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SNSを活用したマーケティングにはさまざまな種類がありますが、その一つである「SNSキャンペーン」は、フォロワーの獲得やブランド・サービスの知名度向上に効果的としてよく採用される手法です。
また、キャンペーンを実施するプラットフォームとしては、日本国内の月間アクティブユーザー数が4,500万以上と高い人気を維持しているX(Twitter)が人気となっています。
そこで今回この記事では、X(Twitter)とTikTokの広告キャンペーンで成功した事例をご紹介します。
1.X(Twitter)広告キャンペーン成功事例5選
X(Twitter)広告キャンペーンの成功事例を5つの手法に分けてご紹介していきます。
順番に詳しく見ていきましょう。
◯フォロー&リツイートキャンペーン
フォロー&リツイートキャンペーンとは、アカウントのフォローとキャンペーンツイートのリツイートを参加条件としたキャンペーンのことで、フォロワーの獲得と情報の拡散が期待できます。
また、ユーザー側も簡単に参加できることから参加者が増えやすい特徴があり、Twitter上で実施されるキャンペーン手法の中でも最もポピュラーといえるでしょう。
なお、より多くのエンゲージメントを獲得したい場合は、フォロー&リツイートに加えて「いいね」も参加条件に加えることがおすすめです。
●【フォロー&リツイートキャンペーンの成功事例】:セブンイレブン
上記の投稿では、
- 公式X(Twitter)アカウント(@711SEJ)のフォロー
- キャンペーンツイートのリツイート
の2つを参加条件とし、抽選で10万名の当選者に対して「セブンプレミアムゴールド 金のマルゲリータ」が1枚無料になるクーポンがプレゼントされるキャンペーンとなっています。
当選者を10万名とかなり多く設定することで当選の期待値を高くするなど、より多くの参加者を集められるような工夫は参考にしたいポイントです。
また、上記のキャンペーンは42万件以上のリツイートを獲得する人気キャンペーンとなり、「世界のセブンイレブングルメフェア」の周知に大きく貢献したキャンペーンになったといえるでしょう。
それに加えて、抽選結果がその場で分かる「インスタントウィン機能」を活用していることもユーザーの参加意欲を高める工夫の一つです。
◯フォロー&引用リツイートキャンペーン
フォロー&引用リツイートキャンペーンとは、アカウントのフォローとキャンペーンツイートの引用リツイートを参加条件としたキャンペーンのことで、先ほどと同様にフォロワーの獲得と情報の拡散が期待できます。
フォロー&リツイートキャンペーンと比べるとキャンペーン参加への手間は増えますが、ユーザーからの意見や感想を集められることが大きな魅力です。
また、ユーザーが引用リツイートする手間をかけてでも参加したくなるような賞品設定がポイントになる手法といえるでしょう。
●【フォロー&引用リツイートキャンペーンの成功事例】:塚田農場
上記の投稿では、
- 公式X(Twitter)アカウント(@tsukada_nojo_)のフォロー
- #チキン南蛮を付けて引用リツイート
といった2ステップを参加条件としており、当選者10名に対してAmazonギフト券1,000円分がプレゼントされるキャンペーンとなっています。
こちらのキャンペーンでは、Amazonギフト券という多くのユーザーが魅力を感じる賞品設定をしていることがポイントといえ、当選者数は10名でありながら1,200件以上のリツイートを獲得しており、低コストで情報の拡散に成功した事例といえるでしょう。
また、”塚田農場の国産若鶏のチキン南蛮を食べたことがある人は味の感想も教えてください”と記載することで、ユーザーから寄せられた好意的なコメントはUGCとしてさらなる広告効果を生み出したと推測できます。
◯フォロー&投稿キャンペーン
フォロー&投稿キャンペーンとは、アカウントのフォローと指定された内容のツイートを参加条件としたキャンペーンのことで、フォロワーの獲得のほかUGCの誘発に効果的な手法です。
また、リツイートが参加条件に含まれていないため情報拡散力が特別高くはないものの、ユーザーの投稿による受け入れられやすい広告効果を期待できることが魅力といえるでしょう。
●【フォロー&投稿キャンペーンの成功事例】:ロッテ
上記の投稿では、
公式X(Twitterアカウント)(@lotte_coolish)のフォロー
クイズの解答をツイート
