【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

今の時代Facebookって集客効果ありますか?先日、ある企業のWEB担当者の方からこんな一言をいただきました。

先述の方のように、

「自分もFacebookアカウントを持っているけれど、今は使用していないし、チェックもしていない。」「最近ならLINE@とかの方が流行っている。」「Twitterの方が手軽だし、広まりやすい。」と思っている方も多いのではないでしょうか。

確かに、総務省の発表したデータによると、「最近約1年以内に利用した経験のあるSNS」で、FacebookはLINEに抜かれ2位でした。

しかし、ここで声を大にして言いたいことがあります。

『Facebookは数あるSNSの中で最も《知られざる広告効果》を発揮』しているSNSです!

そもそもFacebookページって何?というところから、Facebookページの集客効果、またFacebookページを運用したFacebook広告について徹底的にご紹介します!

1.Facebookで集客を始める前に知っておくべき特徴

ここではFacebookで集客を始める前に知っておいたほうがいいことをご紹介します。

1-1.ビジネスシーンでの活用に向いている

Facebookは知り合いや顧客に対して、企業の情報を発信することに適しています。理由は次のとおりです。

  • ビジネスに活発なユーザーが多い
  • 信頼を高めやすい

〇ビジネスに活発なユーザーが多い

Facebookは実名登録によるSNSです。個人や会社の情報をFacebookに登録することで、名刺代わりとして使われることも多いです。

年代別で見ても、最もアクティブに利用している年代のユーザーが30~40代であることから、ビジネスに活発なユーザーが多いことがわかります。Facebookを活用していると、タイムリーに企業の情報を発信できる上、ビジネス層に届きやすいのです。

〇信頼を高めやすい

Facebookページのプロフィール欄で住所や営業時間、定休日などの基本情報を載せることができます。また、レビュー欄には、本名で顧客からの口コミが投稿されるので信頼度が高まります。

このように「何をしている会社なのか」「どういった人たちが働いているのか」などの情報を伝えることができるので企業の信頼につながります。

1-2.無料で利用できる機能が充実している

Facebookには「インサイト機能」があり、自分の投稿した内容がどのくらい「いいね」をしてもらっているか、分析ができます。他にも、投稿に集客用のボタン設置などの機能や、他のSNSとの連携もしやすいのが特徴です。

1-3.拡散は狙えない

現在のFacebookはアルゴリズムのアップデートが行われ、拡散がかなり難しくなっています。アップデート前は「シェア」「いいね」や投稿頻度などの手段で、友達やその関係のある新規ユーザーのフィードに表示されることが主に拡散の方法としてありました。

しかし、アルゴリズムのアップデート後、ユーザーの関係の深さを重視した仕組みになりました。これにより、新規ユーザーへの投稿はほとんどされなくなり、既存の友達を中心に投稿されるのみになってきています。

一方で、つながりの深さが重要視されることで、関係の深い仲で情報が共有されることから、誤った情報が流されにくくなっているのも事実です。このことからFacebookは、信頼関係を深める場として利用されていると言えます。

2.なぜFacebook集客が重要なのか?

『なぜFacebook集客が重要なのか』―その答えは、Facebookページの特性にあります。

鍵となるワードは『検索順位』と『信頼感』です。

2-1.WEB検索の際、上位に表示されることが多い

Facebookと他のSNSを比較した際に、大きく異なる点の1つは『WEB検索で上位に表示されるか』という点です。

webで『ブランド名(店舗/企業名)』を検索しても、Facebook以外のSNSは上位に表示されないケースがほとんどです。

(たまにTwitterやInstagramも表示されますが、数としては少ないです。)

