【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

プライベートだけでなく、ビジネスでも利用している人が多いInstagram(インスタ)。

とくにビジネス目的で利用している人なら、より効率的にアカウントを運用したいですよね。
インサイトでしっかり分析すれば、アカウント運用における最適な方法が導き出せるはずです。

そこでこの記事では、インサイトの見方やどういった情報を見られるかなどとともに、インサイトを使った分析方法を解説します。

1.Instagram(インスタ)のインサイトとは?

Instagramのインサイトは、Instagramが公式に提供している分析ツールです。運営しているアカウントのフォロワーの年齢、男女比、性別、地域などのデータや、それぞれの投稿に対してどのような時間帯でアクションが起こっているかを分析できます。

人気投稿のデータを抽出して背景を分析すれば、エンゲージメントを高める方法が見えてきます。各投稿、ストーリー別にデータが表示されるため、ほかの投稿との比較も簡単になりました。

インサイトは、Instagramの個人ページをビジネスプロフィールに切り替えることで、無料で利用できます。

■切替手順

  1. Instagramアプリのプロフィールページのメニュー「≡」から「設定」を選択します。
  2. 「アカウント」を選択します。
  3. 「アカウントタイプを切り替え」か「ビジネスアカウントに切り替える」を選択します。
  4. 画面の表示に沿って、カテゴリを選択します。自身の活動内容に一番合ったものを選びます。
  5. 「クリエイター」か「ビジネス」を選択します。企業やブランドなどの場合は後者です。
  6. 変更が完了すると、プロフィール画面や各投稿からインサイトを閲覧できるようになります。

2.Instagramインサイトで見られるデータ

Instagramのインサイトでは、以下のようなデータを見ることができます。

  1. インプレッション:広告が表示された回数
  2. リーチ:投稿を見たユニークユーザー数
  3. エンゲージメント(アクション数):投稿に対して「いいね!」「フォロー」「コメント」「コレクションに保存」などのアクションを起こしたユーザー数の反応数
  4. プロフィールへのアクセス:プロフィールの閲覧数
  5. フォロワー:エリア、年齢層、性別、アクセスした時間帯
  6. 保存:投稿を保存したユニークユーザーの数
  7. ※道順のクリック数:プロフィールの下に記載している「道順」のクリック数
  8. ※ウェブサイトクリック数:プロフィールに記載している「リンク」のクリック数
  9. ※メールアドレスのクリック数:プロフィールの下に記載している「メール」のクリック数

※「※マーク」のついている項目は、プロフィールの編集で設定しないと表示されません。

3.Instagramのインサイトの見方、使い方

Instagramインサイトの概要や閲覧できるデータはここまででお伝えしたので、具体的な使い方を紹介していきたいと思います。

まず、プロフィール画面もしくはフィードの投稿からInstagramのインサイトを開く方法は、アカウントのプロフィール画面右上にあるハンバーガーメニューを選択し、「インサイト」を開くことができます。

投稿から開くには「インサイトを見る」を選択すればインサイトを閲覧することができます。

アクティビティでは、他のユーザーがプロフィールへアクスセスした数やウェブサイトをクリックした数、投稿に対するリーチ数やインプレッション数を確認することができます。

「フィード投稿」と「ストーリー」のデータの見方は、フィード投稿の「すべてを見る」を選択すると各投稿ごとのエンゲージメント数が表示されます。

次に、画面上部にある矢印の箇所を選択します。すると、投稿の種類、アクションの種類、期間にフィルタをかけて分析できます。

  • 投稿の種類:すべて・写真・動画・カルーセル投稿・ショッピング投稿
  • アクションの種類:いいね!・インプレッション・ウェブサイトクリック・コメント・シェア数・テキスト・フォロー・プロフィールへのアクセス・メール・リーチ・電話問い合わせ・道順を表示・保存済み
  • 期間:7日間・30日間・3か月間・6か月間・1年間・2年間

例えば、プロフィール画面に記載したリンクから商品のランディングページに移動してもらうことを狙いとした場合、どのような投稿(写真・動画)やストーリーからユーザーが流れてきているのかを分析することが可能です。

「ストーリーズ」のインプレッションの確認方法は、ストーリーズの「すべてを見る」を選択すると各ストーリーごとのエンゲージメント数が表示されます。次に画面上部にある矢印の箇所を選択すれば、「インサイトの詳細」を選択すればより詳細なデータを見ることができます。

ストーリーでは、アクションの種類、期間にフィルタをかけて分析できます。

  • アクションの種類:インプレッション・ウェブサイトクリック・シェア数・ストーリーズからの移動・テキスト・フォロー・プロフィールへのアクセス・メール・リーチ・リンクのクリック数・次のストーリー・次へ・電話問い合わせ・道順を表示・返信・戻る
  • 期間:24時間・7日間・14日間

ストーリーはフィード投稿と同じようにデータにフィルタをかけることができますが、アクションの種類や期間が少し異なります。

フィード投稿からでも詳細なデータが確認可能です。フィード投稿の「インサイトを見る」を選択すればインサイトを閲覧することができます。

  • プロフィール:プロフィールページを経由して投稿が表示された回数
  • ホーム:ホーム画面を経由して投稿が表示された回数(≒フォロワーによる表示回数)
  • ハッシュタグ:ハッシュタグを経由して投稿が表示された回数
  • ジオタグ:ジオタグを経由して投稿が表示された回数
  • 発見タブ:発見タブを経由して投稿が表示された回数
  • その他:上記以外から投稿が表示された回数