といった2つを参加条件とし、1日250人、合計2,500人の当選者にはクーリッシュバニラが1個がプレゼントされるキャンペーンとなっています。
こちらのキャンペーンでは、俳優の間宮祥太朗さんを起用することでユーザーからの注目を集めており、RTが参加条件に含まれていないのにも関わらず1,000件以上のRTを獲得し、情報の拡散にも成功しています。
また、「カンバセーショナルカード」機能を活用することでユーザーが簡単にハッシュタグ付きツイートを作成できるなどUGCを生み出しやすい工夫がされており、キャンペーンに応じた適切な機能を使っていることも参考になるポイントです。
◯フォロー&リプライキャンペーン
フォロー&リプライキャンペーンとは、アカウントのフォローとキャンペーンツイートへのリプライを参加条件としたキャンペーンのことで、ユーザーからの意見に触れやすいことが最大の特徴です。
そのため、製品やサービスへの要望や改善案を効率良く集めたい際におすすめといえるでしょう。
●【フォロー&リプライキャンペーンの成功事例】:DeepExperience
上記の投稿では、
- 公式X(Twitter)アカウント(@exp_ja)のフォロー
- キャンペーンツイートにサービスへの要望をリプライ
といった2つを参加条件としており、当選者20名に対して500円分のAmazonギフト券がプレゼントされるキャンペーンとなっています。
キャンペーンによって集めたユーザーからの意見を取り入れることで、より良い顧客体験の創出につながるため、サービスの拡大や成長を目指しているビジネスで有効なキャンペーンといえるでしょう。
また、こちらのキャンペーンでは実際に以下のような要望が確認できました。
以上のようにユーザーからのリアルな意見が見れることで、サービスの価値を高めたり独自性を生み出すことにつながるでしょう。
◯ハッシュタグキャンペーン
ハッシュタグキャンペーンとは、指定されたハッシュタグを付けてツイートすることを参加条件としたキャンペーンのことで、オリジナルハッシュタグの周知に有効な手法です。
また、キャンペーンが盛り上がってツイート数が増え、オリジナルハッシュタグがトレンド入りすれば、フォロワー外へのリーチにも効果的となるでしょう。
●【ハッシュタグキャンペーンの成功事例】:カフェ・ベローチェ
上記の投稿では、
フェアの対象商品を撮影
#一瞬でハワイアン&感想を付けて撮影した写真とともにツイート
といった手順を参加条件とし、毎日先着200名、合計3,000名に対してハワイアンフェア商品が半額になるデジタルクーポンがプレゼントされるキャンペーンとなっています。
オリジナルハッシュタグを活用してフェアの拡散を図り、期間限定商品をよりプッシュすることで、短期間での集客効果を発揮させる工夫は参考になるポイントです。
2.TikTok広告キャンペーン成功事例5選
TikTokキャンペーンの成功事例を5つの手法に分けてご紹介していきます。
順番に詳しく見ていきましょう。
◯フォロー&いいね&コメントキャンペーン
フォロー&いいね&コメントキャンペーンでは、企業のTikTokアカウントのフォローとキャンペーン投稿に対してのいいね・コメントを行うことで参加できる企画となっています。
フォロワー増加を期待できると同時に、いいねやコメントを促すことでキャンペーン投稿自体のエンゲージメントが高くなり、より多くのユーザーにアプローチすることが可能となります。
景品やプレゼント以外にコストがかからずシンプルな内容であるため、まだ知名度の低いアカウントであっても取り入れやすいキャンペーン施策です。
●【フォロー&いいね&コメントキャンペーンの成功事例】:PIZZA-LA
上記の投稿は、
- ピザーラ公式アカウント(@pizza_la_official)のフォロー
- キャンペーン投稿への「いいね」
- キャンペーン投稿に「ピザーラお届け🍕🦖」とコメント
の3つが参加条件となっており、抽選で10名の当選者に「ピザーラオリジナルハンディファン」がプレゼントされる企画となっています。
実際に投稿には600件以上のコメントが寄せられており、高いエンゲージメントを獲得していることが分かります。
プレゼント内容としてオリジナルグッズを作成することでクーポンなどのプレゼントよりもコストはかかりますが、投稿自体への閲覧数も伸ばしやすく、話題性を生みやすい・キャンペーン参加率を高めやすいといったメリットが挙げられます。
上記のようなキャンペーンはユーザーが参加しやすいキャンペーンであることから、短期的にアカウントのフォロワー増加に繋がりやすいという特徴もあります。
