThreadは、みんなで広げていく親しみやすさ、コミュニケーションを大事にすると言っている」と語り、Meta社のCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏はThreadsで「時間はかかるが、10億人以上が参加する公開会話アプリがあってもいい」と投稿。「目標は、拡大しながらも親しみやすさを保つこと」だといい、「Threadsをフレンドリーな場所にすることに注力する」という発言を紹介しました。

NPO法人「あなたのいばしょ」理事長の大空幸星氏は「きょうMetaの公共政策担当者と話す機会があった」と明かした上で「アクティビティパブが使えるなら、Threadsのアカウントを持っていなくても利用できるから、開けたサービスになると思う。一方で、今アメリカでは、Instagramが10代の女の子に自殺を喚起させたのではないかという裁判が起こって、大きな問題になっている。Metaはそれをかなり気にしている。現状、Threadsでいわゆる有害ワードを打っても、相談窓口の表示はない。Metaとして、これは早急に対応しないといけない感覚を持っている」

スタートアップで若年層の女性をターゲットにするのは常識だという。

「まずはそこをターゲットにしてトレンドを作っていく。Clubhouseが一気に広まって、一気に調子を悪くしたのは、いわゆるSNSを使い慣れた“おじさん・おばさん”が入ってきたからだと思う。10代からしたら僕も“おじさん”だ。そういう人たちが入ってきた中で、トレンドに敏感な10代の子たちが『私たちも自由に使おう』となるかというと、ちょっと難しい。息の長いサービスにしたいと思って、優しいSNSにしたいなら、おじさん・おばさんは半年くらい使うのをやめた方がいいかもしれない」

このように発言しています。

2.ThreadsはTwitterを食う? それとも“クラブハウス化”する?

ITメディアニュースはThreadsの記事が週間アクセスランキングで上位にきたことを紹介し、

《ThreadsはTwitterと異なる部分も多い。短いテキストを投稿し、返信したり拡散・再投稿したりできるという基本的な部分は同じだが、例えば、ハッシュタグや検索機能がない。

 つまり、さまざまなユーザーの発言を横断して一つの話題を追いかけることができない。一つの話題に対して人々が集まることがないので、盛り上がりにくい半面、炎上もしにくいといえる。

 フォローした相手だけをタイムライン(フィード)に表示することも現状ではできないし、最近の投稿を時系列に見ることもできない。タイムラインには、インフルエンサーの投稿とフォロー相手の投稿が、独自のアルゴリズムで選ばれて表示される。

 Twitterは、リアルタイム性の高さと、同じ話題でつながる機能に強みがあったと思う。だがThreadsはそのどちらも持っていない。どちらかというと、インフルエンサーの投稿にファンが反応することがメインの、Instagramに近い存在なのかもしれない》

このように論じた上で、大失敗したClubhouseと同じ道をたどる可能性を示唆しました。

3.Threadsは平凡で退屈。でもそれを求めていた

ITメディアの「Gizmodo US」は「Threadsは平凡で退屈。でもそれを求めていた」というタイトルでThreadsの記事を掲載し、「Threadsは今、平凡の結晶みたいな存在」と紹介しました。

この平凡さこそThreadsの良さだと言い、他のSNSでは感じられない穏やかさが特徴だと述べています。新しいSNSってコミュニティを作るまでがちょっとしたハードルなわけですが、Threadsではそれがすごく低いんです。Instagramの20億ユーザーネットワークを使えることで、Threadsにはいち早い成功が見込めるとも語り、定着する可能性を示唆しています。

Twitterが自滅状態なので追い風になるかもしれません。

しかし問題点はあります。運営会社がMeta社だという点です。Facebook社名義の時代に個人情報を搾取して儲けていたことを許していないユーザーがいます。彼らにとってMeta社は悪いイメージしかありません。

しかし日本では大きく報じられていなかったので気にする人がいないでしょう。

4.Threadsの新機能をいち早く試せるAndroidテストプログラム

そして早くもAndroid版でテストプログラムが配布されそうです。

テスト版プログラムはPlayストアで申し込めば参加できるようになり、参加すればThreadsのアプリに対してテスト版のアップデートが受け取れます。

 なお、テストに参加した場合は特定のデータが収集され、開発者と共有されてアプリの改善に役立てられます。テスト版ゆえ不安定になる可能性もあるので注意してください。

 テストプログラムはいつでも終了でき、その際はテスト版をアンインストールし、Google Playからパプリックバージョンをインストールするだけです。ただしパブリックバージョンができるようになるまで最大で数時間かかる場合があるとしています。

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