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新年になり、「仕事で成果を出したい」「資格取得に向けて勉強を頑張りたい」と決意を新たにしている方も多いのではないでしょうか。しかし、目標の立て方が分からなかったり、途中で挫折してしまったりすることも少なくありません。そこで今回は、挫折しない目標の立て方を紹介します。

マンダラチャートを使った目標設定の方法や、詳しい使い方などもまとめました。これから新しい目標を設定する方は、ぜひ参考にしてください。

https://ferret-plus.com/3027より画像引用)

1.マンダラート(マンダラチャート)とは?

マンダラートとは仏教に登場する曼荼羅(マンダラ)模様に由来するもので、曼荼羅とアートを組み合わせた造語のこと。

曼荼羅模様のようなマス目を作り、そのマス目一つ一つにアイデアを書き込むことで、アイデアの整理や拡大などを図り、思考を深めるものです。紙と鉛筆さえあればできるため、手軽な発想法・思考法としてさまざまなシーンで活用されています。

投手と打者の二刀流で世界にはばたいた大谷翔平選手は、花巻東高校時代にマンダラートを使って今後どうなりたいかといった夢に対する思考を整理し、実行に移しています。

マンダラートのアプリが開発されるなど、活用範囲は今後さらに広まると考えられるでしょう。

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2.マンダラートの例

マンダラートは、紙を数枚と筆記用具を準備することで作成できます。

  1. 紙に縦3マス×横3マス、合計9マスのマス目を書く
  2. 中心のマス目に、これから思考や発想を深めたい課題を書き込む
  3. 課題を書いたマス目の周りのマスに、課題に関連した語句を思いつくままに記入
  4. 9マスすべてを埋めたら、課題以外の8マスの中から1マスを選択し、そのマスに記入されていた語句を別紙に書いたマンダラート中心のマスに転記
  5. 新しいマンダラートは③の手順に戻り、そこから繰り返す

「❶❷❸❹」「❸❹」「❸❹」という手順で何度も反復することで、思考を深めていきます。

〇考案者:今泉浩晃(ヒロ・アートディレクションズ代表取締役)

マンダラートの技法を考案したのは、(株)ヒロ・アートディレクションズ代表取締役である今泉浩晃氏。

桑沢デザイン研究所に所属していた今泉氏ですが、そこを出てからデザインコンサルタントとしてさまざまな領域とデザインとを融合させた独特の価値観でムーブメントを起こしたのです。

今泉氏は、「人間社会のあらゆる問題は、デザインの手法で解決できる」とし、

  • グラフィックデザイン
  • 商品のデザイン
  • 経営のデザイン

といった領域のデザイン化を進め、最終的にたどり着いたのが、思考のデザインでした。この領域で今泉氏が1987年に考案したのが、マンダラートです。

3.マンダラートの効果

立命館大学建築系の大学生や大学院生の100名を対象とした特性要因図・ポジショニング法などを含む19の手法を比較した、マンダラートの効果に関する報告があります。それによると、

  • 手法自体が使いやすい
  • アイデアの量が増える
  • アイデアがブラッシュアップできる
  • 意見の共有、組み合わせが可能

といった4つの効果が確認されています。

さらに、自分の考えを絵で表現し、マインドマップと併用することで、よりマンダラートの効果を高めることができることも分かっています。

マインドマップは、情報の整理だけでなく、記憶や集中力、直感などにも大きな影響を与えるとされている発想術。絵を用いるため、児童にも簡単にできるのが特徴です。

実際、国語指導の際、マインドマップによって情報の理解や整理をする土台をつくり、それをマンダラートに変換した結果、自分の思考を視覚的に整理・分類しやすくなったという報告もあります。

3-1.なぜ目標達成できるのか?

マンダラートによって目標が達成できる最大の理由は、自分が問題意識を持っていることに関して、その実現のための具体的なアクションが分かること。私たちは、頭の中でさまざまなことを考えていますがマンダラートを活用すると、

どんなことを考えているのか

優先すべきものは何か

思考漏れはないか

といったことを視覚的にチェックできます。マンダラートを用いれば、問題解決や夢の実現のためのアクションプランに、思考を整理しながらどんどん近づけるのです。それが、マンダラートで目標が達成できる理由といえます。

4.大谷翔平選手が作った目標達成シートはビジネスシーンでも活用できるのか?

