【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

「営業でなかなか成果が出ない」

「プレゼンで失敗した」

など、ビジネスシーンで失敗に悩んでいないでしょうか。相手があるビジネスにおいて、自分優先のコミュニケーションでは物事を上手く進められないケースがあります。

そこで取り入れてほしいのが「ストーリーテリング」です。今回はストーリーテリングの概要や事例などを解説します。ビジネスで成果を上げたい方は、ぜひ参考にしてください。

ストーリーテリングとは?

ストーリーテリングとはストーリーの力をマーケティングに活かすことです。

アメリカのスタンオード大学の経営大学院教授であるジェニファー・アーカー氏の研究で、事実や数字を並べたロジックな説明よりも、聞き手の感情に訴えかけるような物語性のある説明のほうが大幅に印象に残ることが分かっています。

参考:スタンフォード大学「ストーリーの力を活用する」

ストーリー性の持つ聞き手を引き付ける力を利用して、共感などを得られる点がストーリーテリングの魅力です。

ストーリーテリングの効果

では、ストーリーテリングに取り組むことによって、具体的にどのような効果を得られるのでしょうか。具体的に3つの内容を解説します。

イメージが伝わりやすい

1つ目はイメージが伝わりやすいことです。ビジネスシーンでは数字が重要視される場面が多いですが、数値や事実だけではメッセージを伝えきれない場合があります。

数値や事実をもとにどのようにビジネスに活かすか、そしてビジネス効果や最終的な成果を聞き手に伝えられると、より鮮明にイメージしてもらえます。

共感度が向上する

二つ目は共感度が向上することです。プレゼンや営業などの場面において、具体例を交えれば、聞き手が無意識に「自分ごと」として落とし込めます。聞き手はその具体例と自分を重ねて情報を受け取るため、共感度が向上するわけです。

記憶に残りやすい

3つ目は記憶に残りやすいことです。聞き手が具体例から将来をイメージできれば、記憶に残りやすくなります。例えば、勉強の公式や方程式は苦手であれば忘れやすいものです。大人になれば忘れる人も多くいるでしょう。

しかし、自分が好きなこと、つまり「自分ごと」として前向きにとらえられることは、記憶に残るものです。数値や事実に加えてストーリー性も重視すれば、聞き手の印象に残りやすくなります。

SNSはストーリーテリングが有効

ストーリーテリングの特性からSNSへの活用は効果を発揮します。特にユーザーとともにストーリーを創る「共創型」は有効です。共創型ではユーザーとともにコンテンツを作り上げます。

自社ではコンテンツの大枠だけを用意して、ユーザーの投稿などによりストーリー性を高めていくイメージです。なかでもユーザーの生の声が投稿されると、他のユーザーに対してのコンテンツの信ぴょう性が増します。

ストーリーテリングの事例

ストーリーテリングの事例として、3社の例をご紹介します。どのような特徴を持つのか、確認していきましょう。

Apple

ストーリーテリングの事例でよく取り上げられるのがAppleの事例です。スティーブ・ジョブズが初代iPodの発表プレゼンで述べた言葉を覚えている方もいるのではないでしょうか。

「1,000曲もの音楽があなたのポケットに」という短い言葉にスティーブ・ジョブズが発したストーリーの魅力が隠されていました。

味の素

SNSを活用した事例では味の素をご紹介します。日本でおなじみの食品メーカーですが「Umami、the fifth taste」としてSNSによるブランディングに注力しています。

Instagramで美味しそうな料理の写真やレシピなどを公開して、自社商品が食材の旨味をどのように引き出しているのかを伝えています。

三ヶ島製作所

三ヶ島製作所もSNSによるストーリーテリングに取り組みました。同社は競輪選手などが使用する自転車のペダルを製作するメーカーです。YouTubeではペダルの製造工程、Instagramでは部品や仕上がった自転車などの写真を投稿しています。

特にInstagramは共創型のコンテンツとなっており、ユーザーがタグ付けして投稿しています。自転車のペダルというニッチな市場ではあるものの、ストーリーテリングを体現した事例でしょう。

ストーリーテリングのフレームワーク

ストーリーテリングにおいて物語の筋であるプロットを考えるフレームワークをご紹介します。

チャレンジプロット

1つ目はチャレンジプロットです。チャレンジプロットとは、弱者を主人公にして強者に勝つためのチャレンジを描くことです。映画や小説ではよくある展開であり、共感を得やすいでしょう。

ビジネスにおいては、中小規模の企業が巨大市場への挑戦する際に活かしやすいフレームワークです。

クリエイティビティプロット

2つ目はクリエイティビティプロットです。クリエイティビティプロットとは、創業者や発明者を主人公として、画期的な商品やサービスで、新たな基準を打ち立てるストーリーです。自社商品が画期的、革新的な場合には効果的です。

また、創業者や発明者にカリスマ性がある場合にも効果を得やすいでしょう。自社のサービスを利用することで、どのような新たな価値を獲得できるか明確なストーリーが必要です。

コネクションプロット

3つ目はコネクションプロットです。コネクションプロットとは、人とのつながりを軸にストーリー展開をすることです。誰が聞いても共感、支持したくなるストーリーにすることで、多くの賛同を得られます。

企業理念をアピールしたいとき、サスティナビリティやSDGsなど積極的に取り組んでいる場合には、ストーリー性を描きやすいです。

ストーリーテリングに取り組もう

ストーリーテリングは、ビジネスにも活用できる手法です。商談やプレゼン、営業などさまざまな場面でストーリー性を大事にして具体的な施策を考えてみましょう。

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