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「他の人はこちらも検索」は、ユーザーが求める情報にたどり着けるようにサポートしてくれるGoogleの検索機能の1つです。

とても便利な機能ですが、どのような仕組みで出現するのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、「他の人はこちらも検索」が出てくる仕組みや選ばれるキーワードの傾向などについて紹介していきます。

表示を消すための方法やSEOへの生かし方についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

1.「他の人はこちらも検索」とは

Googleの「他の人はこちらも検索」とは、ユーザーが検索したキーワードに関連するワードが、ボックス形式で検索結果に表示される機能です。海外では「People also search for」と呼ばれ、「PASF」と省略して表現されることもあります。

Webサイト訪問後にブラウザバックすると、Googleは「ユーザーが求めていた情報を見つけられなかった」と判断し、次の検索の補助として「他の人はこちらも検索」を表示します。訪問したWebサイトの検索情報の真下に、ボックス形式で6つのキーワードが表示されます。検索したキーワードに関連したキーワードが表示されることで、ユーザーは知りたい情報にたどり着きやすくなるのです。

2.「他の人はこちらも検索」が表示される仕組み

「他の人はこちらも検索」の表示は検索順位1位〜10位までのWebサイトが対象となり、検索結果の2ページ目以降には適用されません。またすべてのWebサイトに対して表示されるというわけではなく、国や自治体など公的なWebサイトでは、ブラウザバックしても「他の人はこちらも検索」が表示されないケースもあります。Webサイトによって表示内容が異なると説明している記事もありますが、現在は検索結果1位から10位まですべて同一のキーワードが表示されます。

また表示されるキーワードは、検索結果を一番下までスクロールした際に表示されている「関連キーワード」と重複した内容です。このことから、元の検索キーワードとの関連性が高く、検索回数の多いキーワードが「他の人はこちらも検索」に優先的に表示されていると考えられます。

3.「他の人はこちらも検索」の表示されるキーワードの傾向は?

「他の人はこちらも検索」で出てくるキーワードには以下のような傾向が見られます。

  • サジェストキーワードが使われることが多い
  • 表示されるキーワードは常に同じではない

ここからは、それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。

3-1.基本的にはサジェストキーワードが引用される

「他の人はこちらも検索」では、基本的にサジェストキーワードが使われています。

サジェストキーワードとは、検索窓にキーワードを打ち込んだ際に候補として表示される語句です。

ここに出てくるキーワードが「他の人はこちらも検索」にも表示されていることが多いです。

ただし、必ずしもサジェストキーワードの通りに表示されるわけではなく、ユーザーが検索結果の中から選んで閲覧したページに応じて「他の人はこちらも検索」の内容も異なります。

3-2.表示されるキーワードは常に同じではない

「他の人はこちらも検索」に表示されるキーワードは、いつも同じというわけではありません。

ユーザーのいる位置によって知りたい情報が変わるような場合、関連するキーワードも位置情報に合わせて変化が見られます。

例えば、「居酒屋 近く」と検索すると、大阪と東京では調べた際に異なるキーワードが出るでしょう。

また、時期によっても出てくる内容は変化します。

世の中の関心やその時のトレンドによって人々が検索するワードは変わっており、そういったデータが反映されているので、常に同じキーワードが表示されるわけではありません。

4.「他の人はこちらも検索」と類似の機能

Googleには、「他の人はこちらも検索」以外にも様々な検索を補助する機能やキーワード表示の機能があります。

4-1.Googleオートコンプリート

Googleオートコンプリートとはユーザーが検索窓にキーワードを入力する際、補助する形で関連するキーワード(サジェストキーワード)が表示される機能です。ユーザーの入力時間の短縮が、オートコンプリートの主たる目的です。入力されているキーワードをリアルタイムに予測し、実際に検索されたキーワードを候補として表示してくれます。また一般的なクエリのほか、クエリが実行される場所や関連した注目を集めている関心事、ユーザーの過去の検索なども踏まえて、候補が表示されます。

4-2.関連キーワード

Googleの検索結果を一番下までスクロールした際に現れる「他のキーワード」が「関連キーワード」と呼ばれる機能です。検索したキーワードをもとに、関連性のあるキーワードを表示してくれます。キーワード選定の仕組みとしてはGoogleオートコンプリートとほぼ同様ですが、検索キーワードの「同義語」や「類似語」なども含めたキーワードが表示されるといった違いがあります。

