【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

2022年のTwitterでは、数多くの新機能がテスト・リリースされており、変革が見られた1年でもありました。こうした変遷の中で、はたしてTwitter企業アカウントとユーザーとの関わり方にどのような影響があったのか?

今回は、株式会社ネオマーケティングが発表した「Twitter企業アカウントに関する調査」を取り上げて解説していきます。

Twitterの企業アカウントを運用する方にとって非常に興味深い内容になっておりますので、是非とも最後までご覧いただければ幸いです。

尚、本記事で参考にさせていただく調査の概要は以下の通りです。

  • 調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート
  • 調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20歳以上69歳以下の男女、且つTwitter企業アカウントをフォローしている人
  • 有効回答数:2,500名 ※クオーターサンプリング
  • 調査実施日:2022年12月6日(火)~2022年12月8日(木)

引用元:「Twitter企業アカウントに関する調査」|ネオマーケティング

1.Twitterの利用状況

〇主要SNSの中でも利用率が高い

画像引用元:「Twitter企業アカウントに関する調査」|ネオマーケティング

まず、SNSの利用状況についての調査結果を見てみると、Twitterは他のSNSと比較して利用率が高い水準にあることがわかります。

日本ではSNSの先駆け的な存在であるTwitterですが、2022年現在でもYouTubeや主要な連絡ツールにとして利用されるLINEと肩を並べるほどのシェアを誇っていることがわかります。

〇高年層の利用率も高くターゲット層が広い

50代60代
TikTok10.5%7.5%
Instagram34.9%26.3%
Twitter42.0%32.2%

年齢層が上がるにつれて利用率が下がる傾向にあるTikTokやInstagramに対し、Twitterは高年層の利用率も高い水準にあることがわかります。

YouTubeやLINEの利用率にはやや劣りますが、その分Twitterは高い拡散力を持つため、幅広いターゲット層に向けた発信に適していると言えるでしょう。

複数の公式アカウントを運用している場合に、例えばターゲットの年齢層が高めの商品やサービスではTwitterでの発信に力を入れるなど、SNS媒体を使い分けることも効果的です。

〇Twitterの利用目的・行動からわかること

次に、Twitterにおけるユーザーの利用目的・行動から最新の傾向を探っていきましょう。

画像引用元:「Twitter企業アカウントに関する調査」|ネオマーケティング

Twitterでフォロー経験があるアカウントの種別を見てみると、全体の64.6%のユーザーが、企業アカウント及びブランドアカウントをフォローしていることがわかります。

特に、

  • 20代:66.2%
  • 30代:72.3%
  • 40代:66.3%

と30代を中心に高い割合を誇っており、上記世代では3人に2人のユーザーは企業アカウント及びブランドアカウントをフォローした経験があるということになります。

特にTwitterは、投稿・閲覧の軽便性や情報の拡散力に優れるため、セールやキャンペーン情報を積極的に発信することで、お得な情報を求めるフォロワー獲得に期待することができるでしょう。

〇人気の企業・ブランドアカウントのジャンルは「食」にまつわること

画像引用元:「Twitter企業アカウントに関する調査」|ネオマーケティング

フォローしたことのある企業やブランドのアカウントのジャンルとしてあてはまるものをお聞きしました。上のランキングは、上位10項目のみを表示しています。

「芸能界・タレント」が36.1%でトップとなり、そこにわずか0.9ポイント差の35.2%で「食品」が続きました。Twitterユーザーにとって「食品」関連のアカウントは、「芸能界・タレント」とほぼ同様に関心のあるジャンルであることがわかります。

3位以下も、際立って割合が少ないジャンルも無く比較的均等に票が分散しました。

〇利用目的から注目したいキーワードは「情報の鮮度」と「話題性」

画像引用元:「Twitter企業アカウントに関する調査」|ネオマーケティング

Twitterを利用している理由の上位は以下のようになっています。

「最新の情報を取得するため」53.2%

「話題や流行情報を取得するため」43.8%

「キャンペーンなどに参加するため」40.5%

「有名人の発信をみるため」35.1%

「友人や知人とコミュニケーションするため」28.0%

まず、過半数の割合を占めた「最新の情報を取得するため」からは、ユーザーが最新の情報を目的にTwitter検索やおすすめ投稿を閲覧していることがわかります。

また、2位の「話題や流行情報を取得するため」から、「最新の情報」をさらに「最新の話題」に掘り下げることもできるでしょう。

一方で、同じく情報収集を目的とした「仕事関係の情報を収集するため」と答えた人が少ないことから、明確なジャンルでの最新情報を求めているのではなく、世間の話題を知りたいという漠然とした行動目的も浮かび上がってきます。

