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オンラインショッピングを楽しんでいると以前気になって見たことのある商品や自分の好みにマッチした商品の広告が表示された経験はありませんか? こうしたユーザー一人ひとりに最適なタイミング、最適なクリエイティブを動的に表示する広告をダイナミック広告といいます。

今回はネット広告では当たり前となったダイナミック広告について詳しく解説をしていきますので是非ご覧ください。

1.ダイナミック広告とは

改めてダイナミック広告とは、リターゲティング広告の一種で、過去に見たけど買わなかった商品や、関連する商品の情報を動的に配信出来る広告の事です。商品に限らず、例えば求人サイトなら過去に見た求人情報、不動産サイトなら過去に見た物件情報を配信できます。

実施するためには、通常のリターゲティング広告でも必要なタグに加え、データフィードを用意する必要があります。

ダイナミック広告を配信出来るサービスとしては、Google(GDN)、Yahoo!(YDN)、Facebook(Instagramへの配信も可能)、LINE、Twitterなどがあります。

2.ダイナミック広告の特徴

ダイナミック広告の特徴は以下の4つです。

・広告クリエイティブが自動的に生成される

・ユーザーごとに表示される情報が異なる

・ユーザーと広告のマッチ度が高くコンバージョン率の向上が期待できる

・一つの広告に複数の商品やサービスを表示させることができる

複数の商品やサービスの広告クリエイティブを作成すると静的なディスプレイ広告だと大きな手間がかかります。しかし、ダイナミック広告はユーザーのウェブサイト上の行動履歴を基に一人ひとりに合った高校を表示できるのがメリットです。

3.ダイナミック広告のしくみ

ダイナミック広告を表示するしくみには「データフィード」と「タグ」が非常に重要な役割を担っています。この章ではどのようなしくみでダイナミック広告が配信されるかを説明します。

3-1.ユーザー行動を媒体に送信し、コンピュータ学習を促進する「タグ」

一般的に広告のタグとは、ページに埋め込むコードのことです。ユーザーがそのページを訪問すると、タグがユーザー情報やユーザーが閲覧した商品情報を媒体に送信します。

ダイナミック広告では、タグを介して取得したデータを基にコンピュータが学習をし、コンバージョンを最適化して広告主の望むアクションをとる可能性が高い人にリーチできるよう広告を生成するのです。

3-2.クリエイティブのソースである「データフィード」

データフィードには大きくわけて2つの役割があります。一つは、クリエイティブのソースになる点です。ダイナミック広告ではデータフィードのカラム情報を元にクリエイティブが作成されるため、データフィードの設計をしっかりと行うことが重要となります。

また、タイトルや訴求ポイントが効果的に表示されるようデータフィードのチューニングを実施するとクリエイティブ調整で効果を高めることができます。

3-3.レコメンドの精度を高める「データフィード」

データフィードのもう一つの役割がレコメンドの精度を高めることです。ダイナミック広告ではデータフィードを元にレコメンドする商品が選定されます。

広告プラットフォームはデータフィードから、ユーザーが見た商品を探して表示する仕組みです。データフィードには、必ず含めなければいけない「必須項目」、出来れば機械学習のために入れておいてほしい「推奨項目」があり、より多くのデータを提供することでコンピュータの学習を促します。

学習の最適化が進むことでレコメンドの精度が向上し、広告効果の改善に繋がるのです。

4.ダイナミック広告の種類

ダイナミック広告にはいくつも種類があります。この章では広告の種類を紹介しますので自社のサービスや商品にあったものを選んでください。

4-1.Facebook・Instagramダイナミック

Facebookが提供するダイナミック広告で、Facebook IDを基に “人ベース”の高精度なターゲティングや、豊富な属性情報や行動データを基にした独自のレコメンドアルゴリズムです。

配信先も豊富で、広告の目的に応じてFacebook、Instagram、Audience Network、Messengerに配信します。これらの配信先は手動で設定する以外にも、プラットフォームのアルゴリズムにより最適なパフォーマンスが得られる可能性が高い場所にも配信されます。

