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Webサイトへの訪問数を増やすにあたって、検索結果からの流入数を増やすことは欠かせません。

検索結果からの流入数を増やす手段としては、検索順位を上げる「SEO」と、検索結果の上部に出稿する「リスティング広告」の二種類があります。

しかし、「SEOとリスティング広告をどう使い分ければいいの?」といった疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

今回はSEOとリスティング広告の違いについて、それぞれの定義から使い分けまで解説します。

1.SEOとは?

SEOとはサーチエンジン最適化(Search Engine Optimization)の略です。検索エンジンで上位に表示されるようにサイトをユーザーにとって利用しやすいものに改善することを指します。

SEOの特徴は主に以下の4点です。

  • サイトの仕様変更による効果が出るまでに時間がかかる
  • 検索順位の決定は自社によるSEOだけではなくほかのウェブサイトの動向にも影響を受けるため、確実に検索順位を上げられるとは言えない
  • 広告ではないためクリック率が高く、一度上位に表示されれば順位を維持しやすい
  • SEOそのものに費用はかからない(SEOの一環として必要なコンテンツ制作など、具体的な作業に人件費がかかることはある)

このように、効果が出るまでに時間がかかる一方で、リスティングに比べてクリック率が高く、上位に出るようになればその効果は大きいです。

2.リスティング広告とは?

リスティング広告とはサーチエンジン上の有料広告のことで、課金することで検索結果の上部の広告スペースに表示させる仕組みです。基本的に1クリックいくら~というような課金体系になっています。PPC広告とも呼ばれます。

リスティング広告の特徴は主に以下の4点です。

  • すぐに広告を掲載できる(即効性がある)
  • キーワード、入札額などの要素は変更可能であり、コントロール性が高い
  • 検索上位に表示される割にはクリック率が低い
  • 有料

お金がかかってしまうものの、広告の設定から表示までがとても速いです。

3.SEO対策とリスティング広告

これらの言葉は、ともにYahoo!とGoogleといった検索エンジンを媒体としてユーザーをWEBサイトに誘導するための手段として共通しているため、並列に語られることが多くあります。

ただし、実際にSEO対策とリスティング広告をよーいドンでスタートしてみると、実はそれらが全く性質の異なる(実行するための戦術としての性質で異なる)ものであると感じることが少なからずあると思います。ここでは、実際にそれらがどのように共通で、どのように異質であるかについて簡単に解説してみます。

※ここでは便宜上、「リスティング広告=検索連動型広告」としています。

4.何が共通なのか

SEO対策にせよリスティング広告にせよ、どちらも「検索エンジンを通じて、WEBサイトの内容に関連するキーワードで検索したユーザーを誘導する」という意味では全く同じです。

わざわざキーワードを打ち込み検索するユーザーには大抵何かしらの目的がありますし、特に商品の購入を検討しているような検索を行うユーザーだけに絞ってWEBサイトに誘導出来るのであれば、SEO対策もリスティング広告どちらも他の広告手段と比較して非常に効率的なプロモーションが可能であることは想像しやすいと思います。(「可能」なのであって、必ずしもそうとは限らないということを補足しておきます)

ですのでSEOやリスティング広告の売り文句として「費用対効果の高い集客方法」というフレーズが浸透していますし、このフレーズ自体は深読みしなければ間違いではありません。(※このページはマーケティング手法を解説するページではありませんので、そういう意味で共通であるということに留めておきます。)

5.何が違うのか

まず第1に、検索エンジンのランキングアルゴリズムによって順位付けられて表示される自然検索(オーガニック検索)枠と、主にキーワードの入札価格や広告としての品質によって順位付けられて表示される広告枠では、そもそもそれらの存在意義自体が異なります。

上記に関連しますが第2に、リスティング広告はPPC(Pay Per Click)というクリック課金型の広告で、諸々の準備を行えば広告が表示されますが、SEOによって自然検索枠で表示されるのはユーザーを誘導するための広告文ではなく、「コンテンツそのもの」であるという点で異質です。

6.どちらの方が効果が高いの?