大谷翔平選手がつくったら目標達成シート「マンダラチャート」は、もちろんビジネスシーンでの活用も可能です。ここではマンダラチャートをビジネスシーンに活用できる理由や、ほかのシーンで活用できるシートの作り方などを見ていきましょう。

4-1.ビジネスシーンに活用できる理由

目標達成とは、「なりたい自身の未来像を明確にすること」。本来、目標とは誰かに強要されて取り組むものではなく、自己決定、自己管理のもとで立てるものです。

自分で目標を立て、一人ひとりが主体性を持てばおのずとモチベーションや生産性の向上につながります。これは大谷翔平選手に代表するスポーツの世界に限った話ではなく、ビジネスのシーンでも同じです。

4-2.ビジネスに活かす目標達成シートの作り方

一言でビジネスシーンといっても、目標達成シートの活用フィールドは多岐にわたります。ビジネスにおいて目標達成シートを作成する例は、下記のとおりです。

  • 問題を解決するシートとして活用:仕事上発生した問題を解決する
  • アイデアを生み出すシートとして活用:新たなアイデアを創出する
  • TODOリストとして活用:日々のタスクや進捗を管理する

4-3.①問題を解決するシートの作り方

具体的なシートの作り方をひとつずつ見ていきましょう。

マンダラチャートを「問題解決シート」として活用する場合、中心のマスに「解決したい問題」を置きます。続いて、周囲にその問題を解決するために必要な要素(人・物・お金・時間・スキル・設備など)を書き出して、解決方法や手順を整理するのです。

こうしてマンダラチャートを活用すると、問題点をより論理的に深堀りできます。

4-4.②アイデアを生み出すシートの作り方

マンダラチャートは新たなアイデアを生み出し、新商品開発につなげる手法としても有効です。

たとえば中心に「新商品のコンセプト」を記入し、続いて周囲の8マスに開発で必要な要素を書き出していきます。それから現行商品の不満点や要望、商品開発にかかる原料や原価、費用や技術などを書き出していくのです。

これにより既存アイデアを俯瞰して見られるため、新しいアイデアや現行品の強み・弱みなどが見えてくるでしょう。

4-5.③TODOリスト用シートの作り方

マンダラチャートはTODOリストとしても活用できます。中央に目標とするタスクを書き込み、周囲にはその目標を達成するために必要な詳細タスクを書き出すのです。その際、それぞれのマスにタスクの内容だけでなく期限を書き込んでおくとよいでしょう。

これにより、タスクに優先順位を付けられます。完了した詳細タスクをひとつずつ塗りつぶしていけば、進捗状況も一目で分かるでしょう。

5.挫折しない目標を立てるための4つのポイント

ここでは、挫折しない目標を立てるためのポイントを4つ紹介します。

〇小さい目標から設定する

目標達成に向けたTODOリストを作成する際は、小さいタスクから設定するようにしましょう。大きなタスクばかりを設定すると、達成の難易度が上がり挫折しやすくなってしまいます。

また、タスクを小さくしてひとつずつ着実に達成していくことで、達成感を得られます。それによって、モチベーションアップにつながるでしょう。

最終的な目標は大きなものでも構いませんが、やる気をキープしながら目標を達成するために、中間目標やTODOのタスクは小さなものを設定しておくことをおすすめします。

〇達成できる目標にする

大前提として、達成できない目標を設定するのはNGです。最終的な目標の達成までには多くの中間目標がありますが、その中に達成できないものがあると途中でつまずいて全体の目標達成までのプロセスが失われてしまいます。

そのため中間目標を立てる際は、内容や達成期間をチェックして「本当に達成できるか」をしっかり検討しましょう。

〇目標に優先順位をつける

目標を立てようと考える際は、ひとつだけではなく複数の目標が思い浮かぶことがあります。そういった場合は、目標に優先順位をつけて取り掛かるものを絞っていくことが大切です。

複数の目標を同時に達成しようとすると、すべてに中途半端に取り組んでしまい、結局何も達成できなかったという事態になりかねません。

そのため、達成したいことがいくつもある場合は「最も重要度が高いものは何か」「自分が今一番達成したいものはどれか」といった観点で優先順位をつけましょう。優先度が最も高い目標を達成した後で、その他の目標に取り掛かることをおすすめします。

〇定期的な見直しを行う

目標の達成に向けて進んでいるときには、定期的に行動計画や達成期間などを見直しましょう。入念に計画を立てたとしても、自身を取り巻く環境の変化によってやるべきことが変わったり、設定した期間内での達成が難しくなったりすることがあるからです。

周りの環境が変わっていない場合でも、見直すことで「道筋がずれていないか」「達成できていない中間目標はないか」といったポイントをチェックできます。

ひと月に一度などの頻度で行動計画を見直し、柔軟に軌道修正をしながら最終目標の達成を目指しましょう。

6.新たな目標を立ててビジネスにつなげよう!

今回は、マンダラチャートを中心とした目標の立て方について紹介しました。目標は高ければ高いほど良いわけではなく、しっかりと達成できる現実的なものを設定する必要があります。無理をして高い目標を立てると、挫折にもつながりかねません。

これから新たな目標を設定したいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしながら現実的かつ明確な目標設定をしてみてください。

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