Instagramへは、Instagramフィード、そしてInstagramストーリーへ配信が可能です。

4-2.Criteo広告

Criteo広告は、高い技術を誇るCriteoエンジンによる学習と日本のオンラインユーザーの92%をカバーしているとされる最大規模の消費者行動データベースによる高度なマッチング技術が特徴のダイナミック広告です。

Yahoo! JAPANの広告枠をはじめ、世界中の多数の広告ネットワークと提携しており優良な配信先を多く有しています。

4-3.LINE Dynamic Ads

LINE Dynamic AdsはLINEが提供するダイナミック広告です。

日本において圧倒的なユーザー数かつ幅広いユーザー層をもつLINEに広告を配信できるためFacebookやTwitterなど他の媒体で接触できない層に対してリーチできるという強みです。

LINE公式アカウントの友だちやブロック中の友だちへの配信や広告識別子を活用した広告も配信できます。2019年6月にはプロスペクティング配信が可能となり、購買ユーザーや自社の顧客に類似した未接触ユーザーへ配信できるようになっています。

4-4.Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)の動的ディスプレイ広告

YDNの動的ディスプレイ広告は、ahoo! JAPANのトップページやYahoo!ニュースなどのサービスほか、提携サイトに配信できるダイナミック広告で、2019年2月にリリースされています。

掲載面・利用者数が多いことから、他のダイナミック広告と比較しても多くのインプレッション数を獲得できるためCPMを抑えた配信が期待できるのが特徴です。また、サイトを指定した配信など他プラットフォームにない運用が出きるのも魅力です。

4-5.RTB HOUSE

RTB HOUSEは、粒度の細かな要素レベルの情報を判断/判別するディープラーニング型の学習技術を活かしたダイナミック広告配信です。サービス提供開始は2017年の7月と比較的新しいサービスですが、効果の高さが評判を呼び、サービスを拡大しています。

CriteoやGoogleダイナミック広告など他のダイナミック広告との併用で、相互のエンジンの学習に影響を与え、精度が高まることで成果に繋がる点が特徴です。

4-6.SmartNews Dynamic Ads(SmartNewsダイナミック広告)

SmartNews Dynamic Ads(SmartNewsダイナミック広告) は、SmartNewsのタイムライン上に、アイテム単位でユーザーの興味・関心に合わせた配信ができるダイナミック広告です。

ニュースアプリとして日本最大のユーザー数を誇るSmartNews内に記事に自然に溶け込む形(ネイティブ広告)で、ユーザーの行動履歴に合わせて広告クリエイティブが自動で配信されるため、スタティック(静的)広告と比較して高いCTRやCVRが期待できます。

4-7.Googleショッピング広告(旧:商品リスト広告、PLA)

Googleショッピング広告とは、ユーザーが検索したワードに連動して表示される「検索連動型広告」のひとつです。

Google検索、Googleショッピング検索、Google画像検索の検索結果画面のユーザーの目の止まりやすい位置にテキストと画像による広告が掲載されるためクリック数が高くEC事業者の間で非常に人気の高い広告メニューとなっています。

また、下記の三つが特徴です。

・画面における占有度が非常に高く、テキストと画像(写真)によるクリエイティブで視認性が高い

・商品やサイトの知名度にかからわず、ユーザーに商品をアピールすることができる

・購入意欲が高いユーザーに対して、検索結果に広告を表示することができる

4-8.Googleダイナミック広告(Google動的リマーケティング、GDR)

Googleダイナミック広告とは、過去のサイト訪問者やアプリ利用者、見込み客に対し、ユーザーごとにカスタマイズされた広告を動的に配信して、見込み客の獲得や販売につなげるダイナミック広告です。

Google広告の商品レコメンデーションエンジンによって、ユーザーの行動履歴や属性、データフィード内の商品の関連性を評価し、コンバージョンにつながる可能性が最も高い商品を広告配信面やユーザー毎に最適化しています。

既存顧客向けの動的リマーケティングと新規顧客獲得向けの動的プロスペクティングが用意されているのが特徴です。

5.さいごに

ここまでネット上で広告を打つ際に外せないダイナミック広告について解説をしました。各広告の種類や特徴、ダイナミック広告の特性を把握して効果的な広告を打ってください。

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