一方、Facebookはというと、必ずと言っていいほど検索1ページ目に登場してきます。

それくらいFacebookはSEO(検索エンジン最適化)に強いのです。

実際、公式HPを持たない店舗や企業においてFacebookがHP代わりによく使用されていますよね。

『Facebookページがweb検索で上位に表示される』

この現象は、たとえFacebookの更新を怠ったとしても、継続される可能性が高いです。

・・・勘の良い方はもうお分かりかもしれません。

『Facebookページの更新を怠ると、その姿を顧客(特に新規顧客)に見せ続けること』になってしまうのです。

確かに、リピーターさんであれば、最近は他のSNSに注力しているんだなと理解してくれるかもしれません。

しかし、新規のお客さまや1~2度の接点があっただけのお客さまの場合はどうでしょうか?例えば、「〇〇(ブランド名)」で検索して、公式HPや注力しているSNSより先に、検索1ページ目に表示されたFacebookページを見たとします。

そのページの更新日が1年以上前のものであったり、他のサイトへのリンクばかりで情報が薄いものであったりした時、新規のお客様はどう思うでしょう。

少なくとも、『良い印象は持たない』ですよね。

今の時代、初めて店舗に来店したり商品を購入したりする前に情報収集をするのが当たり前だと言われています。検索上位に表示されやすい『Facebookページ』は、いわばブランド(店舗/企業)の看板です。

大変かもしれないですが、大切に運用していきましょう!きっと、オーナー様やWEB担当者の皆さんの知らないところでも良い効果を生むはずです。

2-2.実名登録が基本という信頼感

Facebookと他のSNSを比較した際に、大きく異なる点の2点目は『実名登録の利用者が多い』という点です。

総務省の調査によると、下図のようにFacebookにおける実名利用の割合は、実にTwitterの3.6倍。

内輪での利用が多いと言われているLINEよりも20%以上多いという結果になりました。

ユーザーは、「公式ページである以上、TwitterであれInstagramであれ確かな情報が載っているだろう…」と思うので、どのSNSにも一定の信頼感はあるでしょう。

しかし、『コメント』という点でいうと、Facebookは他のSNSを大きくかけ離す威力を発揮します。実名を公開して「おすすめのお店です」「お気に入りのブランドです」と投稿されたFacebookコメントは、匿名投稿が多い他のSNSのコメントより、絶大な『信頼感』を与えます。

事実、Facebookページには、『レビュー欄』というユーザーが評価する欄があります。そこに、「★5 また行きたいです」「★4.5 とても感じのいいお店でした」という実名のコメントが並ぶ様子は、どんな素晴らしいキャッチコピーよりも信頼感があると言えるでしょう。

実は私自身も、あるお店のFacebookページの『レビュー欄』に並んだ、「ありがとうございました」「記念になりました」というコメントを見て、行ったこともないのに、そのお店のファンになってしまったという経験があります。

「もしそれが匿名のレビューだったら?」、私もそこまで気に留めなかったかもしれません。

『実名を出しても勧めたいというお客様のコメント(いいね!)=最高の信頼感』を生みます。

Facebookを活用して信頼感を演出できれば、無料で新規顧客を獲得、顧客育成をすることも夢ではないのです!

2-3.秘めた集客効果を持つFacebook

このように、店舗・企業の集客のかたちを考える上で、『Facebook』は決してないがしろにしていいものではありません。

色々なSNSが出てきて運用に困ってしまうことはあると思います。

また、別記事でも書きましたが、業種・業態に合わせて最適なSNSは違ったりもするので、Facebookの優先順位が低くなることもあるでしょう。

(私自身、店舗や企業によっては、他のSNSに注力した方がいいとオススメすることもしばしばです。)

しかし、『「優先順位を下げる」ことと「更新を怠る」こと』は違います!

もし、既にFacebook集客を始めているのであれば、1週間に1回。1カ月に1回、2カ月に1回だって構いません。放置せずに、更新してみましょう。

他のSNSやブログ等に誘導する記事だけではなく、『Facebook上で完結する記事』を投稿してみましょう。それだけでも印象はぐっと変わるものです。

3.Facebookで集客する方法

Facebookで集客するには、他のSNSを併用し、Facebookページに呼び込んで顧客を育成していくことが大切です。前提として、自分の投稿が必ずしも友達のフィードに表示されるわけではありません。拡散も難しくなっています。

