【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

今回は、ディープリンクについてご紹介いたします。

ディープリンクとはインターネット上でお客様にストレスをかけないために知っておきたい機能です。

意味やメリット、実例紹介をしているこの記事を読んでディープリンクについてマスターしましょう。そして、実際に役立てることでコンバージョン率を上げていきましょう。

1.ディープリンクとはなにか?

ディープリンクとは、Webページやスマートフォンアプリからアプリの特定コンテンツへ移動するリンクのことです。

ディープリンクは元々、あるWebサイトのページから他のWebサイトのページやコンテンツに直接リンクすることを指して使われている言葉でしたが、近年になってスマートフォンやアプリの利用が増加したことに伴い、現在利用されているような意味へと再定義されました。

例えば、あるアプリにディープリンクを設定すると、そのディープリンクから他のアプリの特定のコンテンツに移動することができます。

これまでは、リンクを選択してもApp StoreやGoogle Playなどアプリのダウンロードページに移動するだけでしたが、現在ではアプリ内の特定のページやコンテンツに直接リンクさせることが可能です。

今や、スマーフォンは日常生活に欠かせないものとなっていますが、スマートフォンは各アプリを起動して利用するのが一般的です。

しかし、あるアプリを使っていて別のアプリを使いたくなった場合、いちいちホーム画面に戻ってアプリを起動させるのは意外と手間がかかります。

そういったときにディープリンクがあるとアプリからアプリ、Webサイトからアプリといったように直接リンクできるため、スムーズにスマートフォンを利用することができるのです。

1-1.ディープリンクの仕組み

ディープリンクを行うための技術の中には“Custom URL Scheme”や“Universal Links”という技術があります。

“Custom URL Scheme”の場合ディープリンクを踏むと、当該アプリがすでにダウンロードされていればアプリが起動します。アプリを開く時には「アプリを開きますか?」といったダイアログが表示され、それを許可するとアプリが開く仕組みです。

また、アプリをインストールしていない場合は、アプリは起動されません。未インストールの場合リンクを踏むとアプリのストアに飛ぶこともありますが、起動には別途設定が必要となります。

一方のUniversal Linksも基本的に仕組みは同じです。こちらは、HTTPもしくはHTTPS のURLをアプリと紐付けることでアプリの起動などが行えます。

例えば、「https://example.com/news/index.html」というリンクが設定されている場合、このリンクを踏むとアプリがインストールされていればアプリが起動します。Custom URL Schemeとは違ってアプリの起動にあたって特にダイアログが出てくることはなく、そのまま起動されます。また、アプリをインストールしていない場合は、URLによって指定されているページやコンテンツに飛ぶことになります。“Custom URL Scheme”や“Universal Links”はあくまでもディープリンク技術の中の1つです。

2.ディープリンクのメリット

直接、ユーザーをスマホアプリの特定のコンテンツページへ誘導できるディープリンクですが、利用にあたり、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、ディープリンクのメリットを3つに分けてご説明します。

2-1.ユーザビリティが向上する

スマホアプリの被リンクに関わらず、ユーザーは「無駄な手間」や「自分に関係ない作業」を嫌います。後ほど説明する「TwitterのTwitterカード」や「FacebookのApp Links」などを利用し、ディープリンクを設定することで、ユーザーは直接アプリのコンテンツページに移動することができます。

例えば、特定の動画や機能を紹介する表示を見たユーザーであれば、被リンクを遷移した結果、その特定コンテンツページに移動できればノンストレスですよね。以前までは、アプリのTOPページやストアページに遷移していたので、ユーザーに小さなストレスがかかっていたのです。

2-2.アプリのコンバージョンアップが期待できる

アプリのあるコンテンツをユーザーに訴求して、アプリの新規登録や流入につなげるディープリンク。ディープリンク登場以前までは、アプリストアやアプリのTOPページに遷移していたところ、ユーザーに訴求している特定ページにすぐ誘導できるため、ユーザーのモチベーションを損ねることなく、コンバージョンまで繋がりやすくなると考えられます。

アプリによって、コンバージョンやその過程として設定しているプロセスKPIは異なるとは思いますが、事業の最終目的でもあるコンバージョンがアップするのは、ディープリンクを使用する大きなメリットといえます。

2-3.一つひとつのアプリの機能をシンプルにできる

前章にて、スマホアプリは原則として「一つのアプリにひとつの機能性をもたせる」ことをお伝えしました。「このアプリは何をするためのアプリなのか?」をわかりやすくユーザーに理解してもらい、普段使いしてもらえるよう、このようなシンプルな機能性がユーザービリティ向上のために重要なのです。

ディープリンクが登場したことによって、関連する別アプリへとユーザーをこぼすことなく誘導することが容易になりました。「メインの機能の軸が異なるので別アプリとしてリリースしているが、関連して利用してもらいたい」アプリがある場合、ディープリンクを利用し、一つひとつのアプリ機能をシンプルに保つことができるのです。

3.ディープリンクの事例

ディープリンクは様々な企業から展開されています。ここでは、それらの具体例として以下の4つを紹介します。

3-1.Google

GoogleではAppIndexingと呼ばれるディープリンク機能を展開しています。

AppIndexingを利用することで、Webサイトとアプリを紐づけることができ、Googleの検索結果にアプリを表示させることができます。このアプリをインストールしていない場合は、インストールをおすすめすることができ、アプリへの導線を作ることも可能です。

また、Googleの検索結果にアプリのディープリンクが表示されることで、アプリページに直接アクセスしてより細かい情報を確認できるメリットもあります。

3-2.Apple

AppleからはUniversal Linksというディープリンクサービスが展開されています。

Universal Linksの特徴の1つが、URLの末尾についている文字列(スキーム)が不要である点です。このスキームが不要となると、1つのURLがあれば、アプリをインストールしている人にはアプリ内のコンテンツに直接移動させ、インストールしていない人にはWebサイト上の同じコンテンツを開かせるという、それぞれに向けた動きをさせることができます。

3-3.Facebook

FacebookではApp Linksというディープリンクサービスを展開しています。このApp Linksを利用すると、Facebookへの投稿にアプリへのリンクを含めることができます。

例えば、あるアプリを紹介する投稿をしたとすると、そこにディープリンクを設定することで、Facebook上からそのアプリの特定のページにアクセスすることができるというわけです。

利用にあたっては、アプリのコンテンツがWebサイトにも公開されていること、そしてURLスキームを使っていること、という条件があるので注意してください。

3-4.Twitter

Twitterが展開するディープリンクサービスTwitter Cardsは、ツイートにURLがある場合、URLの概要やリンク先の画像を表示することができるというものです。以前はツイートの詳細表示のページに行かなければURlの概要や画像は確認できませんでしたが、現在ではタイムライン上からでもツイートと一緒に確認することができます。

また、Twitter Cardsにはいくつかの種類があり、その中の1つにはアプリのダウンロードに導くことができるものもあります。

4.おわりに

ディープリンクとは、スマホアプリの特定ページにユーザーを直接遷移させる仕組みのことです。現在、スマホでアプリを利用するのが当たり前となり、アプリ数は飽和状態となり、なかなか新規アプリが拡大しにくくなっているともいわれています。

ディープリンクはユーザーをダイレクトにアプリへと誘導するため、ユーザビリティの向上が見込め、記事でご紹介したGoogleやFacebook・Twitterといったスペースで有効的にユーザー獲得できる重要な機能であります。

ぜひ、スマホアプリ運営者はディープリンクの技術を活用し、さらなるユーザー獲得を目指

してみてください。

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