こうした背景から、企業がTwitterアカウントを運用する上では、「情報の鮮度」や「話題性」が重要なキーワードになると考えられます。

発売前の新商品の情報リリースや、トレンドワードをコンテンツを取り入れるなど、情報スピードを早めることでユーザーの注目を惹きつけることが効果的でしょう。

2.企業が取り入れるべきポイント

前述した「Twitterを利用している理由」では、Twitterキャンペーンが引き続き効果的であることを紹介させていただきました。

次に本項では、Twitterキャンペーンを取り入れるポイントについて、ユーザーアンケートの調査結果を踏まえて解説していきます。

2-1.フォロワー獲得を狙う

Twitterキャンペーンを活用する際に、最も効果に期待できるのがフォロワー獲得です。

画像引用元:「Twitter企業アカウントに関する調査」|ネオマーケティング

上記の「企業または商品アカウントをフォローしたきっかけ」の調査結果では、「キャンペーン参加目的:44%」が最も高い割合を占めており、Twitterキャンペーンが企業アカウントをフォローするきっかけになっていることがわかります。

キャンペーンを実施する際には、「フォロー」「いいね」「リツイート」などの参加条件を設定することができるので、まずは「フォロー」を積極的に採用することで、フォロワー獲得を図るといいでしょう。

また、3位に入っている「個人の投稿やリツイートで興味を持ったから:29.1%」もポイントで、一般ユーザーの投稿から認知されてフォロワー獲得につながることもわかります。

これらの調査結果から、Twitterキャンペーンでは、「フォロ-」そして「リツイート」を条件に採用した「フォロー&リツイートキャンペーン」を実施することで、フォロワー獲得=顧客獲得を目指していくことをおすすめします。

2-2.キャンペーン終了後のフォロワー離脱に対策を

画像引用元:「Twitter企業アカウントに関する調査」|ネオマーケティング

「フォローを解除しない:66.1%」となっており、3人に2人はキャンペーン終了後もフォロー解除しないことがわかります。

少なく見積もっても、Twitterキャンペーンをきっかけに増えたフォロワーの半数は獲得できるということになりますが、できればもっと多くの獲得フォロワーを維持したいところです。

そこで、フォロワー離脱の効果的な対策を探るべく、「フォロー解除しなかった人の理由」に注目していきましょう。

画像引用元:「Twitter企業アカウントに関する調査」|ネオマーケティング

「Twitter内でのキャンペーン終了後、フォロー解除しない理由」を見てみると、「またキャンペーンがあったときに参加したいから:43.2%」が圧倒的な割合を占めていることがわかります。

「アカウントフォローのきっかけ」でも上位を占めたように、Twitterユーザーの多くは企業アカウントにお得なキャンペーンの実施を求めているようです。

これらの背景から、フォロワー離脱の対策としては、定期的にキャンペーンを実施することが効果的だと言えるでしょう。

具体的には、

毎月1回など、キャンペーンを定例化する

「キャンペーン第○弾」のように、シリーズ化して継続的な開催であることを示す

次回の開催予定を設定して終了時にアナウンスする

などが挙げられます。

過去の発信内容の蓄積から“お得な情報が得られる企業アカウント”であることが伝われば「フォロー解除=お得なキャンペーン参加の機会損失」という認識によりフォロワー離脱を最小限に防ぐことができるでしょう。

また、「その企業やブランドの情報が欲しいから:15.8%」「その企業やブランドを好きになったから:9.1%」も一定数を占めているため、商品紹介の投稿なども可能な限り高い頻度を維持するように努めましょう。

2-3.ユーザーにとって魅力的な景品を第一に

画像引用元:「Twitter企業アカウントに関する調査」|ネオマーケティング

キャンペーンを実施する際に重要となるのが景品選択です。

上記の「Twitterキャンペーンに参加または応募した目的」の結果からわかるように、「景品がほしいから:71.8%」「クーポンや割引などお得な情報がほしいから:61%」が目的の大半を占めており、ブランドへの興味に関連する回答とは倍近い差があることがわかります。

ある程度の顧客(フォロワー)をすでに獲得しているブランドでは新商品を景品にして販促を図ることも有効ですが、フォロワー獲得を目指す段階ではユーザーにとって魅力的な景品であることを第一に検討しましょう。

また、景品が決まったら当選人数や個数を吟味することも重要です。

景品の規模はユーザーの参加意欲に直結するため、「現実的に当選を狙える」と思ってもらえるような当選人数を予算の中で調整していきましょう。

参照:「Twitter企業アカウントに関する調査」|ネオマーケティング

4.まとめ

本記事では、最新のTwitterマーケティングについて「Twitter企業アカウントに関する調査結果」から注目すべきポイントなどを解説させていただきました。

Twitterマーケティングで注目すべきポイントとして、

  • 高年層を中心に利用率が高くターゲット層が広い
  • 企業アカウントのフォロー率は高く、「食」が人気ジャンルである
  • 「情報の鮮度」と「話題性」が発信のキーワードである
  • Twitterキャンペーンは引き続き効果的である

といった点を取り上げさせていただきました。

また、Twitterキャンペーンを取り入れる際のポイントについてもTwitter企業アカウントを運用する際のご参考にしていただければ幸いです。

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