しかし、一方でFacebookが関係性の深さを重要視していることで、深い関わりを持つユーザーへのアプローチは有効です。この点を踏まえ、基本的な集客の流れは次のとおりです。

  • Facebookページの作成
  • 各媒体で発信して誘導する
  • 自社サイトやオフラインでFacebookページの認知
  • 顧客の育成・関係作り
  • 「いいね」のリクエスト

順番に解説します。

3-1.Facebookページの作成

企業様がFacebookで集客を考えられている場合、Facebookページは必須です。

Facebookページとは

ざっくりと「集客に向いたFacebook上のホームページ」です。

Facebookページとホームページの違いは次のとおりです。

ホームページFacebookページ
目的網羅的に企業情報の紹介企業の信頼性向上ユーザーとの交流企業の信頼性向上
記載情報企業の情報が網羅的に記載店舗情報所在地などの必要最低限の情報タイムリーな情報
閲覧するユーザー層狭い広い
利用制限ほとんどなしあり

網羅的に情報が記載されているホームページと違い、Facebookページではユーザーに必要な情報だけをピンポイントで表示させます。

このようにFacebookページではユーザーの知りたい情報がすぐにわかるため、訴求力が高いです。

他にもFacebookページは「いいね」や「シェア」機能が備わっているため、情報の共有ができることから集客に向いたホームページと言えます。

〇Facebookページと個人ページの違い

次にFacebookページと個人ページの違いを見てみましょう。

個人ページFacebookページ
登録名個人の実名社名
作成出来るページ数1ページのみ複数ページ可能
管理者本人のみ複数人で可能
アクセス解析できないインサイト機能で分析可能
カスタマイズできない集客用のボタン設置などが可能
閲覧制限Facebookにログインしないと見れないログインなしで誰でも見れるGoogkeの検索結果でも表示
友達の上限5,000人なし

個人ページでは制限のあることが、FacebookページだとGoogleの検索結果で表示されたり、友達の上限がないことが大きな違いです。

このようにFacebookページは長期的な集客をする場合に効果的です。

〇Facebookページを作る上でコツを解説します。

Facebookページ名

  • ただの会社名だけでなく、バリューもつける
  • 例)AIを活用した最適な集客を提供する株式会社○○
  • Facebookページの「いいね」数が200超えると変更できないため、期間指定するような内容は避ける

プロフィール画像

  • 推奨:170px × 170px
  • 画像は基本会社のロゴ

カバー画像

  • 推奨:幅820px × 高さ360px
  • 商品やサービスの画像にして、何をしている会社か直感的に理解させる
  • 中央「幅640px × 高さ312px」は、スマホサイズでも切れないので、それに合わせた画像を選定する

プロフィール文

  • ユーザーには「読む」のでなく、「見て」伝えるように心がける
  • 情報は常に最新情報にする
  • 最低限の情報
  • キャッチフレーズ
  • ビジネス・活動
  • 一言メッセージ
  • 意識すべきは、常に「どんなユーザー」の「どんな悩み」を解決するために「どんな内容」を紹介しているか明確にするよう心がけましょう。

3-2.各媒体で発信

Facebookで集客するには、各媒体で発信し、Facebookページに誘導することが重要になります。

Facebookページに誘導する目的は、

「いいね」をしてくれる友達を増やすことです。

「いいね」をしてくれる友達を増やすことで、下記のメリットがあります。

  • 「いいね」をした友達のフィードに自社のFacebookページの投稿が表示されやすくなる
  • 友達になることで、継続して自社の更新情報を友達のフィードに表示させ、関係を深める

Facebookページにユーザーの流入をさせるためには、ページに記載された企業で働く個人に興味を持ってもらい、そこから流入を得るのが効果的です。

Facebookページに誘導するおすすめの媒体は下記になります。

〇Instagram

個人(社長・従業員)の発信に向いていて、興味を持ってもらったユーザーに個人(社長・従業員)のプロフィール欄から自然な形でFacebookページに流入してもらいやすいです。