一方、キャンペーン終了後にフォロー解除をされやすいという懸念もあるため、その後もフォローを継続してもらうためにユーザーが楽しめるコンテンツ作りに力を入れていく必要があるでしょう。
◯ハッシュタグ&楽曲使用キャンペーン
ハッシュタグ&楽曲使用キャンペーンは、企業が作ったオリジナルのハッシュタグを用いた投稿を、指定の楽曲を使用してユーザー自身に行ってもらうキャンペーンとなっています。
ユーザー参加型のキャンペーンを行うことで、自社アカウントによる投稿ではリーチできなかった層へ認知拡大を狙うことが可能となります。
上記のようなキャンペーンでは、ハッシュタグや楽曲を用いてどんな投稿を行ってもらいたいのかを指定することで、自社のブランドとキャンペーンの親和性を高めることがポイントとなるでしょう。
●【ハッシュタグキャンペーンの投稿事例】:ユニクロ
本キャンペーンは、
- ハッシュタグ「#UTPlayYourWorld」を使用
- 指定の楽曲「#UTPlayYourWorld」を使用
- ユニクロのグラフィックTシャツブランド「UT」を着用
以上の条件を満たした動画を投稿することで参加できるキャンペーンとなっており、投稿の中から選ばれた5名が「UT」のグローバル・インフルエンサーとして起用されるという内容になっています。
日本グランプリは、日本国内で放映される「UT」のTVCMへの出演権が贈呈され、各マーケットの受賞者は、世界中のユニクロ店舗、ユニクロ公式SNSで流れる、「UT」を紹介する映像に出演するというものになっています。
本キャンペーンは日本主導としては史上初であるこのグローバルハッシュタグチャレンジとなり、約9.5万人が参加、投稿数約18.5万、視聴数は約3.3億回にも上りました。
上記のような企画は、受賞内容も相まって、普段TikTokやその他SNSで投稿を行っているインフルエンサーやクリエイターによる参加率が高い内容となっていますが、インフルエンサーのフォロワーに自社商品やブランドの認知拡大を図ることができる・話題性を作ることができるといったメリットがあります。
インフルエンサーマーケティングには費用が掛かりますが、上記のようにインフルエンサー側から自発的に投稿を行ってもらえるキャンペーンを行うのはとても良い企画であると言えますね。
ある程度知名度やブランド力を確保している企業は、上記のようなキャンペーンにも挑戦していきましょう。
◯ライブ配信参加キャンペーン
ライブ配信参加キャンペーンは、TikTok上のライブ配信機能であるTikTok LIVEを使用したキャンペーン企画になります。
LIVE配信は18歳以上かつ、TikTokの定める条件を満たした方のみ利用可能な機能で、スマートフォンとパソコンでそれぞれ配信することができます。
LIVE配信を実施したユーザーのみが参加できる企画から、視聴したユーザーも参加できる企画まで内容は様々です。
LIVEキャンペーンは通常、ユーザータスクやキャンペーンランキングなど複数の要素が含まれ、様々な要素からキャンペーンの当選者が決定される仕組みとなっています。
LIVE配信を用いたキャンペーンとの相性が良い企業形態は他キャンペーンと比較して限定されますが、活用することでユーザー同士のコミュニケーションが活発になり、ファン獲得に繋がりやすいといったメリットがあります。
●【ライブ配信参加キャンペーンの投稿事例】:荒野行動
上記のキャンペーンは中国の大手ゲーム企業NetEase Gamesが開発・運営するバトルロワイヤルゲーム「荒野行動」がTikTok LIVE機能を活用して行ったキャンペーンです。
本キャンペーンは、
- 「Discord」アプリ内の「荒野行動_TikTokコミュニティ」への参加
- Tik Tok LIVEでのゲーム配信を実施
以上の条件を満たすことでキャンペーンに参加することが可能となり、参加者には毎週のランキング順位と月間で獲得したランキングポイント合計数の順位に応じて賞金や勲章などの特典が送られるといった内容になっています。
配信時間以外にも視聴時間・コメント数・シェア数など様々な指標からそれぞれに応じたポイントが加算される仕組みとなっており、配信ユーザーだけでなく視聴ユーザーを増やす工夫も行っていることが分かります。
ライブ配信を積極的に行ってもらうことで、荒野行動を普段プレイしていないユーザーの目にも配信動画を閲覧してもらうことが可能になります。
また、ゲームプレイヤー同士のコミュニティが確立されることでプレイ時間や頻度の増加が期待できるなど、様々なメリットが挙げられます。
