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2023年3月21日、Instagram広告において、新しく「リマインダー広告」と「検索結果広告」をテストしていることを発表しました。

Meta社は人々が新しいブランド、企業、製品、または今後のイベントを見つけてもらい、有意義なつながりを形成するためだと言及しています。

当記事では「リマインダー広告」と「検索結果広告」について解説し、企業がInstagram広告を活用する上でどのようなメリットがあるのか解説します。

1.Instagram、リマインダー広告と検索広告を発表

Instagramは2023年3月21日、リマインダー広告と検索広告を発表しました。

https://business.instagram.com/blog/reminder-ads-and-ads-in-search-results

《リマインダー広告は、すべての広告主様にフィードのオプションとしてご利用いただけます。今後の予定についての認知度アップ、期待感の醸成、検討機会の増加にお役立てください。利用者は便利なリマインダーを設定して、Instagramから3種類の通知(イベントの1日前、15分前、開始時)を受け取ることができます。》

2.リマインダー広告とは

リマインダー広告は、企業が関心を持ちそうな将来のイベントや発売を告知、リマインド、通知することを容易にする新しい広告フォーマットです。すでにいくつかの会社でテストを開始しています。

リマインダー広告は、フィードのオプションとしてすべての広告主に展開され、広告主は来るべき瞬間への認識、期待、配慮を高めることができるとしています。ユーザーは自分に合ったリマインダーを選ぶことができ、イベントの1日前、15分前、その時間の3つの通知をInstagramから受け取ることができます。

3.Instagramも検索広告をテスト開始

Instagramの検索結果広告はInstagramの検索結果に表示される広告です。

Instagram内でビジネス、製品、コンテンツを積極的に探しているユーザーにリーチすることができます。Instagramの検索結果広告ではユーザーが検索結果から広告をタップするとスクロールできるフィード投稿が表示されるそうです。

https://business.instagram.com/blog/reminder-ads-and-ads-in-search-results

《ビジネス、商品、コンテンツを積極的に探している利用者にリーチするための手段として、検索結果での広告のテストも開始しました。この広告は、検索結果から投稿をタップすると表示される、スクロール可能なフィード内に表示されます。今後数か月で、この配置を全世界にリリースする予定です。》

因みに検索エンジンのGoogleで情報を探すことを「ググる」とも呼びますが、SNSにおいてハッシュタグを利用した情報収集や検索行動 のことは「タグる」とも表現をされています。

4.今回の発表は企業側にどのようなメリットがあるのか

まず、リマインダー広告はユーザーが広告を見た際、興味あったけど忘れてしまうといったことが防止できます。そのためInstagramのリマインダー広告は、「今までリーチはできていたけれど、イベント集客や購入数に繋がらない」といった悩みが解消できる可能性があります。

また、Instagramの検索結果広告はユーザー側がコンテンツを探すうえで役立ち、企業側は新しいコンテンツや製品、体験を探しているユーザーに知ってもらえるというメリットがあります。

5.Instagram広告の配信面は計5つ

Instagram広告の配信面は今まで

  • 「ストーリーズ画面」
  • 「フィード画面」
  • 「発見タブ画面」
  • 「リール画面」

の4つの画面に表示されていました。

今回の発表で、新しく「検索結果画面」にも表示されるようになり、結果Instagram広告の配信面は計5つになります。

ちなみに「発見タブ画面」と「検索結果画面」の違いがわからない方のために解説すると「発見タブ画面」はInstagramの下のバーにある発見タブをクリックしてすぐに表示される画面のことを指します。

「発見タブ画面」は各ユーザーの検索キーワードや普段見ているフィード投稿をもとにレコメンド(オススメ)されたものが表示されます。それに対し、「検索結果画面」は発見タブ画面の検索から検索し表示された画面のことを指します。

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