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メルマガを配信する場合、読み手への理解度やメルマガ作成の作業効率化のために、テンプレ作成が欠かせません。

本記事では、メルマガの基本である形式や構成から、どのように作成したらより読み手へ効果的に伝えたい内容を配信できるのか、ポイントを解説します。

すぐに使用できるおすすめのテンプレも紹介するので、ぜひご活用ください。

1.メルマガの形式と基本の構成

メルマガの形式と基本的な構成がどのようになっているのか、ここで確認しておきましょう。形式と構成を知ると、よりCVA(信用評価調整)率を高められます。

1-1.メルマガの形式

メルマガには形式が2種類あり、HTMLメールとテキストメールが選べます。どちらにもメリット・デメリットがあるため、比較しながら自分の目的に沿った形式を選びましょう。

◯HTMLメール

メールは「HTML」という言語形式で作られており、画像と文字を使用して構成されています。

<メリット>

  • 視覚に訴えられるため、商品の詳細が伝えやすい
  • 配信後のメール開封率やクリック率が測定できる

<デメリット>

  • HTML記述に関する専門知識がなければ作成は困難
  • 受信側がHTMLに対応していなければ正しく表示されない
  • テキストメールより容量が大きい

◯テキストメール

テキストメールは画像や動画がなく、文字のみで構成されたメールです。

<メリット>

  • 専門知識が不要
  • 受信側の動作環境にかかわらず送信可能

<デメリット>

  • 文字のみなので視覚に訴えづらい
  • メールの開封率やクリック率の測定ができない

1-2.メルマガの基本構成

メルマガは、基本的に以下の5つから構成されています。

  • ヘッダー
  • リード文
  • 目次
  • コンテンツ
  • フッター

メルマガの構成がバラバラでは、読者はどこに何の情報が記載されているのかわかりづらくなってしまいます。構成を統一し、読者にとって読みやすいメールとなるよう心がけましょう。

構成を統一化することで効率よく作成できるほか、担当者が変わってもスムーズに業務を引き継げます。作成側と読み手側の双方にとって、大きなメリットといえるでしょう。

2.メルマガのテンプレートを使用するメリット

メルマガを作成する際にテンプレートを使用するメリットは、以下の3つになります。

2-1.配信にかかる時間を削減できる

メルマガを配信する立場から考えたとき、テンプレートを活用するメリットとして、作業効率の向上が挙げられます。テンプレートを事前に設計しておけば、あとはレイアウトに従って情報を入力するだけで、メルマガを作成できます。

2-2.デザインに統一感がでる

テンプレートを活用することで毎回決まったレイアウトや配色でメルマガを作成することになり、デザインに統一感を出すことができます。デザインを統一して固定することで、読者は必要とする情報を素早く見つけられるようになります。情報を分かりやすく素早く届けられることで読者からの信頼を獲得でき、読まれるメルマガになっていきます。

また特に強調したい情報がある場合は、意図的にレイアウトを崩して目立たせる、といった手法も取れるようになります。

2-3.効果検証が行いやすくなる

テンプレート化の大きなメリットのひとつが効果検証が行いやすくなる、という点です。毎回送信の度にデザインを変更していると、メルマガのパフォーマンスが変化した際に「どの変更点がパフォーマンスに影響したのか」が分かりづらくなります。しかしテンプレートでデザインを固定し、一部分ずつ変更を行えば、パフォーマンスの変化に影響した箇所が把握しやすくなり、ユーザーにどんなデザインが刺さるのかを把握できます。メルマガも数値を分析してPDCAを回すことが重要であるため、効果検証はしやすいよう設計することが望ましいです。

3.メルマガのテンプレートに必要な7要素

続いてはメルマガのテンプレート作成に必要な7つの要素を紹介していきます。 

3-1.ヘッダー

ヘッダーはメルマガを開いたときに最初に目に入る要素です。ヘッダーの良し悪しでメルマガを最後まで読んでもらえるかが決まると言っても過言ではなく、内容やデザインに最も注力すべき要素になります。

また、ヘッダーのデザインは常に統一しメルマガを開封した際に、自社からのメルマガであることが一目で分かるようにしましょう。同様の理由でブランドロゴを配置する箇所の有力な候補です。

「PINTO!」の記事公開をお知らせするメルマガでは、メール最上部にロゴと「PINTO!」の紹介画像を配置しています。紹介画像はクリックすることで「PINTO!」の記事ページに飛べるようになっており、スピーディに記事にアクセスできるよう工夫されています。

3-2.リード文

リード文はメルマガ全体の内容を簡潔に伝える部分になります。効果的なリード文の作成には「PREP法」を取り入れるのがオススメです。「PEEP法」とは「P:結論」「R:理由」「S:具体例」「P:結論」の順序で話を展開するフレームワークになります。このフレームワークを利用することで伝えたい内容の要点を押さえた文章になり、説得力のある訴求ができます。

3-3.見出し

見出しをつけることにより、メルマガでどのようなコンテンツが掲載されているのかが一目で把握できるようになります。各段落のコンテンツの内容を端的に表し、魅力的だと思わせる見出し文を設定しましょう。また、読者は見出しの興味のある部分だけを拾い読みする場合も多いため、ニーズにあった見出しを設定することで、メルマガを開いてすぐ離脱されることを防げます。