〇Facebook広告

短期的な集客で効果的とお伝えしましたが、Facebookページへの誘導に利用する場合も効果的です。

Facebookページのニーズにあったユーザーにターゲティングして配信できます。

中でも「いいね広告」の活用がおすすめです。

ユーザーのフィードに広告が表示され、ページの内容を示すクリエイティブとページの名前だけのシンプルな作りで訴求しやすく、Facebookページに興味を持ってもらいやすいです。

〇Twitter

Facebookページには「いいね」を得やすいユーザーを獲得することが重要なので、ここで活用するtwitterは拡散目的でなく、

自社の商品・サービスに対してレビューしているユーザーに対してお礼の返信をする場合に活用します。

既に自社の商品・サービスを利用してくれているユーザーはファンになりやすいため、Facebookページの紹介をすると、「いいね」を得やすいです。

3-3.自社サイトやオフラインでFacebookページの認知

次に自社サイトやオフライン効果的に認知を増やしていく方法を解説します。

自社サイトやオフラインだと、ユーザーは既に自社のサービス・商品に興味を持っている可能性が高いため、Facebookページへの訴求も効果的です。

ユーザーが「これいい!」「応援したい!」と思ったとき、いつでも「いいね」を押せるボタンを用意しておくことで興味・関心の高いユーザーをFacebookページに誘導することができます。

〇ホームページ・ブログに「いいね」ボタンの設置

Facebook公式が提供している「Page Plugin」を使用して、ホームページやブログに「いいねボタン」の設置をします。

下記のコードを自社サイトに設置することで使用できます。

https://developers.facebook.com/docs/plugins/page-plugin

〇名刺・パンフレットにQRコードを記載

名刺にFacebookのQRコードがあるだけで、「この会社は新しい情報を定期的に発信している」と信頼を持ってもらいやすくなります。

3-4.顧客の育成・関係作り(アルゴリズムの理解)

顧客との関係作りを考える際、どういった繋がり方だとFacebookから深い関係だと評価されるのか見ていきます。

Facebookには、友達との関係の深さを表す評価基準(アルゴリズム)があります。

  • Who posted it(誰が投稿をしたか)
  • Interactions with the post(投稿への反応)
  • When it posted(いつ投稿されたのか)
  • Type of content(投稿の種類)

明示されている4つの項目は、次の3つの掛け合わせで評価が高いと表示されやすいと言われています。

親密度 × 重み × 経過時間

それぞれ詳しく解説します。

〇親密度

Facebookページとユーザーの関係の強さを表します。

Facebookページに「いいね」をしているかどうか、コメントやシェアをしているかなど、アクションを含めた関係の深さのことです。

〇重み

投稿の反響がどのくらい強いかを表します。

アクションと投稿内容の掛け合わせで評価されます。

上から順番に影響度の強さを表します。

  • アクション
  • シェア
  • コメント
  • いいね
  • 投稿タイプ
  • 動画
  • 写真
  • テキスト

〇経過時間

ユーザーがFacebookにログインしてから、情報が最も近く親密性が高いと評価されます。

ただし、経過時間よりも、親密度の方が高い場合は、多少古くても表示されることはあります。以上が「親密度」「重み」「経過時間」の内容になります。

これらを意識した投稿をすることで、友達のフィードにも表示されやすくなります。

3-5.顧客の育成・関係作り(投稿のコツ)

下記の内容を心がけましょう。

〇投稿のテーマは目的を持って行う

目的は主に次のように分類できます。

  • 写真つきで共感を求める
  • 業界の最新情報
  • イベントの告知
  • ノウハウなどのお役立ち情報
  • 自社のHP・SNSの更新に関する最新情報の告知

〇投稿の際は画像を頻繁に使用する

HPの更新情報や会社の商品情報などの投稿をする際は、積極的に写真を活用しましょう。写真のある場合だとユーザーの反応率が39%アップするという事例もあります。

〇投稿の文章はコメントがもらえるように意識する

  • 顔文字の使用
  • 質問形式の投稿
  • 1行に20文字以内で読んでもらいやすくする
  • 1回の投稿で文章は80字程でおさえる
  • 話し口調

〇Facebook Liveの投稿

Facebookのアルゴリズム上、Facebook Liveの投稿をするだけでFacebookページの評価を高く受けやすいです。動画は伝えられる情報量も多いので、こちらも積極的に活用したい機能です。

