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マーケターとして働いている人でも、畑違いの人に「マーケターの仕事とは」を説明するのが難しいと感じたことがあるのではないでしょうか。カタカナ語なのでより説明しづらさがあるかもしれません。

本記事では現役マーケターにも、そうではない人にも分かりやすい「マーケターとは」を解説します。また、マーケティングとはどのような仕事なのかも改めて確認しましょう。

結局マーケターってどんな仕事なの?

マーケターってどんな仕事をするの? という疑問には、マーケティングとは何か? を考えれば答えられます。まずはマーケティングという仕事の定義を考えてみましょう。

マーケティングの仕事の定義

他の言葉で説明するのが難しいマーケティングの仕事について、業界団体がどのように定義しているのか見てみましょう。全文と注釈については引用元をご参照ください。

マーケティングとは、企業および他の組織1)がグローバルな視野2)に立ち、顧客3)との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動4)である。

日本マーケティング協会 1990年

(引用元:日本マーケティング協会の概要

「公正な競争を通じて行う市場創造」がマーケティングの本分です。つまり、現在あるパイを奪い合うのではなく、新しく創造することがマーケティングに求められていると言えそうです。

ある意味で全体への目配せが必要

市場を創造するには顧客ニーズを的確に把握することが必要です。場合によっては、まだ消費者も自覚していないような潜在的なニーズを作り出す必要すらあるかもしれません。

また、そのニーズに応えるために組織内にも目を配る必要があります。場合によっては製造も、営業も、販売も全てを見る必要があるかもしれません。そのような幅広い視野とマーケターとしての専門性は切っても切れない関係にあると言えそうです。

マーケティング的思考って?

それでは、マーケティングの仕事を支える、マーケター的な物事の考え方・専門性とはどのようなものなのでしょうか。要素はたくさんありますが、特に役に立つであろう技術や考え方をまとめました。

調査ができる

マーケターは戦略的な判断が求められる職業です。判断のためにはその根拠となるデータが必要で、データを集めるには調査が欠かせません。

顧客に直接話を聞くようなミクロな調査もあれば、ビッグデータを用いた市場分析などもどうように調査の一環になります。どこでどのような調査が必要なのか的確に見通しを立て、かつ実行できる能力が必要になります。

戦略が立てられる

マーケティング戦略といえばSTPと4Pが有名です。ちなみに、STPとは「セグメンテーション(Segmentation)」「ターゲティング(Targeting)」「ポジショニング(Positioning)」の頭文字を取ったものです。

4Pは「Product(製品)」「Price(価格)」「Promotion(販促・プロモーション)」「Place(場所)」の頭文字を取った名称で、別名で「マーケティング・ミックス」とも呼ばれます。

これらの戦略立案のためには、まず組織としての目標を明確に定めなければなりません。それらが的確に行えることが必要です。

 

参考
4P分析って何?自社商品のマーケティングに活用する方法とは? | misosil インフルエンサー活用・SNSマーケティング・DX情報ブログ

実行して振り返りができる

様々な施策を打ったら、それがどのくらい効果的に働いたのかを測定しなくてはなりません。戦略を組み立てる時点で、どのように効果測定を行うのか、どのタイミングで行うのかを予測しておきましょう。

効果的な施策は継続し、そこまでインパクトのなかったものは見直すなどの判断も必須です。

フォローアップができる

施策・顧客対応・組織内調整のどの局面でも、必要に応じてフォローアップができる柔軟さも必要でしょう。マーケターは市場を創出する、いわば誰よりも先に立って進む役割を担っています。

マーケター以外の人に同じ景色が見えているとは限りません。組織内での目標の再確認、市場調査、顧客満足度などに対してきめ細やかな対応が求められることがあります。

情報の早い現代に対応するためには?

心構えはもちろん大切ですが、実際に活躍しているマーケターがどうやって仕事をしているのかも知りたい、と思いませんか? どんどん情報や流行のスピードが速くなっている現代に、マーケターはどのような取り組みを行うべきなのでしょうか。この項では事例を紹介します。

消費者と一緒に製品を作る

老舗カレンダーメーカーの新日本カレンダー株式会社は、SNSを活用した商品開発を行いました。見込み客に投票をしてもらったり、意見を個別に収集することで「一緒に新製品を作る」ことに成功したのです。

新日本カレンダー株式会社は当初、子どもが生まれた家庭向けに「赤ちゃんひめくり」を作ることを計画していました。しかし市場にそのような商品の潜在ニーズがあるかどうかが不明でした。

そのため、似たような商品案をもうふたつ作り、SNSで消費者にアンケートを採ったのです。その結果、当初の予定と異なる「カップルひめくり」が商品化されることになりました。

新日本カレンダー株式会社がこのような商品開発を行えた背景には、日頃の丁寧なSNS運用により大規模なフォロワーをすでに獲得していたと言うことがあります。ファン作り、潜在顧客の育成(リードナーチャリング)の重要さが分かります。

 

参考
完成前から100万リーチ!?ゆとり世代発”売る前にファンをつくる”商品企画とは | PINTO!

若い人の意見を聞く

新日本カレンダー株式会社の企画は若い担当者によって実施されました。経験を積んだマーケターであれば、もしかしたらこのような事例は成立しなかったかもしれません。

若い人の意見を聞くことの重要さは、NECのCMO榎本亮氏も指摘しています。

参考
NEC CMO榎本亮が語る「マーケターは攻守の要・ボランチとなってピッチを走り回るべし」 | Marketing Native(マーケティング ネイティブ)

数字もおろそかにしない

一方、数字をきちんと見ることも重要です。SNSを使った商品開発は可能性がありますが、実際の販売実績に結びつかなかったらマーケティング的には失敗です。

新規性のある取り組みを行うときは、どこまでが話題作り、プロモーション的な効果を狙うもので、どこからがマーケティングとして結果を出していきたいものなのかをはっきりさせておくと良いでしょう。

まとめ

なかなか一言では説明しづらいマーケターの仕事について解説しました。自分の仕事について振り返る良い機会になったでしょうか? マーケターは事業の未来を作る仕事であり、先が見えないと感じることも多いでしょう。ぜひデータやノウハウなどの足場をしっかり固めて、視野を広くして業務に当たってください。さらにマーケティングに関して知りたい方は下記の関連記事も参考にしてみては?

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