3-4.画像・動画

画像や動画はテキストと比較して情報量が多く、非言語な情報も伝えることができます。テキストだけでは反応の取れていなかった読者に対し、アプローチを変える観点からを画像や動画を取り入れてみることもオススメです。

またテキストと動画、テキストと画像といった組み合わせでお互いを補完しあうような内容にすることで、テキスト単体、動画や画像単体よりもわかりやすく情報を提供することも可能になります。

画像や動画そのものをCTAとする形式も効果的で、文章よりも目立つこともあり、ユーザーのアクションに直結しやすくなります。

3-5.本文

本文はメルマガの根幹を成す要素です。ヘッダーやタイトルで興味を惹きつけることも重要ですが、本文の内容がユーザーにとって価値のあるものでなければ、結果として読まれないメルマガになってしまいます。読者目線に立ち、役に立つ情報を簡潔に伝えることを意識しましょう。

また、読みやすさにも注意を払う必要があります。メールの場合はWeb上の記事よりも一行あたりの文字数が少なく、文章が読みづらくなってしまうことが多いです。そのため、適度な改行や一文あたりの長さに注意し、実際にメールを読むユーザーの気持ちで文章を作成することが重要です。

3-6.CTA

CTAとは「Call To Action」の略で「行動喚起」と訳されます。Web上でのオウンドメディアへの導線や資料のダウンロードなど、ユーザーにとってほしい行動を喚起するための要素を指します。CTAを設置する場合はボタン形式にする、画像や動画にリンクを貼る等、文章に埋もれない読者の目に留まる工夫が重要です。

また、CTAは設置する場所も非常に重要です。メルマガ本文で商品やサービスの訴求を行った上でCTAをクリックしてもらうことが理想であるため、メールの下部に設置することが多いです。しかし、メールの下部だけに配置してしまうとユーザーが「CTAを見つけられない」「CTAまでたどりつかない」場合があります。そのため、リード文の直下など、メール上部にもCTAを配置する等、読者の目に留まりやすくなるよう工夫しましょう。

3-7.発行者情報・配信解除ボタン

営利を目的とする企業や個人が、広告や宣伝を目的にメールを配信する場合、「特定電子メール法」を遵守する必要があります。メルマガテンプレートを作成する場合も「特定電子メール法」の必要事項にのっとり「発行者情報」「配信解除ボタン」を設置する必要があります。

発行者情報ではメルマガ配信者の氏名、会社名と住所、自社サイトへのリンクの記載が必須となります。配信解除ボタンの表示も義務付けられており、配信停止ページへのリンクを設定する必要があります。

4.すぐ使えるメルマガテンプレをご紹介

メルマガのテンプレを自分で一から作成するのもよいですが、配信されているテンプレの活用もおすすめです。ここでは4つのサイトを紹介するので、お好みのテンプレを探してみてください。

4-1.Benchmark Email

BenchmarkEmailはHTMLメールのテンプレが500種類以上もあります。

メルマガのターゲットを想定してアウトドアやECサイト、トラベルなどに分かれてパターンがいくつもあり、登録不要かつ無料でダウンロードできます。

GmailやYahoo!メール、Outlookといったさまざまなメールに対応しているので、使いやすいテンプレといえるでしょう。

URL:https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/Free-HTML-Email-Templates/

4-2.99designs

99designsは、世界中のプロデザイナーに独自性のあるデザインを依頼できるサイトです。

メルマガのデザイン以外にWebサイトやアプリ、アイコンなどカテゴリーが豊富にあります。厳しい審査を通った実力派デザイナーたちのデザインのため、満足度は非常に高いでしょう。

ただし、会員登録をする必要があります。かかる費用はデザイナーによって異なるため、複数のデザイナーに見積もりを依頼し、自分のイメージに合ったデザイナーを探しましょう。

URL:https://99designs.jp/

4-3.SATORI

SATORIはMAツールを提供しており、HTMLメールで利用可能な無料のテンプレが15種類用意されています。シンプルなデザインのため、さまざまなジャンルに利用しやすいでしょう。

使い方も簡単で、気に入ったファイルをダウンロードして開き、HTMLソースコードをコピーしてテンプレの作成画面に貼り付ければ完了します。

URL:https://satorihelp.zendesk.com/hc/ja/articles/115002788073

4-4.Canva

Canvaは、SNSの投稿画像によく利用されているグラフィックデザインツールです。プロがデザインしたテンプレが数多く用意されていて、さまざまなテイストから自分好みのものを選択できます。

ブラウザ上で自由にカスタマイズできるため、フォントや配色の変更などによってデザイン性の高いメルマガの作成が可能です。

URL::https://www.canva.com/ja_jp/newsletters/templates/

5.まとめ

メルマガを配信する際オリジナルのテンプレをあらかじめ作成しておくと、メルマガの本文を作成する工程や効果測定に関する作業が効率化されます。

読み手にとってもわかりやすいメルマガとなるため、本記事で紹介したテンプレを利用したり作成する際のポイントを参考にしたりして、コンセプトに適したメルマガの作成をしてみてください。

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