18歳以上が参加できないという懸念点と、ライブ配信が有効となるサービス形態であることが必要となりますが、活用することでキャンペーン終了後にも高い効果を得られる企画であることが伺えますね。
◯エフェクト&ハッシュタグキャンペーン
エフェクト&ハッシュタグキャンペーンは、TikTok動画をカスタマイズできる機能であるエフェクトと特定のハッシュタグを使用した投稿をユーザーに行ってもらうキャンペーン企画です。
自社のキャラクターやロゴ、商品写真やイラストを用いたエフェクトをユーザーに使用してもらうことで、自社のアカウントでは訴求できなかった層に認知拡大を図ることが可能となります。
エフェクトを作成する際の手間やコストがかかりますが、エフェクト自体がトレンドになったり話題性を生むことで、多くのユーザーにアプローチできるといったメリットがあります。
●【エフェクト&ハッシュタグキャンペーンの成功事例】:ポケットモンスター(任天堂)
本キャンペーンは
- #ポケモンと遊びたい ハッシュタグを使用
- ブランドエフェクトの使用
以上の条件を満たした投稿を行ったユーザーが参加できる企画となっています。
上記のキャンペーンはゲーム『ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンションパス』第2弾「冠の雪原」の配信を記念して行われたもので、『ポケットモンスター ソード・シールド』や『ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンションパス』に登場する人気のポケモン5匹(ピカチュウ、ダクマ、マホイップ、ウールー、モルペコ)のエフェクトのいずれかを使用しハッシュタグ「#ポケモンと遊びたい」を付けて動画を投稿すると、優秀作品に選ばれた投稿者にプレゼントが当たるキャンペーン企画となっています。
上記のキャンペーンは、日本だけで投稿数が開始からわずか1ヶ月で2万件を超え、体験数は100万回に到達しました。
また、海外でも広く拡散され、特にタイ、マレーシア、台湾などのアジア各国では、ブランドエフェクト公開当日から、非常に多くのユーザーが使用し、グローバルでの投稿数は約35万件、体験数は1800万回という非常に高い数字となりました。
上記のブランドエフェクトはユーザー同士で競ったり遊べたりする「Miniゲームエフェクト」機能を採用しているため、エフェクトを使用してゲームを楽しむ姿を撮影するだけでエンタメ性の高い投稿が行えるようになっており、普段頻繁に投稿を行っていないユーザーにも参加しやすいキャンペーンとなったのではないでしょうか。
投稿を行ってもらうことでトレンドを生む狙いもありますが、投稿までに至らないユーザーにも、エフェクトを使って遊ぶことでキャラクターや製品の認知を促したり、親しみを感じてもらうことができるため、非常に有効な方法ですね。
◯ダンスチャレンジ&エフェクトキャンペーン
ダンスチャレンジ&エフェクトキャンペーンは、ブランドエフェクトを使用して、ユーザーに特定のダンスを踊った投稿を行ってもらうキャンペーンです。
大抵は同じ楽曲を使用したダンス動画を作成してもらうことが多く、ユーザーの間でダンスや楽曲が流行となることで自社の認知拡大が自然に行われていくといった効果を期待できます。
TikTokならではの強みを活かしたキャンペーン施策であると言うことができますね。
●【ダンスチャレンジ&ハッシュタグキャンペーンの投稿事例】:キューピー
本キャンペーンでは、
- キューピーが運営している料理番組キューピー3分クッキングのオープニング動画のダンスを指定の楽曲に合わせて踊る
- ブランドエフェクトの使用
以上の条件を満たした投稿を行うことで参加できる企画で、
- 採用された投稿がキューピー3分クッキングのオープニングで放映される
- 抽選で100名にキユーピー商品&グッズ詰め合わせセットがプレゼントされる
という内容になっています。
ダンスや音源、エフェクトを作成するにあたってコストや手間がかかりますが、話題性やコンテンツ性の高いキャンペーンを行うことでユーザーに投稿を促し、より多くの認知拡大を狙うことができます。
また、若年層に楽曲やダンスを閲覧してもらうことで、ブランドに対しての親しみを感じてもらう効果があります。
テレビ番組を見る若年層ユーザーが減少傾向にある近年では、SNSからブランドへの安心感・親近感を感じてもらうことができるのはとても有効な方法ですね。
⇒【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?