【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

SNSが世の中に浸透して早10年を迎えます。その間、様々なSNSを使ったプロモーションが行われ、失敗や成功を繰り返しながら現在も活用されています。

今回は、SNSを使ったプロモーションが成功するために必要なポイントと実際に上手くいった事例を紹介します。自社でSNSプロモーションをするときの参考にしてください。

1.SNSプロモーションが注目される理由

先ずはSNSプロモーションに注目が集まっている理由について考えていきましょう。その答えはSNSが持つ特性にあります。それは、SNSがプロモーションの主な目的である「ブランディング」や「認知向上」に不可欠な要素を持っているからです。

SNSとプロモーションに高い親和性があることを理解した上でアプローチしてください。

1-1. 多くのアクティブユーザーを持つ

現在、日本で知名度のあるSNSサービスは、「Facebook」「Twitter」「Instagram」「LINE」の4つです。これらのサービスのアクティブユーザーは、

・Facebook…約2600万人

・Twitter…約4500万人

・Instagram…約3300万人

・LINE…約8000万人

となっています。認知度を向上させるためには、より多くの人が目にする場所で発信しなければいけません。そこでSNSは活用するのにうってつけというわけです。

また、ブランドイメージを一度だけアピールしても定着するとは考えにくいので接点を増やすことも重要です。SNSならば、1日に複数回利用するヘビーユーザーの割合が非常に多いためより効果的です。

1-2.拡散力が強い

SNSは情報が拡散されやすいのが特徴です。Facebookの「シェア」やTwitterの「リツイート」、Instagramの「ハッシュタグ」を通して、友達に教えたい情報を1クリックで広めることができます。これにより人から人へ情報が伝達し、バズったのがいくつもあります。

こうして自分達が直接アプローチしていないユーザーに対しても影響を与えることができるので、サービスの浸透に役立つのがSNSなのです。

2.これだけは押さえておきたいSNSプロモーション成功に必要な3つのポイント

プロモーションにSNSが効果的であることが分かったので、続いては施策を成功に導く際に意識すべきことをご説明していきます。

しかしながら、現在は多くの企業が参入しているため単にアカウント作って拡散するだけでは上手くいきません。そこで重要なのが徹底したユーザー目線です。

ユーザーが思わず拡散したくなるよう施策にするためのポイントを紹介します。

2-1. ユーザーの参加意識を高める

広告や他のメディアとSNSが異なるのが主体がユーザーにある点です。ユーザーが体験したり、参加したりする企画がSNSキャンペーンでは好まれる傾向にあります。

そのため、「自分の投稿した動画がフォトコンテストで選ばれる」「自分の投稿したデザインが実際に商品化される」といった当事者意識を高められる施策やキャンペーンを打つとユーザーが参加しやすくなります。

2-2.100円の賞品でもユーザーは参加する

キャンペーンのプレゼントが高額であればユーザーにとって魅力的なキャンペーンに移るかといえば、そうではありません。

キャンペーンに関する意識調査によると、「5人に10万円相当の賞品が当たる」といった当選確率が低そうなキャンペーンよりも「応募者全員が100円相当の賞品がもらえる」「100人に5,000円相当の賞品が当たる」のような、当選確率が高い方が好まれやすい傾向にあります。

たくさんのユーザーに参加してほしいのではあれば、高額な商品よりも「自分にも当たるかもしれない」と思わせるキャンペーンの方がいいでしょう。

2-3.応募方法は簡単に

どんなに魅力的なキャンペーンでも応募方法が面倒だとユーザーにとって参加する壁は高くなります。

キャンペーンに関する調査によると、過去に「当選賞品が欲しいものであったが、応募を辞めたことがある」ユーザーは約60%で、理由として多かったのは「応募フォームの入力が面倒だった」「応募条件に満たなかった」が上位を占めました。

例えば、元ZOZO社長の前澤友作氏の10万円プレゼントキャンペーンはアカウントのフォローとリツイートだけで参加資格が得られます。それくらい気軽な方が参加しやすいので情報も拡散され、認知度も向上していくのです。

3.SNSプロモーションが成功した事例

それではユーザーが思わずSNSへシェアやSNSキャンペーンに参加したくなる企画とはどのようなものでしょう。

この章では実際に成功したSNSプロモーションの事例を紹介していきます。自社の企画に役立てるか見てみてください。

3-1.Twitter鬼ごっこ 麒麟 グリーンラベル

KIRINは、「端麗グリーンラベル」のキャンペーンでハッシュタグ「#イインダヨ」を付けて投稿し、30分以内に公式アカウントから「#グリーンダヨ」と返信されなかった人にプレゼントがもらえる企画をTwitterで実施しました。

公式アカウントの「おに」から逃げ切った人の中から抽選で毎日100名に端麗グリーンラベル350ml缶6本パックがプレゼントされるという面白さと商品が当たりやすい企画です。結果は、稿数は3万件超、キャンペーン参加者は1万6千名超と大きな反響を呼びました。

参加者からも「面白そうだから参加してみた」「もう1回企画してほしい」といった声が上がるほど好評でした。

3-2.渋谷の街頭ビジョンで投稿した動画が放映される

大手ケーブルテレビのJ:COMは、“もののけ”キャラクター「ざっくぅ」と一緒に踊っている動画を、10代~20代の若者の間で大人気のSNS「TikTok」に投稿するキャンペーンを実施しました。

ハッシュタグ「#もののけついてんね」を付けて投稿された動画の中から、「いいね」が最も多く付いた動画と、最も「ざっくぅ」と仲がよさそうに見える動画が選ばれ、渋谷のスクランブル交差点の街頭ビジョンで放映させるという企画も連動させました。

すると900件もの応募があり、TikTokユーザーにキャンペーン参加のメリットを感じさせる企画となりました。当時TikTokでは「#広告で有名になりたい」というハッシュタグが流行していたので流行に乗っかりたいという心理を見事に突いたのが成功の要因です。

3-3.ソフトバンク 「ケータイ代一生無料キャンペーン」

参加ハードルが低い成功例として挙げられるのがソフトバンクのFacebook開設1周年キャンペーンです。当選した1名に一生分(正しくは43年分)のケータイ代金が当たるというもので、高額の景品が当たるチャンスなのに参加条件はFacebookで「いいね!」をするだけととても簡単。しかもソフトバンクユーザーでなくても参加可能という気軽さです。

最終的に15万ものいいねを集め、一大キャンペーンとして成功を収めました。金額のインパクトもありますが、応募の手軽さも重要であるといえる例です。

3-4.大塚製薬 「ポカリおくってあげなきゃ。」

大塚製薬の人気商品「ポカリスエット」で行ったキャンペーンも参加しやすいものでした。それは、ポカリスエットを通して心が温まったエピソードをSNSで投稿すると、そのエピソードがCMの題材になるというもの。

募集していたのがTwitterとFacebookの二つのSNSです。片方だけだとアカウントを持っていないと新たに作るのが面倒ですが、二つのSNSであればどちらかのアカウントさえあればいいので参加へのハードルが低くなります。

SNSが普段の生活に溶け込んでいるのを上手に活用して始めたキャンペーンといえるでしょう。

4.最後に

いかがでしたでしょうか。大手・有名企業だけでなく、中小企業でも実施されるケースが増え、プロモーションの手段として当たり前になってきたSNSキャンペーン。

SNSの主役はユーザーです。そのため、企業から一方的に発信される広告はSNSユーザーに嫌われる傾向があります。

SNSキャンペーンを実施するには、ユーザーが思わず参加したくなるような面白いSNSキャンペーンを企画していきましょう。

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