〇投稿頻度は1日1回の投稿

1日に2回以上投稿すると、「過剰な投稿」として、ユーザーの反応率が低下するという事例があります。

1日1回を目安に投稿を心がけましょう。

〇投稿へのコメントは即レスする

コメントがあった場合はすぐにレスを返します。顧客をファンにさせる上でコミュニケーションが最も重要です。

3-6.「いいね」のリクエスト

ここでおさえておきたいのは、「いいね」のリクエストは、自社のサービスや商品に興味・関心を持っている可能性が高いユーザーだけにしましょう。

「いいね」のリクエストをしすぎてしまうことで、Facebookのアルゴリズム上アカウントの評価が下がり、結果として友達のフィードに表示されずらくなってしまいます。

〇「いいね」リクエストのやり方

Facebookページのホーム画面の「…」をクリックして「友達を招待」をクリックします。すると、招待できる友達が一覧表示されますので、そこから選択してリクエストができます。

4.集客のためのFacebook運用法

もしここまでを読んで、『Facebookページの更新方法を見直してみようかな・作ってみようかな』と思われた方がいらっしゃったら、私がお伝えしたい『Facebook運用』の主なポイントは、以下の3つです。

  • 宣伝ばかりの投稿をしない。
  • プロフィール欄を常に最新情報にする。
  • 1日の投稿は2回未満。

4-1.Facebook運用のコツ① 宣伝ばかりの投稿をしない

セールの告知しかしないアカウントなど、『宣伝ばかりの投稿』であるとお客様に敬遠されてしまう傾向があります。

TVでスポーツ中継を見ている時やYouTubeで動画を見ている時に、やたら宣伝が入ってきて、その広告主についてあまり良い印象を抱かなくなってしまったことはありませんか?それと同様です。

宣伝だけでお客様との距離感を縮めることも難しいので、たまには『いかにも宣伝という内容ではない投稿』をしてみましょう!

例えば、以下のような内容はどうでしょうか?

  • 店舗(企業)の創業エピソード
  • 店舗(企業)のコンセプト(スピリット)
  • お客様とのエピソード
  • 業界のマメ知識(お客様からよくある質問のQ&A)

なお、Facebookは他のSNSに比べて文字をたくさん投稿できるので、基本的には文字(テキスト)中心の投稿が望ましいのですが、たまに写真だけの投稿をすると、「いいね!」されやすいという傾向もみられます。

「飲食店⇒料理や食材」「美容室やネイルサロン⇒髪形やネイル」「観光業⇒風景」などの写真を文字を使わず投稿してみるといいかもしれません。道端の花の写真などでもいいですよ。

4-2.Facebook運用のコツ② プロフィール欄を常に最新情報にする

Facebookはweb検索時に比較的上位に表示されるので、『プロフィール欄を常に最新情報にする』ことも重要です。

これは特に店舗で多いのですが、住所や電話番号、定休日が変わったにもかかわらず、Facebookのプロフィール欄の情報を更新していなかった為、『クレーム』になるというケースが多々見受けられます。

「HPには新しいものが書いてあるじゃないか」と言いたくなるかもしれませんが、お客様の側からすると、「店舗の公式アカウントなのに…」と思うでしょう。お客様に『不信感』を与えないよう、プロフィール欄は常に最新のものにしておきましょう。

4-3.Facebook運用のコツ③ 1日の投稿は2回未満

今まで散々更新しないことはいけないことだという論調できましたが、Facebookの場合、『更新しすぎても逆効果』になります。

Facebookは、Twitterのような実況中継型のSNSではなく、どちらかというと日記型に近いSNSなので、1日に4回も5回も投稿すると、煩わしさを感じさせてしまいます。

Facebookの最適な更新頻度に関しては、さまざまな意見もあるかと思いますが、投稿が『週5回』以上になると、頻度が上がるごとに反応が減っていく傾向が見られるというデータもあります。情報は多い方がいい世の中ですが、Facebookの場合は、投稿数を『1日に2回未満』にした方が良いでしょう。

5.Facebookで集客を成功させるコツとは?