4-3.他の人はこちらも質問(Pepole Also Ask)

検索結果の1位〜10位までのいずれかの位置に、「他の人はこちらも質問(PAA)」という項目が表示される場合があります。他の人はこちらも質問は、検索したキーワードに関連するよくある質問と回答が表示される機能です。表示される回答は、検索結果に表示されている関連サイトのFAQやよくある質問、または本文の中から関連性の強い一文が選定されます。

5.「他の人はこちらも検索」を非表示・無効にする方法

「他の人はこちらも検索」は便利な機能ではあるものの、表示を消したいときもあるでしょう。

実は非表示あるいは無効にすることが可能です。

ここでは2つの方法を紹介します。

  • バツ印をクリックする(PCのみ)
  • 「No Search For 」をインストールする(PCのみ)

それぞれの内容に関して確認していきましょう。

5-1.バツ印をクリックする(PCのみ)

PCの場合は、以下の画像のように「他の人はこちらも検索」の表示の右上にバツ印があります。

このバツ印をクリックすると一時的に表示を消すことが可能です。

ただし、「他の人はこちらも検索」はGoogleの標準機能であり、バツ印をクリックしても非表示設定ができるわけではありません。

違うサイトを開いてブラウザバックで検索結果画面に戻ると再び表示されます。

5-2.「No Search For」をインストールする(PCのみ)

PCでGoogle Chromeを利用している場合、拡張機能の「No Search For 」をインストールすることで「他の人はこちらも検索」を無効にすることができます。

「No Search For 」をインストールすれば、ON・OFFの切り替えが可能です。

インストールの方法も難しくありません。Chromeウェブストアで「No Search For 」と検索し、「Chromeに追加」をクリックすればインストール完了です。

5-3.スマホでは非表示にできない

スマートフォンの場合は、最初に表示される検索結果のページですでに「他の人はこちらも検索」の欄が出てきます。

上の画像を見てわかるように、スマートフォンの場合は表示欄の右上にバツ印が付いていません。

スマートフォンではPCのように「他の人はこちらも検索」を非表示にすることができないので注意が必要です。

6.「他の人はこちらも検索」のSEOへの活用方法

訪問したWebサイトから検索結果へと戻るという行動は、「訪問サイトからはユーザーの求める内容が得られなかった」や「さらに知りたくなった」と想定できます。つまり「他の人はこちらも検索」に表示されるキーワードは、ユーザーが「もっと知りたい」と感じた情報に関連している可能性が高いと言えるでしょう。「他の人はこちらも検索」で表示されるキーワードを参考に検索意図を満たすコンテンツが作成できれば、読み手の満足度向上にもつながります。ユーザーの悩み解決や欲求を満たす記事はGoogleでも高く評価されます。そして、問題の解決度や満足度の高いコンテンツはSEOにおいて評価されることは、周知の通りです。

ただし、「他の人はこちらも検索」に表示されているキーワードをとにかくコンテンツに詰め込めば良いというわけではありません。あくまで参考に留めることがポイントです。やみくもにキーワードを盛り込むのではなく、ユーザーの検索意図を満たすコンテンツになっているかを重視し、「他の人はこちらも検索」はユーザーの潜在的な不安や悩み、不足している情報を補うかたちで活用しましょう。

7.まとめ

今回は、「他の人はこちらも検索」の仕組みや表示を消す方法、SEOへの生かし方などを紹介しました。

「他の人はこちらも検索」は、ユーザーが知りたい情報にたどり着けるように検索をサポートする機能です。

PCの場合、「他の人はこちらも検索」の表示欄にあるバツ印をクリックすることで、一時的に表示を消すことができるうえ、Google Chromeの拡張機能で「No Search For」をインストールすれば、ON・OFFの選択が可能になります。

一方、スマートフォンでは非表示にすることができないので注意が必要です。

「他の人はこちらも検索」に表示されるキーワードは、SEOにも利用することができます。

キーワードから検索意図を予測したり、見出しに一部を組み込むことでユーザーの満足度の高いコンテンツを目指すことができるでしょう。

この機能をうまく使いこなし、日々の検索やSEOにぜひ活用してみてください。

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