【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

Instagram ストーリーズとは、24時間で自動削除されるスマートフォンフルスクリーンの写真や動画のフォーマットです。これはアプリを開いた際に最上部に表示されます。ユーザーはフィードにしっかり投稿するほどではない何気ない瞬間をシェアしたり、コミュニティのストーリーを見て楽しんでいます。

現在、ユーザーが10億を超えたInstagramの中でも約2億5000万人ものユーザーが毎日 Instagram ストーリーズを閲覧・投稿している人気コンテンツとなります。今回は Instagram ストーリー広告(以下ストーリー広告)の活用法とベストプラクティスについて紹介したいと思います。

1.Instagramストーリーズとは

2017年3月1日、Instagram社はストーリーズ内に広告提供を開始するというアナウンスを正式に発表しました。それ以降、特に女性などをターゲットとした企業がこぞって広告を配信しているのが、ストーリーズ広告です。

Instagramの人気と相まってどんどんと企業が広告を配信しており、今やSNS広告に欠かせないほどの存在感です。

1-1.24時間で消える「ストーリーズ」

従来の記録に残していくタイプの投稿とは異なり、写真や動画を投稿してから24時間以内に消えてしまうというものです。24時間以内に投稿が消えるSNSは「エフェメラルSNS」と呼ばれており、代表的なものがSnapchat、Snow、そしInstagramストーリーズです。

投稿には、スタンプやハッシュタグをつけたり、落書きをすることも可能です。他のユーザーのストーリーズ投稿はトップ画面上部に表示されているので、24時間以内の投稿であればいつでもチェックすることができます。

2.Instagramストーリーズの特徴

一般ユーザーの投稿の間に表示されるため、自然とリーチできるのが特徴です。他にも広告として認識されにくく、訴求内容やブランドイメージを自然と伝えられ、比較的流れが速い中でも見逃されにくい広告です。

興味のないユーザーは右または左にスワイプすることで飛ばせるのでユーザビリティを阻害せず、ネガティブな印象を与えにくいのがメリットとえいます。そして縦長フルスクリーンならではの没入感を与えられるので見やすくなっています。

2-1.縦長のフルスクリーン表示で没入感のあるコンテンツを届けられる

今までの正方形や横長の表示形式とは異なり、ストーリーズは縦長です。フルスクリーンでスマートフォンの画面をジャックできるため没入感があり、ブランドの世界観を伝えるには最適なフォーマットだと言えるでしょう。

2-2.通常の投稿は「よそいき」、ストーリーズは「日常」

ストーリーズがどのようにユーザーの中で位置づけられているかも押さえておきましょう。今までのInstagramは、「非日常的でフォトジェニックな写真を投稿する場」として位置づけられていました。ここでは、フィードの統一感や写真のクオリティが高いかどうかが重要視されます。

しかし、ストーリーズの登場によってフィードの統一感や写真のクオリティなどを気にせず、どんなユーザーでも気軽に投稿ができるようになりました。日常の何気ないシーンやタイムラインには投稿しないような写真や動画が、ストーリー上ではよく見かけられます。

つまりユーザーは、通常の投稿は「特別な写真のみを投稿する場」として、ストーリーズは「日常の何気ないシーンを投稿する場」として使い分けているのです。

2-3.広告の種類が多い

2021年1月現在、ストーリーズ広告、写真広告、動画広告、カルーセル広告、コレクション広告、発見タブ広告の6種類があります。これらから自社に合った活用しやすい広告を選ぶことができます。

2-4.若い世代や女性にリーチできる

Instagram広告は、メインユーザーである10~20代の若い女性を中心に、30代以降の女性や若い男性にアプローチするのに向いています。基本的に、写真映えのする商材を持つ業界(ファッション、化粧品、美容、食品・飲料、飲食、観光など)との相性が良いといえます。

2-5.細かくターゲティングでき、さまざまな課金方式がある

Instagram広告では、年齢、性別、ユーザーの興味関心、ライフスタイル、居住地、学歴といった細かいターゲティング設定が可能なため、自社のターゲットにより近い層にリーチできます。

また、課金方式にもCPM、CPC、CPI、CPVの4種類があり、広告出稿の目的が認知拡大なのか、ECサイトなどへの誘導なのかなど、目的に合わせて選ぶことができます。

3.ストーリーを活用したInstagram広告の国内事例

ここで、実際にInstagramのストーリーズ広告を活用した国内事例を5つご紹介します。

3-1.ANA

日本を代表する航空会社であるANA(全日本空輸)には、所属アスリートであるフィギュアスケートの羽生 結弦選手や競泳の瀬戸 大也選手をはじめ、多くの社員アスリートが在籍しています。

そのANAが、2020年の東京オリンピックに向けた1年前キャンペーンとして、Instagramでストーリーズ広告を展開しました。

内容は、国籍や性別、障がいの有無を問わずさまざまな人々を描いたもので、同社が目指す「すべてのひとに優しい空」を訴求しています。

3-2.ダイキン工業

エアコンでおなじみダイキン工業では、若年層へのブランド認知向上のために人気クリエイターを起用してストーリーズ広告を展開しました。

エアコンは、買い替えサイクルが長く、自分で購入する機会があまりない若い年代向けのプロモーションに、若年層ユーザーの多いInstagramと人気クリエイターを組み合わせて登用したといいます。

ストーリーズ広告のインタラクティブ機能である「アンケートスタンプ」の機能を活用したクイズ形式を採用し、「湿度コントロール」という若年層に関心度が高いわけではないテーマを、ユーザーが楽しみながら参加できるインタラクティブストーリーズ広告に落とし込むことに成功しました。

3-3.VISA JAPAN

クレジットカードを主とする決済事業を手がけるVISAの日本法人VISA JAPANは、18~25歳のヤングミレニアル世代に向け、支払い金額がその場で口座から引き落とされるVisa デビットカードの認知向上を目的としてInstagramのストーリーズ広告を展開しました。

アスリートを起用し、「Visaが使えるお店ならどこでも使え、使ったらすぐに利用通知が届くので、お金の管理にも便利、現金感覚で使える」というメリットを訴求。

ストーリーズの縦長フルスクリーンの画面スペースを活かし、上下に二分割したレイアウトでインパクトのあるクリエイティブを採用しています。

3-4.Green

求人サイト「Green」を運営するアトラエは、Greenへの会員登録、求人応募の促進を目的として、アンケートスタンプを活用したストーリーズ広告を展開しました。

転職にあたり、重視するのは成長と自由のどちらか?といった選択肢を用意し、ユーザーが気軽にコミュニケーシを取れる手法としてアンケートスタンプを採用。テキスト量を最小限に抑え、パッと見ただけで理解できるようにクリエイティブが工夫されています。

3-5.バイトル

日本最大級のアルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」を運営するディップでは、アプリのインストール数向上を目的として、Instagramのストーリーズ広告を展開しました。

フィードとクリエイティブを共用できる新機能「フルスクリーンサポート」を活用し、フィード用に展開していた1:1の静止画をストーリーズに展開。より少ない手間で、Instagram内のさまざまな配置に広告を展開することに成功しています。

4.まとめ

ーザーはストーリーズへの投稿が気軽に行える点に魅力を感じています。閲覧する際の心理状態もとてもリラックスしていると考えられるため、コミュニケーションを取るには良い状態でしょう。

ストーリーズ広告には現在、インタラクティブな機能として「アンケート機能」がリリースされています。積極的に活用して、プロモーションを成功させましょう。

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