上記の内容が確認できます。

4.Instagram(インスタ)のインサイトの分析方法について

さまざまな数値でInstagram(インスタ)ライフを充実させてくれるインサイト。

インサイトで自身の投稿やフォロワーの属性を分析すれば、より効率的にInstagram(インスタ)を運用できるのは間違いありません。

ここのパートでは、インサイトの分析方法を解説します。

①自身のアカウントの現状を知る

まずは、インサイトを使って自身のInstagram(インスタ)アカウントの現状を把握するところからスタートします。具体的には、フィード投稿に対するいいね数の平均やフォローされているユーザーの年齢層、男女比、所在地はもちろん、プロフィールへのアクセス数、フォロワーがInstagram(インスタ)を利用している時間帯などです。

現状を知ることで、おのずと「いいね!」やフォロワーを増やすための改善点が見つかるはずです。

②仮説を立てて検証する

なんとなくでもいいので、「いいね!」数やフォロワー数が伸び悩む原因が分かったら、今度はその原因を元に仮説を立てて検証していきます。

 原因1)

「フォロワーが求めている投稿内容ではなかったかもしれない」→過去の投稿から「いいね!」数が平均よりも多いジャンルの投稿をしてみる

原因2)

「フォロワーが求めている投稿内容ではなかったかもしれない」「フォロワーがアクティブな時間帯や曜日に投稿していなかったかもしれない」→時間帯や曜日を変えて投稿してみる

原因3)

「フォロワーが求めている投稿内容ではなかったかもしれない」「投稿した写真のクオリティが低かったかもしれない」→構図を変えて複数のパターンで撮影し、フォロワーが好みそうな写真を投稿してみる

ただやみくもに投稿数を増やしても、「いいね!」の数やフォロワー数は増えません。

とくにビジネスで利用することを目的にしているなら、インサイトを使い、常にこういった仮説を立てて改善していくことが重要になってきます。

③検証を元に投稿する

あとは、検証した結果を反映させて投稿するだけです。この際のポイントとしては、改善点が複数ある場合は、ひとつの投稿にすべてを反映させるのではなく、ひとつの投稿に対してひとつの改善点のみ反映させること。

すべてを反映してしまうと、どの改善点によって効果が出たのかが分からなくなってしまいます。一方、改善点をひとつの投稿に対してひとつだけ取り入れたら、その仮説および検証が正しかったことが分かってきます。

複数の投稿でその改善点を反映させた投稿をし、さらにまた別の改善点を反映するなどして検証する方法がおすすめです。

④Instagram(インスタ)のインサイトを使ってアカウントの現状を知る

ここで重要なのが、感覚ではなく、再度きちんとインサイトを使ってアカウントの現状を知ること。改善点を見出し、仮説を立て、検証したら必ず再度インサイトを使って分析するようにしてください。

これの繰り返しで投稿をブラッシュアップすれば、「いいね」の数やフォロワー数がおのずと増えていくはずです。

5.Instagramインサイトを使って、アカウントを改善する方法

アカウントに関する基本的な数値を見ることができるInstagramのインサイトですが、ただ数字を確認するだけではなく、分析を改善へとつなげたいところでしょう。ここでは、インサイトの数値を活用しながらアカウントの運用を改善していくために必要な考え方などを解説します。

5-1.細かな数字を確認する前に、アカウント運用の目的を明確化しKPIを定める

企業としてInstagramのアカウントを開設するのであれば、かならず何らかの目的を持っているはずです。インサイトで具体的な数値を見るのは重要ですが、その前にその目的をKPIにブレイクダウンし、適切な目標として設定するのが重要です。

5-2.KPIに照らし合わせて現状を把握し、仮説を立てて施策を実行する

KPIを定められたら、アカウントの現状をインサイトで把握します。目的によっていくつかの重要指標とそれに関連するサブ指標が定まっていると思いますので、それらの数値を確認しましょう。

ここで現状と目標の乖離状況がわかるので、目標に到達するための①仮説立て&施策考案と、②施策の効果の確認、にインサイトを活用していきます。

5-3.インサイトを活用しながらアカウントを改善していくプロセスイメージ

目的:ブランディング

KPI:リーチとインプレッションをメインに、エンゲージメント数/率をサブ指標として設定

  1. アカウント全体と投稿ごとのリーチとインプレッションを確認し、目標との差異を把握
  2. 過去のリーチおよびインプレッションが高かった投稿の傾向を、インサイトを見ながら分析し、自アカウントのリーチが伸びやすい投稿の傾向はどのようなものか仮説を立てる
  3. 仮説をベースに投稿を作成、実際に投稿してみる
  4. インサイトで投稿への反応を見る。全体としてリーチが上昇傾向にあれば投稿の方針として定めながら、エンゲージメントの発生度合いも確認する

2~3を繰り返しつつ、一定期間でKPIを見直し再設定することで、理想的なアカウント運営に近づけていきましょう。

6.まとめ

近年、多くの企業がInstagramを活用しています。競合も増えていく中で効果的にInstagramを運用していくには、まずは運用目的を明確にし、KPIを設定することが欠かせません。インサイトを利用すれば指標ごとに細かく数値を見ることができるので、それらを分析することで、より高いエンゲージメントを得る投稿へと改善していけるでしょう。データをもとに、さまざまな投稿テストにチャレンジしてみてください。

【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?