【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

新しいSNSとして人気となったClubhouse。日本国内では2021年1月に爆発的な人気を誇りました。しかしながら、そのブームは長続きしませんでした。

そもそもClubhouseはアメリカ発のツールでありながら、アメリカでの認知度は低いといわれています。しかしながら、日本では第一次ブームが去ってもさまざまな場面へ活用できるなど、実用化に動きがあります。

そこで、この記事ではClubhouseの概要を振り返り、今後の実用化の内容などをご説明します。企業のマーケティングに有益な使い方があるかもしれませんので、ぜひ、参考にしてください。

Clubhouseとは?

Clubhouseとは音声SNSです。つながりのあるユーザー同士で自由な会話を楽しんだり、会話をしなくても傍聴を楽しんだり、ルームに飛び入り参加したり、さまざまな楽しみ方があります。

ただし、ClubhouseはTwitterやInstagramとは異なり、招待制です。すでにClubhouseのユーザーになっている人から招待されなければClubhouseを利用することができません。1人あたりの招待枠も2名までとなります。

また、誰かを招待するにはスマートフォンのアドレス帳に電話番号が載っている人に限られています。プロフィール欄には誰を招待した、誰から招待されたというのがわかるようになるため、人のつながりが見えるのも特徴的です。

なお、アドレス帳をもとに招待されることから、リアルなつながりがある人同士で楽しむSNSともいえるでしょう。

Clubhouseが一気に人気となった理由とブームが終焉した理由

Clubhouseが日本で一気に人気となったのは、2021年に入ってすぐのことでした。その後数週間は話題になり、ワイドショーなどでテレビ番組でも取り上げられるほどでした。

そこまで爆発的な話題性や人気を誇ったのは、コロナ禍が影響していると考えられます。コロナ禍により極力外出を控えた人、リモートワークとなった人、オンラインでの学習になった人など、身近な人とも接する機会が少なくなりました。

そのような背景から人とのつながりを持ちたいと考えてClubhouseを始めた人も多いでしょう。また、一度でいいから使ってみたい、流行り物に取り残されたくないという心理から人々の欲求にマッチしたと考えられます。芸能人も使用していたことも話題になったため、興味をもった人は多かったのではないでしょうか。

しかしながら、Clubhouseの人気は長続きしませんでした。新たなSNSとはいえ、意外に流行りに取り残されるほどではなかったと感じた人、聞き手を意識しすぎて疲労感を感じた話し手などが増えたのでしょう。

端的にいえば、Clubhouseにログインしなくても不安にならない人が多くなったと考えられます。これも少し考えれば容易に想像がつきます。1日で何時間も雑談することは少ないわけです。仮に孤独感を解消するために入室した部屋で疎外感を味わえば、無意味なものになります。

このような理由が重なって、Clubhouseは第一次ブームが過ぎ去りました。

Clubhouseの日本とアメリカでの使い方の違い

Clubhouseは当初、アメリカでの認知度がそこまで高くありませんでした。しかし、2021年2月4日にマーク・ザッカーバーグ氏がClubhouseで定期的に開催している、「ザ・グッドタイムショー」にイーロン・マスク氏とヴラッド・テネフ氏が登場したことで話題になりました。

また、アメリカでは有名人のトークショーやDJイベント、演劇などのさまざまな用途でClubhouseが活用されています。シリコンバレーのテック系や起業色が強く、それらを好む人々が積極的に利用しているようです。

日本でも芸能人や有識者によるルームも多いですが、多くは一般人のルームです。どちらかというと日本ではコミュニケーションツールのひとつとして活用している印象です。しかし、アメリカではビジネス目的や学習目的で利用するユーザーが目立っています。

ブームが落ち着いても実用化への転換期?

Clubhouseの第一次ブームは去りましたが、実用化の動きもでています。特に企業の採用活動において、実用化に向けた動きがあります。

オープンな社内雑談

採用を行う企業が就職(転職)を希望する人に、社内の雑談を配信する動きがみらます。特に新卒者はコロナ禍の影響からオンライン採用が主流となり、社風がわからないなどの弊害が生じました。裏を返せばオンライン採用では企業側も社風を伝えることができなかったわけです。

そこでClubhouseから社員同士のトークを配信して、生の声を求職者に伝える動きもでています。音声は動画と異なり大掛かりな編集が不要であり、コストをかけずに社風を表現する場がつくれます。よって、Clubhouseの活用は企業の採用活動においても費用対効果が高いといえます。

インタビュー番組

採用の場面でもうひとつ有効な活用方法としては、インタビュー番組の配信があります。公開インタビューのような番組を制作して、求職者、社員、人事関係など幅広い視聴者が参加すれば、色々な意見も飛び出します。

また、インタビューということで話し手も視聴者の代わりに質問するというスタンスからリラックスして臨めます。社外の人も参加すれば自社との関係性を感じられるなど、変わった魅力も感じるでしょう。

セッション

複数の企業の人事担当で共同のルームをつくって配信する取り組みもあります。企業同士の相性や関係性が良いときは、合同で開くことにより多くのフォロワーを集めることが可能です。

実際にサイバーエージェント、アトラエ、マネーフォワード、リンクアンドモチベーションが合同での配信を行っています。

今後もClubhouseに注目していこう

Clubhouseは音声のSNSとして一時期、人気が爆発しました。ブームは一旦、過ぎ去りましたが、実用化に向けた動きもあります。今後、どのように活用されていくのか未知な部分はありますが、注目していきたいところです。

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