やはり気になるのは費用対効果ですよね。どちらがよいかといいますと、正直ケースバイケースです。目的や御社の扱っているサービスや商材によって使い分けることをおすすめします。

6-1.扱っている商品が1つのみの場合

扱っている商品がオリジナル商品1つのみだった場合。この場合は、リスティング広告での集客がおすすめです。

1つの商品だけだと用意できるコンテンツが限られていることも多く、検索エンジンから評価を得にくいため、SEOだけ実施していても集客のできる可能性は低くなります。リスティング広告ならコンテンツ量に左右されず集客・販売へ結び付けられます。

6-2.コンテンツが大量にある場合

先ほどとは対照的に、コンテンツが大量にあるウェブサイトの場合は、サイト内のSEOをしっかりと行うことで上位表示を狙うことができるでしょう。

6-3.一般的な企業サイトの場合

また、一般的な企業サイトなど、受注へつながるキーワードで最大に露出させるためには両方とも実施したほうがいい場合もあります。両方実施する場合には、リスティング広告ですぐに成果を出しながら、そこで得た情報を長期的なSEOに役立てる事もできます。

7.短期で成果を求めるならリスティング広告

気になることの一つとしては、効果があわられるスピード。今すぐにでもお問合せを増やしたいという場合も多いですよね。そういった場合は、リスティング広告をおすすめ致します。広告出稿日からすぐに検索結果に表示されるようになります。ちなみに、広告出稿代行会社に外部委託した場合は、最低でも2週間くらいは見ておいた方が良いです。

SEOは上位表示にするまでに3~6ヶ月とある程度の時間がかかるなど、即効性はありません。

また、リスティング広告はクリックされるたびに費用がかかります。出稿をやめた場合は、すぐに表示されなくなります。

SEOは時間と初期コストがかかりますが、上位表示されても基本的に運用面ではコストはかかりません。また、一度上位表示されれば多大なクリック率が見込めるうえ、常に露出されることによるブランディング効果を得ることもできます。

8.SEOとリスティング広告の使い分け

SEOとリスティング広告は、以下のように使い分けるのがおすすめです。

  • 工数に余裕があり、短期的な成果が必要でない場合→リスティング広告を出して広告からの流入数・CV数を増やすとともに、リスティング広告の結果から対策すべきキーワードを見極め、じっくりとSEOに取り組む
  • 工数に余裕がなく、短期的な成果が必要な場合→リスティング広告を出して広告からの流入数・CV数を増やす

工数に余裕がある場合は、リスティング広告 → SEOという順番で取り組むのがおすすめです。

まずはリスティング広告を出してみて、検索からどれくらい流入数・CV数が取れるのかを確かめましょう。

そして効果がありそうならSEOにも着手し、自然検索からの流入数・CV数を増やしていくのが無難です。

なぜなら、SEOはコンテンツの改善など工数のかかる作業を伴うものであるため、効果が確実に出るかどうか分からないのに着手するのはリスキーであるからです。

その点、リスティング広告はGoogleAdwordsなど広告媒体に登録して出稿手続きを踏めばすぐに検索結果の上部に表示させることができるため、SEOよりも簡単に、短時間で着手できるといえます。

また、リスティング広告→SEOという順番で取り組むことはSEOのキーワード選定に役立つという点でもおすすめです。

最初にリスティング広告を出して各キーワードの成果を確かめれば、「どのキーワードで検索したユーザーのときに流入数・CV数が多いのか」などが分かり、成果につながりやすいキーワードを見極めることができます。そして「そのキーワードで検索結果の上位を狙おう」と、SEOの方針を立てることができます。

ただし、SEOはコンテンツ制作のための工数が必要ですし、成果が出るまで時間がかかるので、工数に余裕がなかったり短期的な成果が必要だったりする場合はリスティング広告で確実に成果を上げにいくのがおすすめです。

9.まとめ

SEOとリスティング広告の違いについて、定義、それぞれの特徴、使い分け方法などを解説してきました。

サイト自体がユーザーの目に触れられなければ、訪問されることはありません。自分のサイトの訪問数を増やすうえで検索順位を上げる工夫は必須です。今回紹介したSEOとリスティング広告を上手に使ってよりよい順位を目指しましょう。

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