ここまでは、Facebookページの概要やほかのSNSとの違いについて説明しました。Facebook運用で得られる成果を高めるためには、次の3つのコツを知っておくのも大切です。

  • ターゲットを明確にする
  • 顧客とのコミュニケーションを意識する
  • 必要に応じて有料広告を掲載する

5-1.ターゲットを明確にする

Facebookで集客する場合、まずはターゲットを明確にすることが大切です。

それは、Facebookページに魅力的な投稿をして「いいね」や「コメント」を集めてファンを増やせても、結果的に集客につながらなければ、購入や契約に結びつきにくいからです。商品やサービスを販売したい層にしっかりアピールできれば、集客力を高めるとともに売上を伸ばしやすくなるでしょう。

ターゲットを設定する際は、年齢や性別、居住エリアや職業、興味や関心といった項目から、商品やサービスを販売したい層を絞っていきます。

たとえば、地域の特産品を使ったスイーツをエリア限定で販売する場合、「〇〇県に住む25歳の女性で職業はOL。スイーツが好きで新しい商品が出たら一度は試すようにしている」のように、具体的な人物像(ペルソナ)を設定するのがおすすめです。

ペルソナを意識した投稿をすることでターゲット層の興味や関心を高められれば、集客数を増やしやすくなるでしょう。

5-2.顧客とのコミュニケーションを意識する

設定したターゲット像に沿って投稿を続けていると、顧客から「いいね」や「コメント」といった反応が得られるようになります。「いいね」には返信できませんが、コメントに対して返信することで顧客と双方向のコミュニケーションがとれるので、こまめにチェックすることが大切です。

投稿を継続すれば顧客を集めやすくなりますが、顧客とのコミュニケーションを意識したFacebookの運用をすればリピーターを増やすことにつながります。

顧客の信頼感を高められれば、安定的に売上を維持できるでしょう。

ただし、企業によっては膨大な顧客数を抱えているため、すべての投稿に返信するのは難しいかもしれません。ユーザー同士のコミュニケーションの場としてコメント欄を運用するという手法もあるので、企業の方針にあわせてFacebookをうまく運用できるようにしておきましょう。

5-3.必要に応じて有料広告を掲載する

日々の投稿や口コミだけでは、情報が届く範囲が限定的になります。そのため、必要に応じて有料広告を掲載し、より多くのユーザーに企業の情報を届けることも覚えておきましょう。

Facebook上で利用する広告のことを「Facebook広告」といいます。すでに企業のFacebookページでも、新商品の発売情報やキャンペーン情報といった内容を宣伝しているかもしれません。しかし、Facebook広告は、Facebookページに投稿する宣伝とは違い、ほかのユーザーのアカウント上に表示される広告であるという特長があります。

また、Facebook広告には、「リンク広告」や「動画広告」、「カルーセル広告」など、多種多様な広告が用意されています。企業が何をどのようにアピールしたいかによって選ぶべき広告が変わりますが、得られる効果を正確に予測するのは難しいので、まずは複数の広告を試してみて効果が高そうな手法に力を入れていくのがおすすめです。

広告費は、表示回数クリック数に応じて所定の広告料を支払う仕組みになっています。支払った広告費に対して得られるリターンも考慮しながら、適切な広告を選べるようにしておきましょう。

6.まとめ

今回は企業がFacebookを活用して集客を高めるコツや注意点、Facebook集客に成功した企業の事例について説明しました。

Facebookを運用してから効果を感じるまでには、ある程度の期間がかかるかもしれません。ここで説明した内容を参考にして、ユーザーの興味や関心を高める投稿を続けて集客力を高められるようにしておきましょう。

【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?